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第43回スポーツニッポン賞ステイヤーズS(GII) 2009年12月5日(Sat) 中山芝3,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 3 | 5 | フォゲッタブル | 牡3 | 55.0kg | C.スミヨン | 3.51.3 | − | 486kg(-4) | 1 |
2 | 5 | 9 | ゴールデンメイン | セ9 | 57.0kg | 北村宏司 | 3.51.5 | 1 1/4 | 462kg(-6) | 13 | |
3 | ○ | 7 | 13 | モンテクリスエス | 牡4 | 57.0kg | 柴田善臣 | 3.51.6 | 1/2 | 548kg(-2) | 2 |
4 | 6 | 11 | トウカイトリック | 牡7 | 57.0kg | 蛯名正義 | 3.51.6 | クビ | 446kg(0) | 3 | |
5 | 4 | 8 | マサライト | 牡5 | 57.0kg | 古川吉洋 | 3.51.6 | アタマ | 484kg(-2) | 9 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重) |
ハロンタイム 13.0 - 11.8 - 14.1 - 13.6 - 13.4 - 13.4 - 13.7 - 13.5 - 13.4 - 13.1 - 13.7 - 13.2
- 12.7 - 12.2 - 11.8 - 11.4 - 11.5 - 11.8 上がり 4F 46.5 - 3F 34.7 1コーナー(2周目) 8,9(14,10,4)16(2,5)1,3(7,13)(11,12)-6-15 2コーナー(2周目) 8,9(14,4)(10,16)(2,5)(1,3)(7,13)(11,12)6,15 3コーナー(2周目) (*8,9)4(14,10,16)(2,5,3)13(1,7,15)(11,12)6 4コーナー(2周目) 8(9,4)(14,10,5,16)(2,13,3)(7,11)(1,15)(12,6) |
■レース回顧 長丁場でみせた抜群の加速性能・成長続ける良血フォゲッタブル! |
■レース解説 マサライトがハナを奪う。ゴールデンメインが2番手、イグゼキュティヴが3番手に入る。エアジパングは4番手、フォゲッタブルは中団馬群の中を進む。エーシンダードマンはこの後ろ、モンテクリスエスは後方の外を追走。トウカイトリックは更にこの後ろ。スノークラッシャーは最後方待機。マサライト先頭で淡々とした流れ。向こう正面半ばを過ぎてようやくペースアップ。ハギノジョイフル、エーシンダードマンらが徐々に進出。スノークラッシャーが外を通って一気に動き出す。マサライトが先頭、最内からエアジパング、外からゴールデンメインが追いかける。ゴールデンメインがマサライトを捉えて先頭に踊り出るも、フォゲッタブルが外に持ち出して突き抜けてくる。フォゲッタブルがゴールデンメインを交わし、更に加速しながらゴール。 ■レース回顧 3連複2着抜けハズレ。ウルトラスーパースローでゴールデンメインが残っちゃった。(・_・) どこかバラバラとしたスタート。スノークラッシャーは出が良くなく後ろからの競馬。ポップロックもドットコムに先に前に行かれて嫌気が差したのか、これも後ろからの競馬。格下マサライトが当然のようにハナを奪って、ゴールデンメインがさして追いかけずに2番手に収まった辺りに逃げ馬不在の状況を印象付けた。昨年の覇者エアジパングは外枠ということもあり、序盤の主導権を奪えなかった。 1,000M通過1分05秒9。マサライトの緩い逃げで馬群は次第に密集。昨年はここでフローテーションが動いていったのだが、今年は冒険する馬無し。退屈だが、ここまで流れが緩いと動いたら負け。次の1,000Mは更に遅くて1分07秒1、合わせて2,000M通過が2分13秒0。これは例年と比べて異常に遅い。過去10年で最も遅かった'05年でも1,000M通過1分05秒1、2,000M通過2分10秒2だった。 最長距離のレースに出てくるだけあって、これだけ流れが緩くても掛かるような馬はいなかった。各馬の思惑は一つ、どこで仕掛ければ良いかのみ。フォゲッタブルは周りがジリジリと動き始める中にあってまだ抑えていた。3コーナーまでに動いていったのはスノークラッシャーのみで、他の馬は概ね4コーナーで手綱が動き始めていた。しかしフォゲッタブルはこの時点でもまだ動いていなかった。 前の馬は最内を突いたエアジパングを含めて既に全開、4コーナーで外から動いたエーシンダードマンやハギノジョイフルも一杯一杯。そこへ満を持して現れたのがフォゲッタブルだった。鞭を入れる度にグングン加速。ゴールデンメインを楽に交わした後、ゴール前では流していた。実質ラスト1,000Mの競馬で、瞬発力だけが試された内容。決着時計3分51秒3は例年に比べてダントツで遅かった。 これだけ遅いと前につけていた馬の中で何かが残っても何ら不思議はなく、むしろ残るのが当然。ゴールデンメインは道中2番手で折り合って、前の馬を交わすことだけを念頭に置いておくだけで良かった。上がり3ハロン34秒9は取り立てて速いという程でもなかったが、これでも後続の追撃を封じるには十分だった。ハナを奪ったマサライトも残り10Mまでは単独3着の位置にいた。惜しかった。 モンテクリスエスは4コーナーで一団となった馬群の外を通ったことで幾分距離ロス。坂下で一瞬凄い脚を使ったがその後が続かず3着。トウカイトリックはピッチ走法で確実に追い上げてきたがやはり届かず4着まで。流れが緩くて脚を溜め易かったとはいえ、前の馬に対しては脅威にならなかった。エアジパングは最内に入って追い辛かったとはいえ、結果的にはキレ負け。エーシンダードマンは4コーナーまでに動いて、そのまま外を回して一杯。スノークラッシャーは最後方待機という時点で既に圏外。 |