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第70回菊花賞(JpnI)
2009年10月25日(Sun) 京都芝3,000M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 スリーロールス 80 好位で切れる脚発揮。距離未知数で不気味。
2 シェーンヴァルト 84 前詰まった前走考慮も折り合いに一抹の不安。  
2 3 フォゲッタブル 84 前走辛うじて3着が現状の実力。今回相手揃う。  
4 トライアンフマーチ 89 決め打ち2着の皐月賞が天井。当てにならない。  
3 5 アンライバルド 91 一瞬の脚は他を凌駕。いかに折り合わせるか。
6 イグゼキュティヴ 75 同世代相手でも惨敗。上積み皆無では厳しい。  
4 7 ヤマニンウイスカー 79 前走出遅れた後ヤラズ負け。変わり身は十分。
8 アントニオバローズ 84 切れる脚皆無。前から離されると追いつけない。  
5 9 リーチザクラウン 87 徹底的にマークされる立場。決して楽ではない。
10 キングバンブー 78 異色のダート戦経由。相手関係からして無理。  
6 11 セイクリッドバレー 84 元々中山で走る馬。位置取りも当てにならない。  
12 セイウンワンダー 88 長距離にも目処立ったが勝ち負けまでは微妙。  
7 13 キタサンチーフ 76 昇級戦で返り討ち。前につけるだけでは苦しい。  
14 イコピコ 90 決め手強烈。直線ヨーイドンならまず負けない。
15 ポルカマズルカ 78 札幌3戦は超スロー。距離慣れだけでは辛い。  
8 16 ナカヤマフェスタ 85 積極策で快勝も所詮は条件馬相手。過信禁物。  
17 アドマイヤメジャー 83 出遅れ後方の前走度外視。長く使える脚評価。
18 ブレイクランアウト 95 外回して迫った前走秀逸も57kgで長距離辛い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 春のクラシックは茶番劇・末脚一本で頂上極めるイコピコ
■予想構築

 ウオッカ、ディープスカイ、そしてロジユニヴァース。今年も菊花賞にダービー馬が出てこない。マイラーであるウオッカとディープスカイの不参戦は分かるが、ロジユニヴァースの不参戦は逃げたとしか思えない。勝ち時計が2分33秒7という異質なダービーだったからこそ、ロジユニヴァースには菊花賞の舞台で改めて強さが問われるべきだった。ダービー馬である一方、皐月賞14着馬でもあるのだから。

 ロジユニヴァース(=今年のダービー)の真価はダービー2着&皐月賞13着馬リーチザクラウンで代替されることになりそう。ダービーはジョーカプチーノの玉砕逃げを除けば実質先頭。神戸新聞杯は正真正銘の先頭。しかしいずれも2着。ラジオNIKKEI杯2歳Sの時がそうだったが、逃げ馬はマークされると何一つ良いことがない。但しリーチザクラウンが神戸新聞杯でマークした上がり3ハロンは34秒8で、後ろから突き刺すのは簡単ではない。だからこそ一層イコピコの脚が際立つ。軸はイコピコで決まり。

 リーチザクラウンは直線平坦で3コーナー過ぎから助走が付く京都は走りやすい条件。後ろから行った前走は本来の姿ではないアドマイヤメジャー、一応は皐月賞馬で神戸新聞杯を経由しているアンライバルドが押さえ。穴はプリンシパルSや白百合Sでイコピコと差の無い競馬、前走出遅れたところでヤラズモードに切り替わったヤマニンウイスカー、「伝説の新馬戦」4着、前走先行しつつ上がり3ハロン33秒6の脚で圧勝、距離未経験が逆に不気味なスリーロールス。

◎イコピコ
○リーチザクラウン
▲アドマイヤメジャー
△アンライバルド
☆ヤマニンウイスカー、スリーロールス


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■馬券構築

 イコピコ1頭軸の3連複流し。

[3連複] イコピコ−リーチザクラウン−アドマイヤメジャー 10%
[3連複] イコピコ−リーチザクラウン−アンライバルド 10%
[3連複] イコピコ−リーチザクラウン−ヤマニンウイスカー 10%
[3連複] イコピコ−リーチザクラウン−スリーロールス 10%
[3連複] イコピコ−アドマイヤメジャー−アンライバルド 10%
[3連複] イコピコ−アドマイヤメジャー−ヤマニンウイスカー 10%
[3連複] イコピコ−アドマイヤメジャー−スリーロールス 10%
[3連複] イコピコ−アンライバルド−ヤマニンウイスカー 10%
[3連複] イコピコ−アンライバルド−スリーロールス 10%
[3連複] イコピコ−ヤマニンウイスカー−スリーロールス 10%


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