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第83回中山記念(GII)
2009年3月1日(Sun) 中山芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 2 カンパニー 牡8 58.0kg 横山典弘 1.49.2 460kg(-4) 1
2 5 5 ドリームジャーニー 牡5 57.0kg 池添謙一 1.49.2 クビ 428kg(-6) 4
3 6 6 アドマイヤフジ 牡7 57.0kg 川田将雅 1.49.3 クビ 530kg(+2) 2
4   3 3 キングストレイル 牡7 57.0kg 北村宏司 1.49.3 クビ 508kg(0) 5
5 7 7 エアシェイディ 牡8 57.0kg 後藤浩輝 1.49.5 1 1/2 496kg(0) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:小雨、馬場:稍重)
ハロンタイム 13.1 - 12.1 - 12.5 - 12.1 - 12.1 - 12.2 - 12.0 - 11.3 - 11.8
上がり 4F 47.3 - 3F 35.1
1コーナー 3,2,6,1(4,7)(8,9)5,10
2コーナー 3-2,6,1,7,4(5,8,9)10
3コーナー 3,2,6(1,7)(4,8)(5,10)9
4コーナー 3(2,6)7(1,8)(4,5)10,9

■レース回顧 戦ってきた相手が違う・番手追走で楽々連覇カンパニー!
■レース解説

 キングストレイルがハナを奪う。アドマイヤフジ、カンパニーも前に行く。コーナーワークでカンパニーが2番手、アドマイヤフジは3番手につける。エアシェイディは5番手の外、トウショウシロッコは後方待機。ドリームジャーニーはこの直後の内に構える。キャプテンベガは最後方待機。キングストレイル単独先頭で3コーナーを通過。アドマイヤフジがカンパニーに並びかけ、エアシェイディとトウショウシロッコも徐々に進出。ドリームジャーニーは内を突いて追い上げる。キングストレイル先頭のまま直線に向く。カンパニーが単独2番手からキングストレイルを追いかけ、坂上で捉えて交わす。直後からアドマイヤフジ、間からドリームジャーニーが迫るも、カンパニーがこれらを振り切ってゴール。


■レース回顧

 ハズレ。来ない馬をピンポイントで軸にして外す。もう当たる気がせんな…。(´・ω・`)

 昨年の有馬記念で凄まじい外し方をしてからというもの、運気が一気に落ちたような気がする。3着抜けとかそんなチャチなものではなく、軸にした馬が来ない。正確には来ない馬を軸にしているということなのだろうが、今の私にはその判別が付かない(例:トウショウシロッコ>カンパニーという思考)。今週も一度もワクワクするところが無く、半ば放心状態でレースを見ていた。

 キングストレイルが好スタートからそのままハナへ。カンパニーとアドマイヤフジがマークに入って、トップガンジョーを含めた4頭が先頭集団を形成。エアシェイディはこれらの直後で、普段よりは積極的な位置取り。トウショウシロッコは外枠が影響して前に行けず後方3番手。ドリームジャーニーは相変わらず後方だったが、内に進路を採っていた辺りに工夫がみられた。

 1,000M通過61秒9と流れはスロー。ただキングストレイルの直後にはカンパニーとアドマイヤフジが張り付いていて、逃げ残りを許さないような状況にあった。後方勢はエアシェイディがジワリと動いて、トウショウシロッコがこの外まで進出。ドリームジャーニーは追い出しを極力我慢した後、4コーナーで馬群に突っ込んでいった。

 キングストレイルが内ラチ一杯に進路を採って粘り込み態勢。ここでアドマイヤフジが遅れ、カンパニーが再び単独2番手。キングストレイルも二の脚を使って抵抗したが、残り100Mでカンパニーに並ばれ万事休す。アドマイヤフジも鞭をバシバシ入れられて闘志に火が付き、キングストレイルを交わして2着確保かというところへピッチ走法の小さな馬が間から突っ込んできた。

 蓋を開けてみれば昨年の覇者で天皇賞秋4着、マイルCS4着のカンパニーが順当勝ち。緩い流れで逃げ馬の直後につけ、普通に追い出しての楽勝だった。アドマイヤフジは直線に向くところでカンパニーにスッと離されてしまった。相変わらず上がりの競馬になると置かれてしまう。詰めが甘いというよりズブい。1,800Mではこれで4戦して全て3着。距離も短かったか。

 ドリームジャーニーは外を捲らず、内を突いての進出で前走からの巻き返しに成功。昨年の有馬記念も内を突いて善戦しており、距離ロスを抑えればこの位は走ってきて当然。緩い流れで差しが効いたのは収穫。エアシェイディは外を回しての進出で前との差を埋められず、前を行くアドマイヤフジに並びかけることすら出来なかった。クビ差で並んだ前4頭から遅れること1馬身半。湿った馬場を言い訳にするにしてもちょっと不甲斐ない。

 トウショウシロッコは一団となった最初のコーナーで外を回らされたのを見てダメだと思った。3コーナー過ぎで仕掛けて上がっていったのが唯一の見せ場。4コーナーでも外を回らされ、直線に向いてからは全く伸びずに終わった。前走(アメリカジョッキークラブC)で軸にしたドリームジャーニーを差し置いてまでトウショウシロッコを軸にしておいてこの結果は精神的にも大ダメージ。あー、当てたい。


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