HOME > 重賞回顧 > 第118回目黒記念

第118回目黒記念(GII)
2004年5月22日(Sat) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (混)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 15 チャクラ 牡4 56.5kg 柴田善臣 2.30.5 (レコード) 456kg(-4) 3
2   5 10 トレジャー 牡6 55.0kg D.オリヴァー 2.30.5 クビ 510kg(-12) 16
3 2 4 ダービーレグノ 牡6 56.5kg 郷原洋司 2.30.8 1 3/4 460kg(-2) 5
4 8 18 タニノエタニティ 牡6 54.0kg 岡部幸雄 2.31.0 1 1/4 488kg(+2) 9
5   7 14 アイポッパー 牡4 55.0kg 藤田伸二 2.31.0 ハナ 448kg(+2) 1
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:小雨、馬場:稍重)
ハロンタイム 7.1 - 11.2 - 11.3 - 11.4 - 11.5 - 11.5 - 12.2 - 12.4 - 12.6 - 12.9 - 11.8 - 12.2 - 12.4
上がり 4F 49.3 - 3F 36.4
1コーナー 3-(6,16)-(13,11)9,14,4,8(5,17)10(15,18)-2,12-7,1
2コーナー 3=(6,16)-(9,13,11)(4,14,8)(5,17)10,15,2,18-12-7,1
3コーナー 3=9(6,16)(4,13,11)14(10,8)(18,2,15,5,17)12-(1,7)
4コーナー 3=(9,6)(4,13,8)11(10,14)17(18,15)(2,16,5)(1,12)7

■レース回顧 ミスター目黒記念が好アシスト・チャクラがレコード駆け!
■レース解説

 スタートから行く馬は見られず、僅かにニシノサブライムが先頭。1コーナーをカーブしたところでニシノサブライムが後続を離しにかかる。向こう正面に差し掛かったところで10馬身程のリード。ラヴァリージェニオ、ホットシークレットが2番手を追走。ダービーレグノは5〜6番手集団の内ラチ沿い、チャクラは馬群後方の外につける。ニシノサブライムがリードを保ったまま単独で3コーナーを回るが、その差は徐々に縮まっていく。後続はアクティブバイオを先頭にしてほぼ一塊の状態でニシノサブライムに詰め寄る。直線に向き、内からダービーレグノが勢い良く抜け出す。そのまま先頭に踊り出るも差は僅か。外からチャクラとトレジャーが併せの状態で進出。粘るダービーレグノを交わし、2頭が競り合いながらゴール。


■レース回顧

 ハズレ。1着・3着・4着。トレジャーなんて買えません。勘弁してよ…。・゚・(ノД`)・゚・

 ダービーレグノは内で脚を溜めていたこともあり、早めに抜け出そうとしたことを考慮してもやや早仕掛けだったことは否めない。ただ府中の直線で入口から追って3着に粘り込むというのは以前のダービーレグノでは考えられない事で、適性が長距離寄りにシフトしているのは間違いない。アルゼンチン共和国杯辺りでまた期待してみたい。

 チャクラは4コーナーで内を突いて進出。ダイタクバートラムに幅寄せしながらも馬群の直後までやってきたかと思うと、僅かな隙間に躊躇することなく突っ込んで抜け出してきた。2時を過ぎてから、特に重賞で勝負弱さをみせる柴田善臣騎手だが、目黒記念では直近4年で3勝3着1回。前回の重賞勝利は去年の目黒記念。特定の騎手が活躍しているというレースは他にもあるが、ここでは割愛する。

 トレジャーは馬群の真っ只中から外目へ持ち出して進出。当初はジリジリといった感じだったが、ラスト1ハロンを切ったところでオリヴァー騎手がゴーサインを送ると弾けるように伸びてきた。マイルから2,000Mを中心とした使われ方からの脱却が劇走を呼んだようである。こんな馬券獲れるか!と嘆く前に大幅な環境変化は劇走チャンスと覚えておきたい。実は去年の京阪杯でも同様のことを触れていた。

 タニノエタニティは内ラチ一杯に回って追い込んできたが、あと少しのところで脚色が鈍ってしまった。岡部騎手の仕掛けは何ら問題無かっただけに地力が足りなかったと見るべき。シャドウビンテージはラジオたんぱ賞やアルゼンチン共和国杯で有力視してみてサッパリだったので無視したところ、やはりここも見せ場なく沈んだ。アイポッパーは何故1番人気だったのかが分からない。大外から脚を伸ばしていたが、勝ち負けに加われずでは評価に値しない。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.