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第123回目黒記念(GII)
2009年5月31日(Sun) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   2 4 ミヤビランベリ 牡6 55.0kg 北村友一 2.39.0 488kg(-4) 8
2 3 5 ジャガーメイル 牡5 57.0kg 石橋脩 2.39.8 5 476kg(-2) 1
3   8 16 ハギノジョイフル セ5 52.0kg 三浦皇成 2.40.1 2 454kg(-4) 17
4 6 11 レインボーペガサス 牡4 56.0kg 安藤勝己 2.40.2 1/2 492kg(0) 3
5 6 12 トウカイトリック 牡7 57.0kg 武豊 2.40.8 3 1/2 452kg(-2) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:雨、馬場:不良)
ハロンタイム 7.2 - 11.5 - 11.2 - 13.0 - 13.1 - 12.8 - 13.3 - 13.5 - 12.5 - 12.5 - 12.6 - 12.5 - 13.3
上がり 4F 50.9 - 3F 38.4
1コーナー 17,6,11,4,13,10(5,12)2(3,16)-9-(1,7)15,18,14,8
2コーナー 17,6,11-4,13(10,5)(2,12)(3,16)-(9,7)1(18,15)-(8,14)
3コーナー (17,*6)11(4,5)13(10,12,7)3(2,16,9,15)18(1,8,14)
4コーナー (17,*6)11(4,5)(3,7)(10,13,15)12(2,16)18(9,8,14)1

■レース回顧 泥だらけのヒーロー・馬場悪化で脚色良化ミヤビランベリ!
■レース解説

 ミヤビランベリ、ホクトスルタンが出を窺うところへ外からワンダームシャが押してハナを奪う。ホクトスルタンがこれについて行って2番手、レインボーペガサスが3番手に入る。ミヤビランベリは4番手。ジャガーメイルは7番手につける。トウカイトリックはその直後、ダンスアジョイは中団の内を追走。ダイワワイルドボアは後方3番手の外を進む。3コーナーに差し掛かったところでホクトスルタンがワンダームシャに並びかけていく。ジャガーメイルも早めに進出、好位の外につける。前2頭が並んだまま直線に向く。ホクトスルタンが先頭に立つも直後に失速、これに代わってミヤビランベリが内から突き抜けて先頭。ジャガーメイル、レインボーペガサスがこれを追うも差は広がる一方。ミヤビランベリが独走でゴール。


■レース回顧

 ハズレ。ミヤビランベリの脚色に笑った。良馬場よりキレが良いって一体…。(^-^;)

 ただでさえ酷い馬場なのに、レース直前にまた雨が降ってきた。ダービーが内枠先行で決着した以上、ここもそれに準じた戦法を採らないと話にならない。ということはやっぱり前か?ワンダームシャ、ホクトスルタンとか前に行く馬を切りまくった俺はレースの前から終わったっぽい。えーっと、払い戻しボタンはどこですか?

 ワンダームシャが大外から仕掛けてきて先頭、ホクトスルタンがこれをマークするように2番手。レインボーペガサス、トウカイトリックも普段より早めの競馬。そしてジャガーメイルも中団より前につけてきた。ワンダームシャが先頭でも、先行グループは1馬身の間隔で付いてきていた。ジャガーメイルの位置取りでギリギリか。ダイワワイルドボアは後方を走っていた。何やってんだごっちゃん…。

 ホクトスルタンは3コーナー手前で早くもワンダームシャを捉えに行った。ジャガーメイルもこれを見てジワッと進出。後方からはエリモエクスパイア、ダイワワイルドボアが捲りを敢行。俄かに慌しくなってきた。4コーナーを迎えたところで先頭から最後方まで10馬身強。ドロドロになった芝を跳ね上げながらの攻防はまさに修羅場。

 内に進路を採ったホクトスルタンが先頭。と、そこへミヤビランベリがやってきた。北村友一騎手が鞭を入れると一段と加速。ベチャベチャの芝を感じさせない軽い脚取り。ゴールにかけてますます快調。あまりの脚色の良さに失笑。これでは他の馬は追いつけない。ジャガーメイルは5馬身離れた2着が精一杯、レインボーペガサスは最後の最後に力尽きた。

 古馬のレースだけあって、ダービーよりは脚色がしっかりしていた馬が多かった。ジャガーメイルは全く不本意な馬場ながら最後まで脚色が衰えていなかった。次走改めて期待。レインボーペガサスは残り100Mでジャガーメイルについて行けなくなった。距離適性の差か。ハギノジョイフルは馬場の内を通っての追い上げ。差し込むにしても、内を通らないと届かなかった。


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