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第40回読売マイラーズC(GII)
2009年4月18日(Sat) 阪神芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 3 スーパーホーネット 牡6 58.0kg 藤岡佑介 1.33.9 474kg(+9) 1
2 5 5 カンパニー 牡8 58.0kg 横山典弘 1.33.9 クビ 470kg(+10) 3
3   8 10 スマイルジャック 牡4 57.0kg 岩田康誠 1.33.9 ハナ 476kg(-2) 9
4 4 4 オースミグラスワン 牡7 57.0kg 川田将雅 1.34.0 クビ 542kg(+6) 7
5   2 2 アブソリュート 牡5 57.0kg 田中勝春 1.34.2 1 1/4 456kg(-14) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 13.0 - 11.8 - 11.4 - 12.1 - 11.9 - 11.0 - 11.0 - 11.7
上がり 4F 45.6 - 3F 33.7
3コーナー (7,*8)10(1,2)-3(5,9,6)-4
4コーナー (*7,8)-10(1,2)(5,3)(9,6)-4

■レース回顧 GI獲りへ再度前進・始動戦を手中に収めたスーパーホーネット!
■レース解説

 ビービーガルダンが先手を奪う。リトルアマポーラ、アブソリュートも前に行く。タマモサポートが外から動いて2番手、スマイルジャックも外を通って3番手に上がる。スーパーホーネットは抑えて中団、カンパニー、ヒカルオオゾラ、ライブコンサートはこの直後で待機。オースミグラスワンは1頭離れて最後方を進む。3コーナーを過ぎてタマモサポートが前に出る。スーパーホーネット、ヒカルオオゾラが外を回しながら直線に向く。再び前に出たビービーガルダンにタマモサポートが並びかけていく。外からスマイルジャックとスーパーホーネット、馬群を割ってカンパニー、更に大外からオースミグラスワンが進出。スーパーホーネットが先に抜け出し、カンパニーらの追い上げを振り切る。


■レース回顧

 3連複3着抜けハズレ。まーた3着抜けた。分かってたけどオースミグラスワン鈍過ぎ。(´・ω・`)

 ビービーガルダンがあっさりと前へ。リトルアマポーラ、アブソリュートといった末脚自慢の馬も馬なりで前に出てきた。スーパーホーネットもこれら先頭グループに入りかけながら手綱を抑えて自重。カンパニーとヒカルオオゾラはスーパーホーネットをマークするように後ろからの競馬。カンパニーは分かるけど、ヒカルオオゾラは敵の土台に乗っかって何がしたいんだ?外差しでスーパーホーネットに勝つつもりか?

 1000M通過60秒2。明確な逃げ馬が不在だったとはいえ随分緩い流れ。少頭数でも馬群がバラけて前が有利なように見えた。スーパーホーネットは中団やや後方から外を回して上がっていった。ヒカルオオゾラはこの外からの追い上げ。カンパニーは内に進路を取っていた。内は伸びないとはいえガラ開き。このヨコテンの戦法は吉か凶か?

 流れが緩かった分、当初の争いは前の2頭。逃げるビービーガルダンに追うタマモサポート。これが開幕週ならこの2頭の行った行っただっただろうが、今の阪神は外伸び馬場。残り200Mを切ったところで後続が追い付いて俄かに激戦。スーパーホーネットは前2頭の直後につけていたスマイルジャックが動いたところを外からズバッ。終いは多少甘くなったがひとまず合格点。こんな面子には負けられない。

 カンパニーは追い込む競馬だといつもこんな感じ。馬場の内は想像以上に悪いのか、横山典弘騎手は直線に向いてカンパニーを外へと誘導していった。結局この時のロスが響いてスーパーホーネットにクビ差及ばず。スマイルジャックは周りに壁を作れず掛かり気味だったが何とか我慢、直線でもギリギリまで溜めて勝ち負けまで持ってきた。ハイペースで折り合いの心配が無くなればもっと上を目指せそう。

 リトルアマポーラは最内から外に持ち出せず、直線も内を通るしかなかった。やはり今の阪神は内が全くといって良いほど伸びない。負けたとはいえスーパーホーネットからはコンマ4秒差、叩き台と捉えれば諦めも付くか。ヒカルオオゾラは直線に向いても手前を変えずモタつき、スーパーホーネットに離されて終了。慣れないことをするからこうなる。オースミグラスワンは律儀に大外を通りながら、いつものズブさが出て届かず。上がり3ハロン32秒6。先に新潟大賞典3勝目おめでとうと言っておく。


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