HOME > 重賞回顧 > 第23回セントウルS
第23回セントウルS(GII) 2009年9月13日(Sun) 阪神芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 8 | 16 | アルティマトゥーレ | 牝5 | 55.0kg | 松岡正海 | 1.07.8 | − | 486kg(-2) | 5 |
2 | ○ | 4 | 8 | スリープレスナイト | 牝5 | 57.0kg | 上村洋行 | 1.08.2 | 2 1/2 | 514kg(+22) | 1 |
3 | 8 | 15 | コスモベル | 牝5 | 55.0kg | 佐藤哲三 | 1.08.3 | 3/4 | 470kg(+6) | 11 | |
4 | ◎ | 3 | 6 | カノヤザクラ | 牝5 | 56.0kg | 小牧太 | 1.08.3 | アタマ | 510kg(+2) | 2 |
5 | 6 | 12 | マルカフェニックス | 牡5 | 58.0kg | 福永祐一 | 1.08.4 | 3/4 | 524kg(-8) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.7 - 10.9 - 11.2 - 11.1 - 11.7 上がり 4F 44.9 - 3F 34.0 3コーナー (*5,15)16,1(4,8,14)13(3,6,12)10(7,11,9) 4コーナー (*5,15,16)(1,4,8)14(6,13)(3,12)(11,7,10)9 |
■レース回顧 女王を手玉に取った2馬身半・前日の弟に続いたアルティマトゥーレ! |
■レース解説 ソルジャーズソングが出遅れ。ローレルゲレイロが押して前に出るも、コスモベルが外から交わしてハナを奪う。続いてアルティマトゥーレも前に行く。スズカコーズウェイ、スリープレスナイトはこれらの直後、カノヤザクラは中団の内を追走。サンダルフォンは後方3番手を進む。ローレルゲレイロが僅かに先頭、コスモベルとアルティマトゥーレが外に並びかけて直線に向く。コスモベルがローレルゲレイロを交わして先頭、アルティマトゥーレがこれを追う。外からスリープレスナイトも接近。アルティマトゥーレがコスモベルを坂の上りで交わして先頭、2番手に上がったスリープレスナイトを全く相手にせず完勝。 ■レース回顧 3連複3着抜けハズレ。3着を当てるのは一国の宰相になるより難しい。いや、本当に。(-_-) 昨日に続いてまた1着、2着、4着。今度は軸にした馬が4着。アタマ差で届かず4着。ストレス溜まりまくり。もう何なのこれ?何で金を払ってまでこんなに辛い思いせにゃならんの?それよりも予想に使った時間が勿体無い。傾向分析に30分、各馬寸評に30分、検討作業に1時間。レース後の回顧は別途。競馬(正確にはサイト運営)をやめれば、金と時間が手に入る。 このレース唯一の収穫はソルジャーズソングの出遅れを予測出来たこと。出遅れ癖のある馬はレース間隔が開くと再度やらかすというのは関屋記念のマルカシェンクでも学習済み。改めて先行争いを確認すると、コスモベルがローレルゲレイロを制して先頭へ。ローレルゲレイロはスタートを決めたにも関わらず手綱が動いていて余裕が無かった。コスモベルはほぼ馬なり。 アルティマトゥーレもダッシュを利かせて3番手。スリープレスナイトは流れに身を任せて4〜5番手。スズカコーズウェイはこの内。カノヤザクラはこの後ろ、6〜7番手付近。外が塞がっているのが気になる。サンダルフォンは後方を走っていた。最後方アポロドルチェと変わらない位置。ここから追い込みを決めるのは厳しいだろ…。 600M通過33秒7は開幕週のスプリント戦としては平均ペース。4コーナーを迎えたところでローレルゲレイロのリードは無いに等しく、コスモベルがぴったりと併走、その外にも手応え抜群のアルティマトゥーレが構えていた。スリープレスナイトは4番手の外、前から2〜3馬身圏内。カノヤザクラは馬群の内、前から4〜5馬身。何より追い出すスペースが無い。あー。 コスモベルがローレルゲレイロを交わして先頭に立ったのも束の間、アルティマトゥーレがコスモベルをあっさりと捉えて先頭。後から追ってくるスリープレスナイトに影をも踏ませぬ2馬身半差。但し勝ち時計1分07秒8はここ2年より遅かった。スリープレスナイトは久々で22kg増、アルティマトゥーレより2kg背負って2着なら問題なし。 コスモベルについては寸評で「相変わらず稽古は動く。実戦で積極性が欲しい。」と書いた。前に行けば淀短距離S2着、シルクロードS2着の実績があっただけに穴馬としての素質は持っていた。カノヤザクラは勝負どころで周りを囲まれて動けず、残り200Mで追い詰めて4着まで。昨年はアイビスサマーダッシュからのぶっつけで、今年は北九州記念が余計だったか。ちなみにシリーズ連覇は達成。 ローレルゲレイロは何とブービーの14着。59kgが堪えたのだろうか。ただ昨年の秋華賞の例もあるし、これで人気暴落なら次は美味しいかもしれない。追い切りを見て判断したい。スズカコーズウェイは加速がつかずジリ貧のまま6着。初めてのスプリント戦で、速さに取り残された感じ。サンダルフォンは後ろから行った時点で負け。ここ2戦手綱を取った酒井騎手ならどう乗っただろうかなどと考えてしまう。 |