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第44回デイリー杯クイーンC(GIII)
2009年2月21日(Sat) 東京芝1,600M 3歳オープン 別定 (牝)(国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 パールシャドウ 87 前走控える競馬が裏目にしても案外。様子見。  
2 フレンドリードレス 77 道中揉まれ直線内から抜ける。仕上がり次第。  
2 3 アラマサローズ 86 内で溜めて直線外出し完勝。差し込みに活路。
4 カツヨトワイニング 86 前走直線で他馬と接触するロス。差脚あり注意。
3 5 メイショウボナール 81 前走出遅れ後手。初戦負かした相手魅力だが。  
6 メジャーサイレンス 旭川と南関東での評価不能。芝では分が悪い。  
4 7 カイテキプリン 79 前走行き場無く4角大外回し考慮も負け過ぎか。  
8 アイアムマリリン 77 好位で折り合って楽勝も快速馬いる今回辛い。  
5 9 ダノンベルベール 90 前走スタート決めて3着以下完封。力は最上位。
10 アンジュアイル 85 前走大外一気で他馬一掃も展開に注文が付く。  
6 11 ディアジーナ 89 前走内から前に出て押し切るも展開向いた感。  
12 ミクロコスモス 89 加速乗った後の伸び秀逸。直線長い東京合う。
7 13 ドゥミポワント 83 キャリア豊富だが内容薄い。この相手では辛い。  
14 エイブルインレース 84 直線伸び欠いた前走物足りず。久々な分割引。  
8 15 グローリールピナス 87 直線沈没の前走は馬場影響か。能力は通用。
16 パドブレ 84 一息入れた後の重賞2戦がサッパリ。力不足。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 追えば伸びるどこまでも・府中で真の力を引き出すミクロコスモス
■予想構築

 「収得賞金2,000万毎1kg増」の規定により、ダノンベルベール(収得賞金2,100万円)のみ55kg。間隔は開いたが、先週・今週と美浦坂路で4F50秒台を馬なりでマークするなど動きは軽快そのもの。阪神ジュベナイルフィリーズでミクロコスモスを1馬身半抑えているし、東京マイルも赤松賞で演習済み。心配の種は出遅れ。

 ミクロコスモスは加速が付いてからの伸びが凄い。阪神ジュベナイルフィリーズでも終いの脚ではダノンベルベールを上回っていた。前走も大外からぶっ飛んできての楽勝。ダノンベルベールとは現状で力差がありそうなのだが、今回は相手が1kg重い。逆転するならここしかないという意味でこれが軸。

 パールシャドウはフェアリーSで控えた意味が分からない。グッデーコパが3着に残った位だから、前に行けば楽勝だったはずだが…。直線では周りから押し込められた上に体当たりされるロス。東京マイル2戦2勝、いずれも1分35秒台ならここでの巻き返しは必至。…と言いたいところだが、その2戦で負かした相手はその後1頭も勝ち上がるどころか連対すらしていないのが気になる。

 グローリールピナスはクロッカスSで牡馬に混じって3番人気の評価。さざんかSでは後のシンザン記念3着&共同通信杯3着馬トップカミングに先着。ベゴニア賞とさざんかSを使ったナンヨーアイドルを物差しにしてもパールシャドウより強いのではないかと。問題は前走ハナを奪った馬が過去10年で【0・0・0・16】(0.0%)となる点だが…。

 グローリールピナスは1,000Mを58秒前後で逃げる快速馬だけに、これに近い流れで差して好走があるカツヨトワイニングに注意。サフラン賞が丁度この流れ。フェアリーSは外を回して、直線で他馬と接触しての4着。元々逃げ〜先行馬で、前走内で脚を溜めたところあっさり弾けたアラマサローズも再度の内枠で一発がありそう。

◎ミクロコスモス
○ダノンベルベール
▲カツヨトワイニング
△グローリールピナス
☆アラマサローズ


■馬券構築

 ミクロコスモス1着固定+ダノンベルベール2着固定の3連単と2頭軸の3連複流し。

[3連単] ミクロコスモス→ダノンベルベール→カツヨトワイニング 10%
[3連単] ミクロコスモス→ダノンベルベール→グローリールピナス 10%
[3連単] ミクロコスモス→ダノンベルベール→アラマサローズ 10%
[3連複] ミクロコスモス−ダノンベルベール−カツヨトワイニング 30%
[3連複] ミクロコスモス−ダノンベルベール−グローリールピナス 30%
[3連複] ミクロコスモス−ダノンベルベール−アラマサローズ 10%


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