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第44回札幌2歳S(JpnIII) 2009年9月5日(Sat) 札幌芝1,800M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 3 | 3 | サンディエゴシチー | 牡2 | 54.0kg | 藤岡佑介 | 1.49.7 | − | 488kg(-6) | 3 |
2 | △ | 7 | 11 | モズ | 牡2 | 54.0kg | 吉田稔 | 1.49.9 | 1 1/2 | 466kg(-4) | 4 |
3 | 6 | 9 | アーバンウィナー | 牡2 | 54.0kg | 田中勝春 | 1.49.9 | クビ | 460kg(+2) | 6 | |
4 | ◎ | 8 | 13 | ダノンパッション | 牡2 | 54.0kg | 武豊 | 1.50.0 | クビ | 468kg(+8) | 1 |
5 | ☆ | 8 | 14 | ポップコーン | 牡2 | 54.0kg | 五十嵐冬樹 | 1.50.4 | 2 1/2 | 434kg(0) | 11 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.6 - 12.2 - 12.6 - 12.9 - 12.6 - 12.1 - 11.7 - 11.6 上がり 4F 48.0 - 3F 35.4 1コーナー (*8,11)-(3,4,12)10(5,14)(2,7)(6,13)1,9 2コーナー 8(3,11)4(5,10)12(2,7,14,6)-(1,13)9 3コーナー (*8,11,4,12)(3,14,6)(5,10,13)(7,1)(2,9) 4コーナー (*11,4,14,6)(8,3,13)(5,10,1,9)(2,7)12 |
■レース回顧 距離延長で更に進展・充実の3連勝サンディエゴシチー! |
■レース解説 アーバンウィナーが若干出遅れ。モズとブルーソックスが先手を窺う。コーナーワークでブルーソックスが先頭、モズは2番手に控える。ロードシップとサンディエゴシチーが並んで3番手を進む。ポップコーンは中団の外、ダノンパッションは後方2番手、アーバンウィナーは最後方待機。3コーナーを過ぎて後続が追い上げ、4コーナーでほぼ一団。横一杯に広がって直線に向く。内からサンディエゴシチーが抜け出して先頭。モズが2番手からこれを追いかけ、大外からダノンパッションとアーバンウィナーが追い上げるも、サンディエゴシチーがこれらを相手にせず押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。終い甘くなったところを差されて4着。人気先行馬が負ける典型例ですな。(-_-) この中間ゲート再審査を受けたモズが最初のゲート入り。そのモズが上々のスタートを切った。小回りコースの外枠ということで先手は奪えず、2番手からの競馬となったが気負うところもなく良い感じ。サンディエゴシチーとロードシップはこの直後。サンディエゴシチーは前に上がろうとしていたものの、掛かっている素振りはなく単純に走りたがっていた。これも良い感じ。ロードシップもこの位置なら文句無し。 ダノンパッションは後方2番手。縦長でこの位置はどうなんだ?何でわざわざこんなに難しい競馬をするんだろう。モズもサンディエゴシチーもロードシップも前で楽な競馬をしているのにこれでは不安にならざるを得ない。3コーナー手前で動き出して中団まで押し上げてもまだ不安。先頭集団は特に動かず馬群は密集。後ろから追い上げた馬は自動的に外へと膨らんでいった。これは…。 ロードシップはモズやポップコーンらと並んで先頭集団の一角。サンディエゴシチーは一旦下げて内を突く構え。ダノンパッションは大外、アーバンウィナーも最後方からこの外に持ち出して追い上げてきた。直線に向いて間もなくサンディエゴシチーが先頭。あっさり過ぎて拍子抜け。モズが踏ん張って2番手。この2頭は決まった。後はダノンパッション、頼むぞ。………。やっぱそうなるよな。氏のう。 サンディエゴシチーも何気に好スタートを切っていた。元々気の良い馬で、内枠と相俟って道中3番手を確保。前走のように抑え込むところも無く、4コーナーでは他が動き出す中にあって自制を効かせる余裕すらあった。クローバー賞から中1週の影響は微塵にも感じなかった。モズは4コーナーで横並びの状態からタレなかっただけでも収穫。時計も前走から大幅に縮めた。 出遅れ最後方から大外に持ち出して追い上げたアーバンウィナーが、後方2番手待機から先に動いたダノンパッションを捉えて3着。いずれにしてもサンディエゴシチーやモズに対しては何のプレッシャーも与えられず終い。キャリア1戦で戦法もクソもない状況で、わざわざ後ろから行った時点で負け。ダノンパッションについては外枠を引いた時点で前に行けないという状況が読めたはずだが…。 ポップコーンは横一線の状態で脚を溜める暇もなく、早めに追い出してガス欠。距離も長かったか。ロードシップは前に並びかけていく段階でほぼ一杯、残り100Mを切ったところで観念して流していた。函館2歳Sで人気を集めて飛んだロジディオン然り、福島で勝ち上がった馬は何故か派手に見えるだけに取り扱いに注意したい。 |