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第1回福島牝馬S(GIII)
2004年4月25日(Sun) 福島芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (牝)(混)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 シルクサンライズ 93 一昨年のカブトヤマ記念2着。先行策に活路。  
2 シーディザーブス 88 芝では惨敗ばかり。追走段階で既に厳しい。  
2 3 トーセンリリー 85 様々な条件で逃げるも一向に変わらず苦しい。  
4 チューニー 94 差し優勢の前走見せ場無し不満。力足らずか。  
3 5 メイショウバトラー 95 別定替わりも差し優勢の前走粘り込み評価。
6 エリモピクシー 96 追い込み届かず連発は単純に力不足の感。  
4 7 スナークスズラン 90 好走は短距離に集中。突き抜けるモノ無く劣勢。  
8 サンレイフレール 84 格下も末脚強力。福島で外差し一気あり注意。
5 9 マイネヌーヴェル 87 フラワーCのゴボウ抜き鮮烈。いきなりも警戒。
10 ニシノムーンライト 94 重賞の壁に跳ね返される。後手後手で埋没。  
6 11 ヤマニンスフィアー 88 前が速くなれば一発あるも力比べでは見劣る。  
12 オースミコスモ 98 実績上位も斤量は他馬に比べて相対的不利。
7 13 メモリーキアヌ 90 差し込むも見せ場過少。展開向いても足りない。  
14 ノースシェーバー 86 中央転厩後は堅実も芝重賞で通用は疑問。  
8 15 チャペルコンサート 86 昨年以降不振。ダートを挟む荒療法で復調図る。  
16 タマノユウユウ 地元で勝ち負けレベルではとても手が出ない。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ローカル最終週は外差し一気・DID産駒サンレイフレールが突き抜ける
■予想構築

 「牝馬だらけのカブトヤマ記念」と解釈すれば傾向分析も使えそうな感じだが、カブトヤマ記念自体が昨年この時期に移ったばかり。しかも昨年よりハンデ→別定、今年から(父)→(混)と条件まで一変。やはり完全な新設重賞と捉えるのが自然。ということで好き勝手に予想してみる。

 軸はサンレイフレール。福島芝の中距離戦で勝ち鞍があるのは同馬のみ。そこでは4角でもたつきながら外差し一気で突き抜けている。前走も軽く捲りをかけて直線一気に伸びており勢いもある。前に行ききられると脆いが、内が荒れているローカル最終週なら自慢の末脚が冴える。

 相手筆頭はメイショウバトラー。中山牝馬Sでは先行勢が壊滅した中にあって勝ち馬から0秒2差に踏ん張っており、年が明けてからは着実に力をつけている。小倉大賞典を見る限りでは荒れ馬場は寧ろ歓迎。当時より4kg重い斤量の克服が課題。

 単穴はオースミコスモ。中山牝馬Sは前が止まったところを鮮やかに差し切った。斤量が原因で伸び悩むことも無くなったが、今回の57kgは他馬に比べて相対的に重いと言わざるを得ない。前走と同じ乗り方ではおそらく届かないと思われる。

 連下はマイネヌーヴェル。見えないところから飛んできたフラワーCの内容はローカル最終週特有の外差しに少なからずリンクする。当時逃げていたトーセンリリーが流れを作りそうなのもプラス。凡走したのはGIのみで未知の魅力を秘める。

◎サンレイフレール
○メイショウバトラー
▲オースミコスモ
△マイネヌーヴェル


■馬券構築

 サンレイフレールから馬単・馬複併用で流し。同コースでカブトヤマ記念2着があるシルクランライズを抑える。

[馬単] サンレイフレール⇔メイショウバトラー 各20%
[馬単] サンレイフレール⇔オースミコスモ 各20%
[馬複] サンレイフレール−マイネヌーヴェル 10%
[馬複] サンレイフレール−シルクサンライズ 10%


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