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第26回エプソムC(GIII) 2009年6月14日(Sun) 東京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 4 | 8 | シンゲン | 牡6 | 57.0kg | 藤田伸二 | 1.45.5 | − | 484kg(-10) | 2 |
2 | ◎ | 6 | 12 | ヒカルオオゾラ | 牡5 | 56.0kg | 武豊 | 1.45.7 | 1 1/4 | 512kg(-4) | 1 |
3 | △ | 6 | 11 | キャプテンベガ | 牡6 | 56.0kg | 横山典弘 | 1.46.0 | 2 | 452kg(+4) | 3 |
4 | 7 | 13 | ショウナンラノビア | 牝6 | 54.0kg | 後藤浩輝 | 1.46.2 | 1 1/2 | 502kg(+2) | 6 | |
5 | 8 | 16 | トウショウウェイヴ | 牡4 | 56.0kg | 吉田豊 | 1.46.2 | アタマ | 460kg(0) | 5 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 12.2 - 11.9 - 11.3 - 11.2 - 12.2 上がり 4F 46.6 - 3F 34.7 2コーナー 13(4,6)(2,5,9,12)(7,8)(1,3,11)(14,15)(10,16,17)-18 3コーナー 13-(4,12)(2,6,11)(5,15)(9,8)(3,7)14(1,10,16)-17,18 4コーナー (*13,4,12)(2,6,11)(5,8,15)(3,7,9,16)(1,14)(10,17)18 |
■レース回顧 越後に続いて関東制圧・上がり最速で重賞連取シンゲン! |
■レース解説 ショウナンラノビアが押してハナを奪う。アーネストリー、ニルヴァーナがこれに続く。ヒカルオオゾラは好位集団の外につける。シンゲンは中団待機、キャプテンベガがその外から早めに上がっていく。トウショウウェイヴは後ろから3頭目を進む。ショウナンラノビアが単騎逃げに持ち込むも、ヒカルオオゾラが2番手に上がり、4コーナーにかけてショウナンラノビアとの差を詰めていく。ヒカルオオゾラとショウナンラノビアが内外離れて直線に向く。馬場の中央からヒカルオオゾラが持ったままで進出。外からキャプテンベガ、続いてシンゲンが追い上げる。ヒカルオオゾラが追い出して先頭に立つも、シンゲンがこれに詰め寄っていき、残り100Mで捉えて交わす。 ■レース回顧 ○−◎−△で3連複(20%)的中。26回目にしてようやく6歳以上馬が勝った。(・_・) ショウナンラノビアが流れを作って、好位グループが固まって推移。ヒカルオオゾラは折り合い重視の追走。どうやら馬が行きたがっている様子。すんなり前に行かせてもいいと思うが…。シンゲンはそこから3馬身後ろ。その外からキャプテンベガが上がっていくのが見えた。これは良さそう。トウショウウェイヴはいつも通りの後方待機。これはペケですな。 ショウナンラノビアの単騎逃げで流れは緩そうだった。ヒカルオオゾラは馬のほうから前に上がって行った。キャプテンベガもこれを追いかけるようについて行った。この一方でシンゲンは中団で構えたまま。ヒカルオオゾラとは5馬身の圏内。いつでも捉えられるということか。しかしヒカルオオゾラもまだ仕掛けておらず余力タップリ。直線に向くところでは馬場の良いところを通るために外に持ち出されていた。 ショウナンラノビアは内一杯を通っての追い上げ。しかし連続開催の最終週だけあって砂埃が舞い上がって走り辛い状態。ヒカルオオゾラは馬場の5分どころで追い出すタイミングを待っていた。残り200Mでスパート。決ま…らない。外からシンゲン。藤田騎手の鞭連打に応えて確実に伸びてくる。1馬身、半馬身、並んで、逆に半馬身、1馬身…。あー、強いなチクショウ。 シンゲンもヒカルオオゾラと同じく外を回しての進出。先に抜け出したヒカルオオゾラを目標にして追い出して、危なげなく交わしていった。開催最終週で上がり3ハロン34秒2は優秀。ヒカルオオゾラは昨年ほどではないにせよ、今年も行きたがっていた。キャプテンベガは早め進出を意識した面白い乗り方だった。結果はいつもと同じ善戦止まりでも収穫はあった。 ショウナンラノビアは最短距離を通っての粘り込み。ここが開幕週ならもっと際どい競馬になっていたに違いない。アーネストリーは馬なりのヒカルオオゾラに対して一杯に追って離される始末。これは期待ハズレ。トウショウウェイヴは後方から大外を回して届かずという変わり映えしない競馬。この馬はいつもロスが多い。ダイシングロウは4コーナーでトウショウウェイヴよりも後ろでは論外。 |