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第49回産経賞オールカマー(GII) 2003年9月28日(Sun) 中山芝2,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 7 | 8 | エアエミネム | 牡5 | 58.0kg | 蛯名正義 | 2.14.4 | − | 500kg(+2) | 1 |
2 | 8 | 10 | ファストタテヤマ | 牡4 | 58.0kg | 安田康彦 | 2.14.5 | 3/4 | 454kg(+6) | 3 | |
3 | △ | 2 | 2 | メジロランバート | 牡8 | 57.0kg | 菊沢隆徳 | 2.14.6 | 1/2 | 462kg(+10) | 7 |
4 | 4 | 4 | グラスエイコウオー | 牡5 | 57.0kg | 吉田豊 | 2.14.7 | クビ | 480kg(0) | 5 | |
5 | ○ | 3 | 3 | マイネルアムンゼン | 牡4 | 57.0kg | 江田照男 | 2.14.9 | 1 1/4 | 468kg(+4) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.8 - 12.4 - 12.9 - 12.8 - 12.4 - 12.4 - 12.0 - 11.6 - 11.3 - 11.6 - 12.2 上がり 4F 46.7 - 3F 35.1 1コーナー 1,5(3,8)7(6,9)2(4,10) 2コーナー 1,5(3,8)-7(6,9)(2,10)4 3コーナー (*1,5)(3,8)(7,6,9)(2,10)4 4コーナー (*1,5)8,3(7,6,9,10)(2,4) |
■レース回顧 鬼の居ぬ間の賞金稼ぎ・エアエミネム順当勝ち! |
■レース解説 積極的に行く馬はおらず、好スタートからシンコウカリドがハナに立つ。ダイヤモンドビコー、マイネルアムンゼン、エアエミネムも馬なりで続く。向こう正面も軒並みスロー。最後方グラスエイコウオーまでが10馬身圏内で推移。3コーナー手前で徐々にペースが上がり始めたところでダイヤモンドビコーが先頭に並びかける。エアエミネムも外から徐々に進出を開始。ファストタテヤマ、グラスエイコウオーも後方から追い上げて直線に向く。エアエミネムがシンコウカリドとダイヤモンドビコーをあっさり交わして先頭に立つ。外からぐいぐいとやってきたファストタテヤマ、馬群を割って迫るメジロランバートを抑えてゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。先行馬狙い撃ちだっただけに2〜4着馬が追い込み馬ではお手上げ。ヽ(´ー`)ノ シンコウカリドが緩い逃げを打ってくれたことで馬群がバラけなかったのは誤算。4コーナーでは各馬がほぼ一団だった。ファストタテヤマ、メジロランバート、グラスエイコウオーは追い込んできたというよりは位置的に後ろにいたというだけで追い出しの位置はさほど変わらず。先行馬は次々と後続馬に呑まれていった。 エアエミネムは前半のスローで引っ掛かりかけたがその後は折り合い、直線も先に抜け出して押し切った。先行馬の中で体裁を保ったのはこの馬だけだが、後続馬に差を詰められており完勝とは言い難い。札幌記念のようにスパッと切れる馬がいたらヤバかったと思われる。 マイネルアムンゼンは休み明けのせいか反応が鈍かった。ようやく加速が乗ってきたところでメジロランバートに前をカットされ終了。連勝中の勢いが休みを挟んでリセットされた感じがする。今となっては他馬がみんな不安定だっただけに人気を背負い過ぎていた感すらある。 スプリングシオンはイマイチ流れに乗り切れず7着。4コーナーで唯一手綱が激しく動いていたのを見る限りでは実力差がかなりあったらしい。展開利に加えて人気薄を持ってくる名手・左海騎手騎乗ということで期待していたのだが残念。 メジロランバートは先行馬ということで抑えたつもりだったのだが何故か後ろから行っていた。この時点で紐が1頭消えたと悲観していたが、ラストはとても8歳馬とは思えない追撃を披露してくれた。内に切れ込む際にマイネルアムンゼンの進路をカットしてしまったのはいただけないが、脇役としての存在感はアピール。これまでにもGIIで3着が2回。ワイドで買えば良かった。 牡馬混合戦になると萎縮するダイヤモンドビコーはメインで勝負弱くなる柴田善臣騎手と共に沈没。2番手できっちり折り合っていただけに押し切りもアリかなと思わせたが、結局なすすべなく後退。何故かはよく分からない。適度に人気していただけにこのコンビを消せたのは良かった。 そして迎えた最終レース。ここまでひたすら負けていたので最終レースはハナからやる気は無かった。ということで馬柱も見ていない。レースも流し見程度。いざスタートが切られると一頭出遅れていた。場内からざわめきが。ん?人気していたのかな。人気と共に馬名の横の騎手を見遣って唖然。 エヴィナの出遅れ、リターンズ この方はメインで勝っておきながら最終でやらかしてしまったようである。しかも1番人気。さらに最内枠。う〜ん、キャラ出まくりだなこりゃ。関屋記念の回顧でも触れたが改めて。「1枠の蛯名は消し!」は本物です。(^-^;) |