HOME > 重賞回顧 > 第56回日経新春杯
第56回日経新春杯(GII) 2009年1月18日(Sun) 京都芝2,400M 4歳以上オープン ハンデ (国際)[指定] |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 5 | 10 | テイエムプリキュア | 牝6 | 49.0kg | 荻野琢真 | 2.26.6 | − | 502kg(-4) | 11 | |
2 | ○ | 4 | 8 | ナムラマース | 牡5 | 56.0kg | 小牧太 | 2.27.2 | 3 1/2 | 482kg(+6) | 3 |
3 | 4 | 7 | タガノエルシコ | 牡4 | 52.0kg | 藤岡佑介 | 2.27.3 | 1/2 | 432kg(-4) | 4 | |
4 | 3 | 5 | ホワイトピルグリム | 牡4 | 53.0kg | 秋山真一郎 | 2.27.4 | 1/2 | 456kg(0) | 9 | |
5 | ▲ | 8 | 15 | アドマイヤモナーク | 牡8 | 58.0kg | 川田将雅 | 2.27.4 | クビ | 484kg(+16) | 2 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.3 - 11.7 - 12.7 - 12.7 - 12.6 - 12.6 - 12.1 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 12.8 上がり 4F 48.2 - 3F 36.6 1コーナー 10-(4,12)13(2,6)16(1,5,7,11)(8,3)14,15-9 2コーナー 10-4,12,13(2,6,16)(1,5,7,11)8(14,3)15-9 3コーナー 10=(4,12)(13,16)(2,5,3)(6,7,11,15)1(14,8,9) 4コーナー 10=12(5,13)16(4,2,7)(3,15)(1,11,9)(14,6,8) |
■レース回顧 単騎逃げの威力を思い知れ・ラストランで道筋示したテイエムプリキュア! |
■レース解説 アグネストレジャーが出遅れ。テイエムプリキュアが出鞭を入れてハナを奪う。メジロコルセアとドリームフライトが離れた2番手につける。ホッコーパドゥシャ、アップドラフト、メイショウクオリアが並んで好位を追走。ヒカルカザブエは馬群の内を進む。タガノエルシコ、マイネレーツェルも中団で並んで追走。ナムラマースは直後の内、アドマイヤモナークは後方から外を通って徐々に進出。テイエムプリキュアが5〜6馬身のリードを保ちながら3コーナーの丘を下る。ドリームフライト以下2番手以降は一団。テイエムプリキュアが大きなリードを有したまま直線に向く。テイエムプリキュアが完全に一人旅。2番手以降は団子状態。ナムラマース、タガノエルシコらが追い込むも全く及ばず、テイエムプリキュアがそのまま楽勝。 ■レース回顧 ハズレ。今の京都は前が止まらん。以上。(-_-) 中山はぼちぼち外差しが有効になりつつあるが、京都は依然として行った者勝ちの状況が続いている。とにかく前が止まってくれない。前日のメイン・淀短距離Sはサープラスシンガーが楽々逃げ切り、この日も紅梅S、岩清水Sで人気薄の逃げ馬が馬券に絡んで荒れまくり。これは前に行く馬を買わないとダメだな。前に行く馬かぁ。ドリームフライトはミエミエだから、ここは捻ってシゲルフセルトとホワイトピルグリムだな。この時、私の頭には何故かテイエムプリキュアの名前が浮かんでこなかった。 小雨が降る中でのスタート。横一線の先行争いからテイエムプリキュアがしきりに押して出てきた。出鞭を二発入れて行き脚がつくと、そのままラチを頼りに先頭を確保。これに競りかけていく馬は皆無。人気どころはタガノエルシコが中団馬群、内にヒカルカザブエ、後ろにナムラマースとアドマイヤモナーク。タガノエルシコは思っていたよりも積極的な位置取り。しかし後方待機であることに変わりはなかった。 テイエムプリキュアは中弛みを作らず、一定のペースを保ちながら徐々に後続との差を広げていった。後続はというと「テイエムプリキュア?どうせタレるに決まってるでしょ」と言わんばかりのマイペース追走。誰もテイエムプリキュアに鈴をかけに行かない。マズい。テイエムプリキュアは3コーナーを過ぎてもまだ手綱が動かない。かなりマズい。2番手以降のほうが必死に追いかけている。物凄くマズい。 直線に向いてすぐの映像で、テイエムプリキュアの勝利を受け入れざるを得なくなった。前の1頭と後ろの15頭が別の競馬をしていた。もうなんつーかね、呆れて怒る気にもなれない。後ろから行った奴らは本当に勝つ気でいたのか疑わしい。自分も自分で、また逃げ馬が買えなかった。前が手薄だってのに、また逃げ馬が買えなかった。ホント、いつになったらこのテの馬が買えるようになるのだろうか。自らの予想のヘボさにも愛想が尽きてきた。氏にたいけど、まだ資ねない。 醜い2着争いは後ろから突っ込んだナムラマースが制し、タガノエルシコがラストでナムラマースに交わされて3着。4コーナーで内を割って伸びてきたホワイトピルグリムが4着、そしてアドマイヤモナークが5着。GIからGIIへの天下りなら人気して当然だけど、人気薄で善戦した馬を次走人気の時に買うと凡退するというのはある意味お約束。アドマイヤモナーク、お前は分かってるなぁ。 イングランディーレの天皇賞春と同じく、展開利100%のくだらないレースで負けた馬をいちいち振り返っていても仕方ない。大事なのは逃げ残りのパターン演習とそれを次の機会に生かす努力。ただヒカルカザブエの乗り方はあれで良かったのか?スタートでよろめいて行き場を失い、外からどんどん被せられて早くも1コーナーで密室状態。テイエムプリキュア云々以前の問題。 |