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第44回デイリー杯クイーンC(GIII)
2009年2月21日(Sat) 東京芝1,600M 3歳オープン 別定 (牝)(国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   6 11 ディアジーナ 牝3 54.0kg 内田博幸 1.35.7 480kg(+4) 4
2 5 9 ダノンベルベール 牝3 55.0kg 後藤浩輝 1.35.7 クビ 452kg(+4) 2
3   7 14 エイブルインレース 牝3 54.0kg 戸崎圭太 1.35.8 3/4 472kg(-12) 8
4 6 12 ミクロコスモス 牝3 54.0kg 武豊 1.35.9 クビ 458kg(+2) 1
5   5 10 アンジュアイル 牝3 54.0kg 吉田豊 1.36.0 1/2 462kg(-4) 10
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.1 - 12.2 - 12.5 - 12.4 - 11.4 - 11.5 - 12.0
上がり 4F 47.3 - 3F 34.9
3コーナー 15(9,11)14(7,12)13(4,6,8,16)(1,3,5)10-2
4コーナー 15,11(9,14)(7,12)(4,13,16)(6,8)(1,5)3,10-2

■レース回顧 豊富なキャリアに支えられた理想形・先に抜け出し念願成就ディアジーナ!
■レース解説

 ドゥミポワントが若干出遅れ。ディアジーナが反応良く前に出るも、グローリールピナスが外から交わしてハナに立つ。ダノンベルベールはエイブルインレース、カイテキプリンと並んで好位を形成。ミクロコスモスはこれらの直後につける。カツヨトワイニングは中団内、パールシャドウはその後ろを追走。グローリールピナス単独先頭で直線に向く。直後からディアジーナ、ダノンベルベール、エイブルインレースが差を詰めていく。ミクロコスモスはこれらの直後で前が開かず立ち往生。ディアジーナが抜け出し、ダノンベルベールが狭い内を割って追いかける。ディアジーナがダノンベルベールの追撃を振り切ってゴール。


■レース回顧

 ハズレ。素早いブロック&カット。見事な連携プレーの前に沈黙。(-_-)

 ディアジーナが絶好の飛び出し。グローリールピナスに先頭を譲って、自らは2番手を楽に追走。ダノンベルベールもスタートを決めて前に出てきた。ミクロコスモスもここ2戦よりは積極的な位置取り。ただ口を割って行きたがっていた。カツヨトワイニングは狭い内を追走。パールシャドウは行き脚がつかず、隊列が定まった頃には後方の内。道中でフレンドリードレスが内ラチに接触して後方に下がっていた辺りからしても、内はゴチャついていて身動きが取りにくそうだった。

 1000M通過60秒8はスロー。グローリールピナスの直後は持ったままの楽な手応え。直線半ばで芦毛の馬体が先に動いて、栗毛のシャドーロールがこれについていく。ミクロコスモスも直後までやってきていた。後はどこから抜け出すか。よし、外に持ち出そう。エイブルインレースがすかさずブロック!うーむ、それじゃディアジーナが抜けた後の内を通るか。ダノンベルベールがすかさずカット!

 グローリールピナスの直後で楽をしていた3頭がそのままワンツースリー。ディアジーナは菜の花賞と同じく、行きたい馬に行かせて自らは好位追走のスタンス。キャリアが豊富でレース運びが上手い。赤松賞で差された相手を抑え切ったのは評価していい。ダノンベルベールは出遅れなくなっただけでも収穫。エイブルインレースは久々でも前につけた分の好走。トップカミングを物差しにしてグローリールピナスを拾ったなら、京王杯2歳Sでトップカミングにコンマ1秒差のエイブルインレースも拾えたはずだが…。

 ミクロコスモスはエイブルインレースが壁になって外に出せず、ダノンベルベールに体をぶつけられて萎縮していた。スパッと反応しないのは今後の課題。グローリールピナスは残り200Mまでは先頭。1,400M以下のレースでまた狙いたい。カツヨトワイニングは追い出してからモタモタしていた。ゆったりペースで追い上げるにはキレ不足。アラマサローズもこの流れでは差せない。内がごった返していて、外に持ち出していた。


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