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| 第18回中日スポーツ賞ファルコンS(GIII) 2004年6月13日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (混)[指定] |
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| 着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
| 1 | 8 | 16 | キョウワハピネス | 牝3 | 54.0kg | 安田康彦 | 1.09.5 | − | 426kg(-2) | 10 | |
| 2 | ○ | 5 | 10 | シルヴァーゼット | 牡3 | 57.0kg | 池添謙一 | 1.09.6 | 1/2 | 504kg(+4) | 3 |
| 3 | 5 | 9 | ナムラビッグタイム | 牡3 | 58.0kg | 中舘英二 | 1.09.6 | ハナ | 500kg(-2) | 4 | |
| 4 | ◎ | 4 | 7 | ローランジェネルー | 牡3 | 56.0kg | 幸英明 | 1.09.7 | クビ | 494kg(-6) | 7 |
| 5 | 3 | 6 | マルカキセキ | 牡3 | 56.0kg | 長谷川浩大 | 1.09.7 | アタマ | 506kg(+2) | 14 | |
| ■各種レース指標 (天候：晴、馬場：良) |
| ハロンタイム 12.0 - 10.5 - 11.2 - 11.6 - 11.8 - 12.4 上がり 4F 47.0 - 3F 35.8 3コーナー (*9,10)(8,7,15)13(1,3,11,12,16)14(2,6,4)5 4コーナー (*9,10)15(7,16)(8,13)(1,3)(6,4,11)14(2,12,5) |
| ■レース回顧 大外回しも計算のうち・伏兵キョウワハピネスが押し切りＶ！ |
| ■レース解説 タイキバカラがスタートで置かれる。ナムラビッグタイム、シルヴァーゼット、フェミニンガールが先頭を窺う。ローランジェネルーはこの直後を追走。タイキバカラは馬群を掻き分けながら徐々にポジションを上げていく。ムーヴオブサンデーは中団より後方に構える。ナムラビッグタイム先頭、シルヴァーゼット2番手、ミルフォードスバルとキョウワハピネスが大外を回って直線に向く。コーナリングを生かしナムラビッグタイムがリードを広げにかかるが、シルヴァーゼットも徐々に接近。内からローランジェネルーも詰め寄るが、大外に持ち出したキョウワハピネスが渋太く伸びてこれらをまとめて交わす。 ■レース回顧 ハズレ。展開読みもさることながら、ローカル最終週の予想は難しい。(´・ω・`) 馬場が荒れる最終週に行われる一戦らしく、後方から外を回しそうな差し馬には注意を払っておく必要がある。これは今回のキョウワハピネスの他にも'01年ルスナイクリスティ(18番枠)、'02年サニングデール(11番枠)等の例がある。福島牝馬Sの展望で「ローカル最終週は外差し一気」と説いたばかりだったが、今回に限ってすっかり忘れていた。今後の予想戦略に生かしたい。 キョウワハピネスは好スタートを切りながら無理には行かず、中団に控えて進出の機を窺っていた。動き出したのは3コーナーを過ぎた辺り。他馬に干渉されないとはいえ、距離損をモロに受ける大外を自信満々で回し、直線でも馬場の良い外を通って終いもしっかり伸ばした安田騎手の判断が光った。ヤマニンアルシオンがゲート入りを散々嫌がり、他の馬がゲート内で何分も待たされた中にあって、キョウワハピネスだけが外で待っていたというのはラッキーだった。 軸馬ローランジェネルーは予想していたより前につけていた。ナムラビッグタイムをすぐ前に見ながら手応え十分で直線に向いたのをみて勝ち負けになると思ったが、前の馬が踏ん張り通して交わせなかった。荒れた内へ進路を取って差し込んだのが微妙に影響したのかもしれない。ただ幸騎手の乗り方には何ら問題はなく、むしろ好騎乗だったように思う。 ナムラビッグタイムは先行争いで他馬に絡まれなかったのが好走に繋がった。直後でマークに入ったシルヴァーゼットに僅かながら屈したが、斤量差を考えれば上出来。シルヴァーゼットは申し分ないレース運びができていたが、追い出されてから少々モタれていた。 タイキバカラはスタートこそまずまずだったが、前の馬に挟まれて後ろに下がってしまった。とりあえず押し上げに入ると度々前が支えてゴーアンドストップ状態。3コーナー手前で完全に前が塞がる不利を受けた。力負けでないことは確かだが、クリスタルCは他が行かなかったことでスピードをフルに生かせる展開だった。行きたい馬が沢山いるレースではまた今回のようなことになりかねない。 ムーヴオブサンデーもそれほど良いスタートではなく、後方からレースを進める形となった。無理に押し上げることなく、脚を溜めて3コーナーから動き出す作戦に出たが、上位馬に比べて悠長なレース運びになっていたのは否めない。直線で詰め寄っていただけにやや勿体無い敗戦。 |