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第57回トヨタ賞中京記念(GIII)
2009年3月14日(Sat) 中京芝2,000M 4歳以上オープン ハンデ (国際)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   4 8 サクラオリオン 牡7 53.0kg 秋山真一郎 2.00.4 476kg(0) 15
2 1 1 ヤマニンキングリー 牡4 57.0kg 武豊 2.00.5 3/4 492kg(+4) 1
3   1 2 レッツゴーキリシマ 牡4 55.0kg 幸英明 2.00.6 1/2 476kg(-4) 4
4   7 15 ヴィクトリー 牡5 58.0kg 北村友一 2.00.8 1 1/2 486kg(-6) 3
5   2 4 メイショウクオリア 牡4 54.0kg 渡辺薫彦 2.00.9 クビ 470kg(-2) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重)
ハロンタイム 12.1 - 10.5 - 11.3 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 12.1 - 12.5 - 12.0 - 12.4
上がり 4F 49.0 - 3F 36.9
1コーナー 15,2(5,7,10)(9,13)1(8,18,17)4(6,14)(11,16)12=3
2コーナー 15,2,7(5,10)13(1,9)(8,18)(4,17)(6,14)(12,11,16)-3
3コーナー (*15,2)(5,1,7,10)(8,13)(6,14,17)4(11,16,9)(12,18)-3
4コーナー (*15,2)(5,1,7,10)(6,8,14)17(4,11,16)(12,3,13,18)9

■レース回顧 最後に勝った年の功・軽量で差脚軽やかサクラオリオン!
■レース解説

 レッツゴーキリシマが出を窺うも、外からヴィクトリーが交わしてハナを奪う。ドリームサンデー、セラフィックロンプ、マンハッタンスカイが好位を形成。ノットアローンは6番手の外、ヤマニンキングリーがその内につける。サクラオリオン、フサイチアソート、バトルバニヤンが外で固まって続く。トウショウウェイヴはベンチャーナインと並んで馬群後方、ホッコーソレソレーは離れた最後方を追走。ヴィクトリー先頭、レッツゴーキリシマが半馬身差で続き、ヤマニンキングリーが内から3番手に押し上げて直線に向く。レッツゴーキリシマがヴィクトリーを交わし、その外から更にヤマニンキングリーが交わす。ヤマニンキングリーが抜け出した直後、サクラオリオンが外からこれに並びかけて抜き去る。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。馬連総流しにしたらあっさり獲れた。何だかなぁ…。(´・ω・`)

 チューリップ賞、ブエナビスタ。弥生賞、ロジユニヴァース。上位に来る馬は分かる。でもサクラミモザやミッキーペトラなんてのは読めない。じゃあどうすりゃいい?…総流し。コレか!よし、ヤマニンキングリーから馬連総流しだ!…あっさり獲れた。しかも高めで7,160円。サクラオリオンとか分かるかボケ。何だか一生懸命考えるのがアホらしくなってきた。明日はミクロコスモスから総流しだな。

 全国各地で春の嵐が吹き荒び、開幕初日の中京も不良馬場でスタート。雨は昼までに上がったものの、結局重馬場での施行となった。先手必勝と言わんばかりにレッツゴーキリシマ、ヴィクトリーが先手を主張していく。やや遅れてマンハッタンスカイ、ドリームサンデー、セラフィックロンプといった辺りも付いていく。この馬場なら前にいたほうが良さそうだけど、ちょっと飛ばし過ぎか?

 ヤマニンキングリーはこれら先行集団の直後、6〜7番手の内。馬場とハンデを考えるとこれがギリギリの位置。後は前が割れてくれるかどうか。フサイチアソートとバトルバニヤンは中団の外。コイツらは4コーナーで外に振られそう。トウショウウェイヴはベンチャーナインと並んで走っていた。コイツらは終わったっぽい。ホッコーソレソレーはやっぱアカンか…。

 ヴィクトリーとレッツゴーキリシマが思いの外楽に競馬を進めていた。ドリームサンデーやマンハッタンスカイのほうが一杯になって後退。その内からヤマニンキングリーが持ったままで上がってきた。物凄くいい感じ。最内を立ち回ったヴィクトリー、これを半馬身差で追ったレッツゴーキリシマ、そしてヤマニンキングリー。これら3頭の争い。

 レッツゴーキリシマがドンピシャのタイミングで追い出して先頭かというところへヤマニンキングリーが襲い掛かる。こちらもドンピシャのタイミング。そして更に外からピンクの勝負服がドンピシャのタイミングでやってきた。…さくらおりおん?そのまま軽い脚取りでヤマニンキングリーを抜き去っていった。ヤマニンキングリーはまたもや2着。

 サクラオリオンはヤマニンキングリーより後方、馬群の真っ只中に位置。勝負どころに差し掛かって周りが動き始めても静観、ヤマニンキングリーが通った後を黙ってついて行った。直線はヤマニンキングリーを目標に追い出して、相手が抜けたところをサクッと差し切り。いかにもハンデ戦らしい決着だった。ヤマニンキングリーはこの馬場で早めに動いて2着なのだから十分合格点がつけられる。

 ここでも積極果敢に逃げたヴィクトリーが4着、ヴィクトリーに離されずついて行ったレッツゴーキリシマが3着。前につけていれば、内を通って距離ロスを抑えるのは容易い。トウショウウェイヴは4コーナーで外に振られて30Mは余分に走っていた。バトルバニヤン、フサイチアソートはこれよりも外を回していて論外。ベンチャーナインは4コーナーで内に進路を採って早めに追い上げる工夫がみられたが、直線の追い上げは案外なままで終わった。直近で長距離戦ばかり使っていたツケが出たか。


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