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第26回マイルチャンピオンシップ(GI) 2009年11月22日(Sun) 京都芝1,600M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | エヴァズリクエスト | − | − | 遠征経験豊富で実績もあるが速い時計は不安。 | |
2 | トレノジュビリー | 差 | 88 | 素質はありそうだが結果出ず。乗り替わり頼み。 | ||
2 | 3 | マルカシェンク | 追 | 92 | 前走は出遅れ&外差し嵌った感。ムラ駆け傾向。 | |
4 | カンパニー | 差 | 98 | 過去2年惜敗も今回相手軽過ぎて相対的上位。 | ◎ | |
3 | 5 | スマイルジャック | 追 | 93 | マイルGIなら折り合いの心配無し。後は力関係。 | |
6 | ファイングレイン | 差 | 94 | 昨年と違い前走は休み明け。まだ叩き足りない。 | ||
4 | 7 | アブソリュート | 差 | 92 | 前走外伸び馬場を内通って制すも京都でどうか。 | |
8 | フィフスペトル | 差 | 84 | 成績尻すぼみ。スワンS使って鞍上強化も苦戦。 | ||
5 | 9 | キャプテントゥーレ | 先 | 95 | 相変わらず稽古は動く。速い流れの対処カギ。 | △ |
10 | スズカコーズウェイ | 差 | 90 | 溜めて切れる脚ある。馬体絞れれば巻き返しも。 | ☆ | |
6 | 11 | ザレマ | 先 | 89 | 前につけて粘る力増幅。時計通り走れば通用。 | ○ |
12 | ヒカルオオゾラ | 先 | 93 | 同コースの持ち時計一番。速さだけは認めたい。 | ▲ | |
7 | 13 | マイネルファルケ | 先 | 87 | 逃げに近い先行馬。京都外回り凌ぐのは困難。 | |
14 | ストロングガルーダ | 先 | 85 | 前走は積極策が裏目。差してどこまでやれるか。 | ||
15 | サプレザ | − | − | 58kg背負いGI勝ちも直線競馬でアテにならない。 | ||
8 | 16 | サンカルロ | 差 | 85 | 前走久々にしても案外。突き抜ける脚が無い。 | |
17 | ライブコンサート | 差 | 92 | 安田記念5着もその後イマイチ。京都悪くないが。 | ||
18 | サンダルフォン | 先 | 89 | 末脚強力も展開頼み。前が止まらないと苦しい。 |
■レース展望 現役最強馬に連勝した矜持・引退戦で強さを示すカンパニー |
■予想構築 毎日王冠、天皇賞秋と連勝してここでも勝利を収めた'06年のダイワメジャーは記憶に新しい。今年はカンパニーが毎日王冠、天皇賞秋と連勝してここに挑む訳だが、何となく不安を感じる。その最たる理由は「脚質」。ダイワメジャーは'06年・'07年と連覇を果たしたのだが、そのいずれも1分32秒7で先行押し切り。対してカンパニーはどうか。'07年・'08年と良い脚を使って微妙に届かず。 カンパニーが毎日王冠、天皇賞秋と連勝出来たのはカンパニーの実力とは別にもう一つ、ウオッカという強力な目標がいたことにもその要因がある。少なくとも毎日王冠は典型的なマーク競馬。今回はカンパニーと外国馬を除けば概ねGIIIレベル。こんな低レベルの相手を目標にして大丈夫か?差し馬の頼りなさは先週のエリザベス女王杯で実感したばかり。 しかしそうとは言っても他に勝てそうな馬が見当たらない。ということで消去法的にカンパニーが軸。これに勝てそうな馬はおそらく前で競馬をする馬。確固たる逃げ馬がいないし、ある程度前が楽が出来そうだから。1,000M通過56秒8のハイラップを押し切った京成杯オータムハンデは勿論、外差し優勢の富士Sで先行してコンマ1秒差のザレマがやってくれそうな予感。同一厩舎2頭出しは人気薄を狙え、って誰が言い出したんだろう。 ヒカルオオゾラもどうだろう?昨年の朱雀Sで今回と同じコースを先行して1分32秒5。京成杯オータムハンデは位置取り中途半端&4コーナーで周りが壁、カシオペアSは速さが削がれる馬場&展開。仕掛けどころの難しい馬だが、キンシャサノキセキやダノンパッションといったクセのある馬をあっさり勝たせたスミヨンに乗り替わるだけに期待してみる。キャプテントゥーレは流れが標準レベルに落ち着けば、稽古の良さも手伝って踏ん張れるかもしれない。 関屋記念でヒカルオオゾラやキャプテントゥーレを破ったスマイルジャックはカンパニーに対して2連敗で勝負付けが済んでいる。マイネルファルケは押し出されるようにして先頭に立たされるだろうから旨味がない。外国馬はエヴァズリクエストが時計不安で切り、サプレザもGI勝ちとは言っても直線競馬、それも牝馬限定戦、更に人気先行ということで切り。 最後に穴馬の検討。マイルチャンピオンシップにおける穴馬はスワンS組に在り。タイキトレジャー、リキアイタイカン、ギャラントアロー、シンボリグラン、そしてファイングレイン。コイツらは過去10年でスワンSを経由してここで8番人気以下で3着に食い込んだ穴馬さん達です。今回怪しさ満点なのはスズカコーズウェイ。京王杯スプリングCを勝ってからの3戦はいずれもプラス体重。今回はCWコースで長めを目一杯に追われた。京都は3戦連続連対中だし、実に怪しい。怪し過ぎて逆に買いたくなくなってくる。 ◎カンパニー ○ザレマ ▲ヒカルオオゾラ △キャプテントゥーレ ☆スズカコーズウェイ ■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築 カンパニー1頭軸の3連複流し。 [3連複] カンパニー−ザレマ−ヒカルオオゾラ 20% [3連複] カンパニー−ザレマ−キャプテントゥーレ 20% [3連複] カンパニー−ザレマ−スズカコーズウェイ 20% [3連複] カンパニー−ヒカルオオゾラ−キャプテントゥーレ 20% [3連複] カンパニー−ヒカルオオゾラ−スズカコーズウェイ 10% [3連複] カンパニー−キャプテントゥーレ−スズカコーズウェイ 10% |