HOME > 重賞展望 > 第18回アーリントンC

第18回アーリントンC(GIII)
2009年2月28日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ダブルウェッジ 94 前々走は内突き嵌る。勝ち味に遅いのが難点。  
2 2 ケイアイテンジン 88 前走直線一杯の叩き合いで先着も速さは感じず。  
3 3 メイショウボルト 79 前走時計平凡過ぎで見送り。武邦彦師ラストラン。  
4 4 ケイアイドウソジン 79 終始外につけてジワジワ伸びる。悪くないが地味。  
5 アドバンスヘイロー 93 前走好時計で差し切り勝ち。レース運び上手い。
5 6 ツクバホクトオー 87 前走太め残り。稽古2週連続好時計で復調気配。
7 アイアンルック 82 出遅れながらも楽勝。相手強化と距離延長課題。
6 8 マイネルエルフ 84 前走直線で外から押される不利。仕上がり次第。  
9 タイガーストーン 88 息の長い脚使う。ただこの面子に差しで対抗困難。  
7 10 スーニ 93 前につけて突き放す強い勝ち方。芝でも期待可。
11 ミッキーパンプキン 90 競り合いにあっさり屈した前走案外も先行力評価。
8 12 ジョーメテオ 88 単騎で居残るも流れ楽。突付かれる展開に不安。  
13 キングスレガリア 88 前が止まったところを差しただけ。ここでは苦しい。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 異なる環境で楽勝続き・芝でも大物足りえるかスーニ
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【決着時計と上位馬通過順一覧(過去10年)】
年度 馬場 頭数 1,000M 上り3F 決着時計 1着通過順 2着通過順 3着通過順
'99年 14 59.0 36.6 1.35.6 2-1-1 3-3-3 7-7-5
'00年 12 60.6 35.1 1.35.7 5-3-3 2-2-2 1-1-1
'01年 稍重 14 60.6 35.3 1.35.9 9-9-7 1-1-1 2-2-2
'02年 13 58.9 35.0 1.33.9 8-7-6 4-4-4 3-2-2
'03年 16 60.5 36.3 1.36.8 2-3-3 1-1-1 2-2-2
'04年 15 61.0 34.8 1.35.8 2-2-2 2-3-2 8-4-4
'05年 12 58.4 35.9 1.34.3 1-1-1 7-7-6 4-3-3
'06年 15 59.1 35.6 1.34.7 1-1-1 9-9-5 3-5-3
'07年 16 58.9 35.0 1.33.9 4-3 4-3 2-1
'08年 12 58.4 36.2 1.34.6 1-1 4-7 10-9

 開幕週初日に行われるだけあって、先手必勝を地で行くレース。'05年はキャリア1戦のビッグプラネットがロケットスタートを決めてそのまま居残り、昨年はダンツキッスイが大逃げの余勢を活かして逃げ切り成功。'01年ダンツフレーム、'02年タニノギムレットは後にGIを制することになる逸材で、後ろから行く馬は余程力が抜けていないと勝つのは難しい。


 野路菊Sでハナを奪ってレコード勝ち、デイリー杯2歳S(レコード決着)でも逃げてハナ差2着、朝日杯フューチュリティSでも外枠から前につけてコンマ1秒差。ここはまさにホッコータキオンのためのレースかと思いきや、木曜発表の出馬表に名前が無かった。左前屈腱炎。速さ自慢のアグネスタキオン産駒は脚元にくる負担が尋常ではないらしい。

 スーニ。京都と東京で楽々逃げ切り、園田と川崎で直線に向いてから先頭に立って独走。本来はダート向きだろうが、大物なら芝もこなすデピュティミニスターとクラフティプロスペクターの血筋。同型がミッキーパンプキンやジョーメテオ程度なら芝でも何とかなるんじゃないかと。年明け初戦、他馬より1kg重い57kgと条件は悪いが、その分人気も落ちるだろうし積極的に狙ってみたい。

 ミッキーパンプキンやジョーメテオはそれほど速くないので、快速馬ホッコータキオンの離脱はプラス材料。マイペースで行ければそのまま残ってしまいそうだが、ミッキーパンプキンはシンザン記念で直後から並ばれた際の反応、ジョーメテオは直線平坦の京都で不必要に詰め寄られたのが気になる。言ってしまえば強くない。きつい競馬をしたことがないジョーメテオは外してみる。

 アドバンスヘイローは翌日の古馬オープン(ニューイヤーS)をコンマ3秒上回る時計でジュニアCを勝利。ハイペースで差しが効きやすかったとはいえ、図ったように差せたのは評価しておきたい。問題はここで「差し」が効くのかということ。2〜3着なら後ろから行く馬にもチャンスはあるが…。出遅れながら余裕で追い付いて、直線で追い出して7馬身差圧勝のアイアンルックについても同じことが言える。前走プラス20kg、新潟2歳Sでセイウンワンダーにコンマ2秒差のツクバホクトオーにも注目しておきたい。

◎スーニ
○ミッキーパンプキン
▲アドバンスヘイロー
△ツクバホクトオー
☆アイアンルック


■馬券構築

 スーニから馬複、3連複流し。

[馬複] スーニ−ミッキーパンプキン 10%
[馬複] スーニ−アドバンスヘイロー 10%
[馬複] スーニ−ツクバホクトオー 10%
[馬複] スーニ−アイアンルック 10%
[3連複] スーニ−ミッキーパンプキン−アドバンスヘイロー 10%
[3連複] スーニ−ミッキーパンプキン−ツクバホクトオー 10%
[3連複] スーニ−ミッキーパンプキン−アイアンルック 10%
[3連複] スーニ−アドバンスヘイロー−ツクバホクトオー 10%
[3連複] スーニ−アドバンスヘイロー−アイアンルック 10%
[3連複] スーニ−ツクバホクトオー−アイアンルック 10%


■このレースの回顧へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.