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第18回アーリントンC(GIII) 2009年2月28日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 1 | ダブルウェッジ | 牡3 | 56.0kg | 小牧太 | 1.35.6 | − | 534kg(-6) | 6 | |
2 | 6 | 8 | マイネルエルフ | 牡3 | 56.0kg | M.デムーロ | 1.35.7 | 3/4 | 496kg(+4) | 12 | |
3 | ○ | 7 | 11 | ミッキーパンプキン | 牡3 | 56.0kg | 岩田康誠 | 1.35.8 | クビ | 444kg(0) | 3 |
4 | ☆ | 5 | 7 | アイアンルック | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 1.35.8 | アタマ | 526kg(-4) | 1 |
5 | 6 | 9 | タイガーストーン | 牡3 | 56.0kg | 木村健 | 1.35.8 | クビ | 486kg(-6) | 13 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 10.8 - 11.3 - 12.0 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 12.5 上がり 4F 48.8 - 3F 36.4 3コーナー 12-8-1-5(2,10)(9,13)-4,11,7-(3,6) 4コーナー 12-8-1,5(2,10)(9,13,4)11,7,6,3 |
■レース回顧 スタート決めて余裕の追走・競り合い制して勝利に届いたダブルウェッジ! |
■レース解説 ダブルウェッジが好スタート。アイアンルックは出遅れて後方から。マイネルエルフが押して単独2番手、更にその外からジョーメテオが勢いをつけて先頭に立つ。ダブルウェッジは3番手に下げる。アドバンスヘイローが4番手、その外にスーニがつける。ミッキーパンプキンは後方4番手、アイアンルックはその内を進む。ツクバホクトオーは最後方待機。ジョーメテオが単独先頭、マイネルエルフも後続を離しての2番手で3コーナーを通過。マイネルエルフがジョーメテオの直後まで押し上げて直線に向く。マイネルエルフがジョーメテオを交わして先頭。直後からダブルウェッジ、大外からミッキーパンプキンが追い上げる。ダブルウェッジが坂を駆け上がってマイネルエルフと並んで一騎打ち。ダブルウェッジがマイネルエルフを競り落としてゴール。 ■レース回顧 ハズレ。やたらゴツゴツした走り方をしていたので諦めた。第18回だけに馬連1−8ってか。(-_-) ピサノデイラニ('07年京成杯で2番人気12着)、フリオーソ('07年共同通信杯で4番人気7着)、フェラーリピサ('07年フジテレビ賞スプリングSで2番人気9着)、サクセスブロッケン('08年東京優駿で3番人気18着)などの例を見てきているはずなのに、ダート路線を歩んできたスーニを軸指名。周りが大したことなさそうだから大丈夫だろと考えたのが運の尽きだった。 全体的に出が良くなかった中、ダブルウェッジが内からポーンと前に出て先頭。マイネルエルフが押して前に出てきて、ジョーメテオも大外から勢いをつけてやってきた。スーニはこれらから取り残される形で5番手の外を走っていた。脚を地面に叩き付けるような、ゴツゴツとした走り方。あー、こりゃダメだ。アイアンルックはここでも出遅れ、ミッキーパンプキンもスタートからスピードが乗らず、隊列が定まった頃には後方に取り残されていた。 ジョーメテオが飛ばして縦長の展開。マイネルエルフも単独2番手で後続を離していて、前残りの前兆が感じ取れた。スーニは思うように動けず、外からケイアイドウソジンに楽に捲られていた。前はジョーメテオが力尽きてマイネルエルフが先頭。直後からダブルウェッジ。中団から追い上げた青い帽子2頭は伸びそうで伸びず、前の2頭が次第に後続を離していった。It's開幕週の前残り。ミッキーパンプキン、アイアンルックも最後に突っ込んできたが後の祭り。 勝ち時計1分35秒6は昨年より1秒遅い凡時計、縦長で前が残っただけの平凡な内容。ダブルウェッジは好スタートから一旦控える余裕があったし、マイネルエルフも序盤から押しただけで単独2番手という絶好位が取れた。いずれも前につけて何の不利も受けずに押し切ったというだけで、強さみたいなものは全く感じなかった。 ミッキーパンプキンは着拾いの差し込み。スタートで前に行けなかった以上、今回はこれで仕方ない。アイアンルックは後方から内に入れたり外に持ち出したりと前の馬を捌くのに手間取っていた。上がり3ハロンは最速だった。スーニは直線に向いても手前を変えず、モタついている間に左右から寄られてブレーキ。デビューから楽々4連勝を決めた話題馬は、どこにでもいるありふれたダート馬だった。 |