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第49回産経賞オールカマー(GII) 2003年9月28日(Sun) 中山芝2,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | シンコウカリド | 先 | 44 | 叩き台でも負け過ぎ。重賞勝ちあるコースも見送り。 | |
2 | 2 | メジロランバート | 先 | 95 | 叩かれつつ順調。展開も向くだけに軽視できない。 | △ |
3 | 3 | マイネルアムンゼン | 先 | 92 | 確実にステップアップ。先行策で引き続き安定。 | ○ |
4 | 4 | グラスエイコウオー | 差 | 95 | 末脚強力も勝負所で置かれやすく鉄砲使いは微妙。 | |
5 | 5 | ダイヤモンドビコー | 差 | 95 | 夏場使いで変わり身期待も牡馬に混じると三流。 | |
6 | 6 | ハッピールック | 追 | 92 | 長く良い脚使えるが別定重賞では善戦止まり。 | |
7 | 7 | スプリングシオン | 先 | 90 | 能力差あるが先行して末脚伸ばした前走評価。 | ▲ |
8 | エアエミネム | 先 | 97 | ここも然したる強敵不在。初コースも気にならない。 | ◎ | |
8 | 9 | アクティブバイオ | 差 | 93 | スローで脚を溜めれば切れるがここ距離短いか。 | |
10 | ファストタテヤマ | 差 | 96 | ムラ駆け傾向。少頭数なら中団差しもありそうだが。 |
■レース展望 復調エアエミネムの相手はマイペース先行馬 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 別定GIIとして施行された過去8年におけるオールカマーの傾向を紐解くと以下のようになる。
中山施行のオールカマーは毎年出走頭数が少ない割に馬群がバラけ気味で、前につけた馬がそのまま押し切ってしまうことが多い。昨年は差し同士で決まったが、新潟施行のため度外視した。逃げても捲っても、とにかく4コーナーで4番手以内につけていないと話にならない。現に'95年〜'01年の連対馬14頭は4コーナーで4番手以内につけていた。末脚が切れても追い込み一気ではかなり苦しい。 プラス評価の2頭は先行脚質なので問題なし。減点なしの5頭からは追込脚質で「後ろからいくことになるだろう」(尾形師)と公言しているグラスエイコウオーが消える。シンコウカリドも2戦続けてシンガリ負けの現状から先手を奪えるかどうかは微妙。残るメジロランバート、マイネルアムンゼン、スプリングシオンは特に問題なく狙える。 軸はエアエミネムで当確。相手も先行馬。マイネルアムンゼンは重賞勝ち経由が大幅プラスだが夏開催休養が痛い。スプリングシオンはエアエミネムと同じデインヒル産駒つながり。前走・福島テレビオープンは3着以下を3馬身離しており、中央重賞初挑戦といえどマイペースが保たれるなら直線突き放す脚がみられるかもしれない。メジロランバートは先週のセントライト記念で2着に粘ったメジロライアン産駒つながり。夏場を使っているのもプラス。'01年日経賞3着、'03年目黒記念3着から格下というわけでもない。 エアエミネムの相手に上記3頭を採りたいので、牡馬相手に好走が無いダイヤモンドビコーを外してみる。ただこれだけの理由で外すのは面白くないのでさらにダメ出しをしてみる。
ダイヤモンドビコーの鞍上は柴田善臣騎手。同騎手はメインレースに弱い傾向があり、1〜12Rを通して11Rの連対率だけが明らかに低い(資料は割愛、各自で検証してみてください)。最もスポットが当たる重賞ではさらに勝負弱さが出てしまうようで、リーディング2位ながら重賞連対率13.3%というのは寂しい数字である。牡馬に混ざるとダメな馬とメインになるとダメな騎手。う〜ん、買えないな(笑)。マイナス同士が掛け合わさってプラスになるかもしれないが。 ◎エアエミネム ○マイネルアムンゼン ▲スプリングシオン △メジロランバート ■馬券構築 エアエミネムから馬複流し。 [馬複] エアエミネム−マイネルアムンゼン 50% [馬複] エアエミネム−スプリングシオン 30% [馬複] エアエミネム−メジロランバート 20% |