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第61回阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnI) 2009年12月13日(Sun) 阪神芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 8 | 18 | アパパネ | 牝2 | 54.0kg | 蛯名正義 | 1.34.9 | − | 472kg(+4) | 2 |
2 | ☆ | 3 | 6 | アニメイトバイオ | 牝2 | 54.0kg | 内田博幸 | 1.35.0 | 1/2 | 456kg(0) | 5 |
3 | 7 | 15 | ベストクルーズ | 牝2 | 54.0kg | 安藤勝己 | 1.35.1 | 3/4 | 434kg(-2) | 6 | |
4 | 4 | 7 | ラナンキュラス | 牝2 | 54.0kg | 四位洋文 | 1.35.2 | 3/4 | 438kg(-2) | 4 | |
5 | 8 | 16 | シンメイフジ | 牝2 | 54.0kg | 岩田康誠 | 1.35.3 | クビ | 456kg(+4) | 1 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 11.0 - 11.9 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.1 - 12.4 上がり 4F 47.6 - 3F 35.3 3コーナー 2,4(1,3,5)13,6,11,7,18(9,15,17)10(12,14,16)8 4コーナー 2,4,5(1,3)13,6,11,17(7,18)15(9,16)(12,10,14)8 |
■レース回顧 わがままスタートから満点の走り・栗東留学の才女アパパネ! |
■レース解説 ラナンキュラス、メルヴェイユドール、シンメイフジが出遅れ。メイショウデイムとアパパネは好スタート。ジュエルオブナイルがハナを奪う。パリスドールが2番手、メイショウデイム、モトヒメ、サリエルも前に行く。アニメイトバイオはこれらの直後につける。アパパネは中団の外、ベストクルーズはこの後ろ、シンメイフジは後ろから3頭目を進む。タガノエリザベートは最後方待機。ジュエルオブナイルが僅かに先頭で直線に向く。横一杯に広がった争いの真ん中からアパパネ、続いてアニメイトバイオが抜け出す。ラナンキュラスも直後から追い上げる。更にベストクルーズ、大外からシンメイフジやタガノエリザベートも追い上げるも、アパパネが完全に抜けて先頭。アパパネがアニメイトバイオ以下の追撃を振り切る。 ■レース回顧 ハズレ。ケツから行くのは分かってた。それでもブッコ抜くと期待してみたが無理でした。(-_-) 他の17頭は既にゲートに収まって、大外枠のアパパネが最後のゲート入り。………。尻っぱねをして入ろうとしない。誘導係が鞭を使って促してもなかなか動いてくれない。蛯名騎手が尻をペチペチ叩いて、誘導係と協力してゲートへと追い込んでいく。ジリジリとゲートのほうへ体が向いて、ようやくゲート入り完了。お待たせしました。いよいよスタート。ガシャッ! どこかバラバラとしたスタート。その中でもシンメイフジが一際目立って出遅れた。ワンテンポ置いて場内からどよめきが起こった。一方でアパパネは絶好の飛び出し。1番人気を出遅れに追い遣って、自らは好スタート。アパパネ、パネーっス。無難なスタートを切った内枠各馬による先行争いからジュエルオブナイルが抜け出して先頭。以降番号の若い馬がバラバラと付いていった。 アニメイトバイオは5〜6番手で抑えながらの追走。アパパネは適度に折り合いがついて中団の外を走っていた。シンメイフジは出遅れ分を補いながら後ろからジワジワと上がりつつあった。タガノ軍団は軒並み後方待機。パルムドール、ガルーダ、エリザベートの順。タガノエリザベートは最後方待機。展開的にヤバそうだけど、この馬にはこう乗る他に術は無いので黙って見ていた。 横一杯に広がっての追い比べ。タガノエリザベートは最後方から一番外に持ち出して、更に外へ持ち出さざるを得なくなった。あーあ、ひゃくぱー終わった。前ではいつの間にか内へ進路を取っていたアパパネが先頭に立とうとしていた。この時、タガノエリザベートはシンメイフジと並んでまだ後方。アパパネまでまだ10馬身位ある。はい、ひゃくさんじゅっぱー終わった。氏のう。 アパパネはスタートを決めて道中は中団、4コーナーで馬群に入れて直線は内から抜けてきた。前が横一杯に広がってくれたことで馬群の捌きは全く気にしなくて良かった。GIにおける関東馬同士のワンツーは一昨年のヴィクトリアマイル(コイウタ−アサヒライジング)以来2年半振り。国枝厩舎は昨年のダノンベルベールに引き続き、「栗東留学」で結果を出してきた。 アニメイトバイオもスタートを決めた上で道中は好位集団の直後、アパパネと同じタイミングで仕掛けて同じところから抜け出してきたが、坂下からの加速力で見劣った。ベストクルーズは後方から内を通って距離を稼ぎつつ、確実に末脚を伸ばして3着ゲット。追い切りではズブいのに、実戦では軽い走りをみせるところが憎らしい。ラナンキュラスも内を通って4着に入り、上位馬は軒並み内を通った馬で占めた。 シンメイフジとタガノエリザベートは今回の展開では出番無し。いずれも型に嵌ると強い馬で、忘れ去られた(人気が無くなった)時に買えるかどうかだろう。タガノガルーダ、タガノパルムドールも後ろから行った時点でノーチャンスだった。やはり競馬というものは人気どころが後ろに集中していたら前を行く馬を買えば当たるように出来ているんだなぁとしみじみ思った。さて、資のう。 |