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第1回レパードS
2009年8月23日(Sun) 新潟ダート1,800M 3歳オープン 馬齢 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 10 トランセンド 牡3 56.0kg 松岡正海 1.49.5 510kg(-2) 1
2   3 4 スーニ 牡3 56.0kg 川田将雅 1.50.0 3 468kg(-5) 3
3 4 6 スタッドジェルラン 牡3 56.0kg 佐藤哲三 1.50.1 3/4 478kg(-2) 7
4 1 1 アドバンスウェイ 牡3 56.0kg 後藤浩輝 1.50.3 1 1/2 486kg(-4) 5
5   8 13 ワンダーアキュート 牡3 56.0kg 小牧太 1.51.9 ハナ
+10
502kg(+11) 8
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.5 - 11.1 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 12.4 - 12.4 - 11.6 - 13.4
上がり 4F 49.8 - 3F 37.4
1コーナー 1,10,4(6,7)(3,5,12,9)-(2,13)(11,14)8
2コーナー 1-(4,10)(6,7)(12,9)3,5(2,13)(11,14)-8
3コーナー 1,10(4,6)12(2,7)(5,9)(3,13)(11,14,8)
4コーナー 1,10(4,6)12,2(5,9)7,13(3,8)(11,14)

■レース回顧 砂上で再び見せ付けた快速・己を超える旅を続けるトランセンド!
■レース解説

 ディアジーナがスタート直後に躓いて後方からの競馬。最内からアドバンスウェイがハナを奪う。トランセンドがこれに並びかける感じで2番手、スーニが3番手につける。モエレエキスパート、スタッドジェルランも前に行く。グロリアスノアは中団の外、シルクメビウスは後方から内を通って押し上げていく。アドバンスウェイ先頭、トランセンドが2番手で張り付いたまま直線に向く。トランセンドがアドバンスウェイを楽に交わして先頭。後から追ってくるスーニ、スタッドジェルランらを寄せ付けず楽勝。


■レース回顧

 ハズレ。乾いた砂でも1分49秒5ってスゲーな。数IIは要らん。(-_-)

 大方の予想通りアドバンスウェイがハナへ。スーニも馬なりで前に出てきた。トランセンドも持ったままでアドバンスウェイに迫っていく。コイツらは純粋に速い。そんな中スタッドジェルランも早めに上がってきた。テツゾー、偉い。前はアドバンスウェイ、トランセンド、スーニの順。スーニは今回も行きたがっていた。川田騎手が手綱を抑えて制御しつつの追走。

 グロリアスノアは前に置かれる形で中団。ここから追い上げるのは苦しそう。シルクメビウスも同様。内を通って距離を稼いでも、前は楽をしているし届くか微妙。3コーナーから4コーナーにかけて馬群が密集したのは前が動かず後ろが追い上げただけ。4コーナーで外を通ったトランセンドとスタッドジェルランの手が動いていたが、アドバンスウェイとスーニは持ったまま。直線に向くところでまた馬群がバラけた。

 トランセンドはアドバンスウェイを交わすところで後方を一瞥。後ろからの勢いが無いのを確認してから追い出して快勝。終いは流すような感じでラップが落ちたがそれでも時計は前走自ら樹立したレコードと同じ1分49秒5。しかも今回はパサパサの良馬場。強いというよりは速い。アンタレスSをレコードで制したウォータクティクスとは違い、番手に控えてこの速さ。先々楽しみな馬が出てきた。

 スーニは道中行きたがるのを我慢して、直線でスタッドジェルランを振り切って2着を確保。前走よりは速い決着で、抑えてもストレスになることは無かった。勝ち気な性格からすると、距離はもう少し短いほうが理想。スタッドジェルランはこちらの希望通りの積極策。しかしスーニには力負けで、3着とはいえ上位には水を開けられた格好。アドバンスウェイは前走のような溜めが使えず、残り200Mで力尽きた。

 シルクメビウスは4コーナーで追い上げる際、グロリアスノアの進路に割り込む形で内から出てきてそのままグロリアスノアの進路をブロック。グロリアスノアは立ち上がって失速、シルクメビウスは5位入線後10着に降着。ただこの馬場・この時計で後ろから行った時点で勝ち目は無く、この結果は度外視としたい。返す返すも今回はトランセンドの速さが際立ったレースだった。


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