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第83回中山記念(GII)
2009年3月1日(Sun) 中山芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (国際)[指定]
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 トップガンジョー 77 一向に復調の目処立たず。今回叩き2戦目だが。  
2 2 カンパニー 101 昨年意表突く先行策で完勝。総合力で一歩リード。
3 3 キングストレイル 97 昨秋のオールカマーは奇襲。ここ2走が淡白過ぎ。  
4 4 スウィフトカレント 91 前走の内突き悪くないが勝ち負けまでは苦しい。  
5 5 ドリームジャーニー 97 展開に左右される。少頭数だけに前を意識したい。
6 6 アドマイヤフジ 97 前残りで中山金杯連覇。一旦流れに乗ると渋太い。
7 7 エアシェイディ 100 肝心なところで詰め甘い。1kg軽くなるのは好材料。
8 トウショウシロッコ 97 昨秋から中山で善戦目立つ。相手強いが通用可。
8 9 ドリーミーオペラ 88 オープン入り後サッパリ。久々の今回は叩き台か。  
10 キャプテンベガ 93 前走前崩れに乗じただけ。力勝負では分が悪い。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 高齢馬の間隙を突け・善戦からの脱出トウショウシロッコ
■予想構築

 ダイワテキサス、アメリカンボス、バランスオブゲーム、ローエングリン。今回出走のカンパニー、エアシェイディもそう。古くはサクラチトセオー、フジヤマケンザン、ローゼンカバリーなんかもいた。このレースは過去の好走馬の再出走例が多く、それでいて再度好走する確率が高い。言い換えれば中山に特化した馬が強い。カンパニーとエアシェイディはまず外せんな…。

 しかしカンパニーは過去11戦して【1・2・1・7】の休み明け、エアシェイディは相変わらず詰めが甘くて勝ち切れない上、激戦の天皇賞秋・有馬記念を使いながら休み無く使われていていきなりガタが来てもおかしくない。人気が割れているのはその辺りが勘案されているからだろう。どちらか(若しくは両方)飛ぶことも念頭に置いておきたい。

 ここはトウショウシロッコに注目してみたい。昨秋のオールカマー(3着)、今年のアメリカジョッキークラブC(3着)をみてもエアシェイディと殆ど変わらない。詰めが甘いのはエアシェイディと同じだが、こちらは激戦を使っていないし、エアシェイディよりも若い分上積みに期待できる。何より追い切りが好気配。美浦坂路ラスト1ハロン11秒9の反応が確かなら、ここは突き抜けまである。

 アドマイヤフジは同じ距離の毎日王冠でカンパニーに先着しているように、距離短縮でも無難にこなす。但しこの距離は3戦して【0・0・3・0】とあくまで善戦止まり。1〜3月【4・2・1・3】と冬場に強い点を勘案しても抑え評価で十分。ドリームジャーニーは前がやり合ってくれれば捲る脚が有効になる。今回はキングストレイル、トップガンジョー、アドマイヤフジ、場合によってはカンパニーと結構前が賑やか。CからAへのコース変更と少頭数ならより捲り易くなる。

◎トウショウシロッコ
○カンパニー
▲エアシェイディ
△アドマイヤフジ
☆ドリームジャーニー


■馬券構築

 トウショウシロッコ1頭軸の3連複流し。

[3連複] トウショウシロッコ−カンパニー−エアシェイディ 30%
[3連複] トウショウシロッコ−カンパニー−アドマイヤフジ 20%
[3連複] トウショウシロッコ−カンパニー−ドリームジャーニー 20%
[3連複] トウショウシロッコ−エアシェイディ−アドマイヤフジ 10%
[3連複] トウショウシロッコ−エアシェイディ−ドリームジャーニー 10%
[3連複] トウショウシロッコ−アドマイヤフジ−ドリームジャーニー 10%


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