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第57回府中牝馬S(GIII) 2009年10月18日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (牝)(国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 2 | 4 | ムードインディゴ | 牝4 | 55.0kg | 田中勝春 | 1.44.6 | − | 450kg(-12) | 7 | |
2 | ▲ | 5 | 10 | ベッラレイア | 牝5 | 55.0kg | 勝浦正樹 | 1.44.9 | 2 | 464kg(-4) | 3 |
3 | 5 | 9 | レジネッタ | 牝4 | 55.0kg | 後藤浩輝 | 1.45.1 | 1 1/2 | 446kg(+2) | 11 | |
4 | 6 | 11 | ピエナビーナス | 牝5 | 55.0kg | 古川吉洋 | 1.45.1 | クビ | 460kg(0) | 9 | |
5 | ◎ | 7 | 15 | リトルアマポーラ | 牝4 | 55.0kg | 内田博幸 | 1.45.4 | 2 | 474kg(0) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 10.8 - 11.2 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 11.2 - 11.5 - 11.9 上がり 4F 46.5 - 3F 34.6 2コーナー (5,16,*17)(8,13,14,15,18)3,6(1,12)(2,11)(7,9,10)4 3コーナー (*5,17)(8,16,18)15(13,6)14(2,3)1(11,12)(7,9)-(4,10) 4コーナー (*5,17,18)(15,6)(8,16,13)(14,3)(1,2,11)12(7,4,9)10 |
■レース回顧 流れに乗って末脚全開・悠々突き抜け重賞制覇ムードインディゴ! |
■レース解説 ニシノブルームーン、ブラボーデイジー、ブーケフレグランスがそれぞれハナを窺う。カワカミプリンセス、リトルアマポーラも前に行く。ウェディングフジコ、レッドアゲートらも差が無く続く。エリモファイナルが外を通って押し上げ、トールポピーは中団外につける。チェレブリタとレジネッタは後方3番手、少し離れてベッラレイアとムードインディゴが最後方を進む。ブーケフレグランス先頭、ブラボーデイジー、カワカミプリンセスらが直後に迫って直線に向く。カワカミプリンセスが頭一つ抜け出すもブラボーデイジー、リトルアマポーラも加わって横一線。そこへムードインディゴが外から一気に交わして先頭に踊り出る。続いてベッラレイア、ピエナビーナス、レジネッタが外から追い上げる。ムードインディゴが完全に抜け出し、ベッラレイアらを相手にせず余裕を持ってゴール。 ■レース回顧 ハズレ。ヴィクトリアマイルとクイーンSの両方使った馬に着目してたら獲れてたなコレ(無理)。(・_・) 先行各馬が揃って外枠に入り、スタート直後に幅寄せしたことで内が混雑。ムードインディゴは左右を挟まれる形で後ろに下がっていった。ニシノブルームーン、ブラボーデイジーによる先行争いは互いに引かず、これに内からブーケフレグランスが加わってペースアップ。カワカミプリンセスは好位に控える作戦だったようだが、途中で掛かったように前に出てきた。リトルアマポーラもつられてペースアップ。 前はブーケフレグランスを先頭に密集。向こう正面で各馬折り合いがついたものの、依然として固まり気味に推移。カワカミプリンセスが3コーナー過ぎから動いて前を追っていくと、リトルアマポーラもジリジリと動いていった。直線は馬場の3分どころに10頭程がひしめき合う大混戦。カワカミプリンセス、ブラボーデイジー、リトルアマポーラが互いに一歩も譲らぬ激戦を繰り広げていた。 しかし内からは一向に突き抜けるような馬が出てこない。そうこうしているうちに外から何かが飛んできた。むーどいんでぃご?おいおい、ここで来るのかよ。それでベッラレイアと、れじねった?お前も復活かい。何気にぴえなびーなすも来てるし。カワカミプリンセスとリトルアマポーラは完全に圏外。あーあ、大荒れやん。参ったねこりゃ。 1,000M通過58秒1。ラスト3ハロン目が11秒2、3コーナー過ぎから動き始めた流れで前は壊滅、結果として後ろを走っていた馬が上位を独占した。ムードインディゴは丁度1年前の秋華賞で同様の厳しい流れを後ろから差していた。上がり3ハロン33秒7はメンバー最速。この馬はジリっぽいのか切れ者なのか良く分からない。馬体重変動の大きな馬で、二桁の変動は今回を含めて7回目。見極めが難しい。 ベッラレイアは4コーナーで大外を回して堂々最後方からの追い込み。中2週で使った後に中1週、長距離輸送が入ったここで厳しい流れを差して2着。秋を使った強みが強行軍の懸念を上回った。この後はエリザベス女王杯だろうが、この中間は体調維持が課題になりそう。レジネッタもベッラレイアと同様後方からの大外回し。小細工抜きで差し込みだけに専念出来たのは桜花賞と同じシチュエーション。 ピエナビーナスはムードインディゴの爆発力に敵わず、残り200Mでベッラレイアとレジネッタに交わされて4着。差し優勢の流れに乗ったものの、総合力ではまだまだ見劣る。リトルアマポーラとカワカミプリンセスはこれら4頭の2馬身後ろで流れ込むようにフィニッシュ。流れが向かなかった他、いずれも仕上がりに不安があっただけに、次はここを使った上積みに期待したい。 先行勢で食い下がったのは前述のリトルアマポーラとカワカミプリンセスの他、ニシノブルームーンがこれらの後に続く7着。直線は馬群の真っ只中に置かれて身動きが取れなかった。ブラボーデイジーは横一線の争いに加わりながら残り200Mで脚が上がって後退。残念ながらここ2走の好走はそれぞれドロンコ馬場とグリーンベルトの恩恵を受けただけだったらしい。 |