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第47回スポーツニッポン賞京都金杯(GIII) 2009年1月5日(Mon) 京都芝1,600M 4歳以上オープン ハンデ (国際) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ☆ | 4 | 8 | タマモサポート | 牡6 | 57.0kg | 津村明秀 | 1.32.9 | − | 482kg(+4) | 7 |
2 | ○ | 1 | 2 | マルカシェンク | 牡6 | 57.5kg | 福永祐一 | 1.33.2 | 2 | 504kg(+6) | 3 |
3 | △ | 3 | 5 | ファリダット | 牡4 | 56.0kg | 四位洋文 | 1.33.3 | 1/2 | 478kg(+4) | 2 |
4 | ◎ | 1 | 1 | アドマイヤオーラ | 牡5 | 58.0kg | 安藤勝己 | 1.33.4 | 1/2 | 460kg(+10) | 1 |
5 | ▲ | 7 | 13 | バトルバニヤン | 牡5 | 56.0kg | 幸英明 | 1.33.5 | 3/4 | 488kg(-4) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 10.7 - 11.2 - 11.8 - 11.6 - 11.9 - 11.4 - 11.7 上がり 4F 46.6 - 3F 35.0 3コーナー 4,6-(8,15)(7,9,10)(1,11)(2,13,16)(3,12,14)-5 4コーナー 4,6(8,15,7)-(1,9,10)(11,13)2(12,16)(3,14,5) |
■レース回顧 流れに乗って楽々抜け出し・勢い最高潮タマモサポート! |
■レース解説 マルカシェンクとヴィクトリーが若干出遅れ。シンボリグランがエーシンフォワードを交わしてハナを奪う。コンゴウリキシオーも押してこれに並んでいく。タマモサポートがじわりと押し上げて3番手、ショウナンアルバ、アドマイヤオーラがこれらの直後を追走。マルカシェンクは中団馬群から徐々に進出の構え。バトルバニヤンがこの外を進む。ファリダットは1頭離れて最後方待機。コンゴウリキシオーが単独先頭に替わり3コーナーを通過。中団からショウナンアルバが早めに進出。コンゴウリキシオー2馬身リードで直線に向く。コンゴウリキシオーは間もなく失速、タマモサポートが直後から楽に交わして先頭。マルカシェンクが最内に潜り込んで急追。タマモサポートが完全に抜け出し、後続の追撃を問題にせず押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。今回は3着が抜けずにちゃんと来た。よーしよしよし。(・∀・) シンボリグランが馬なりであっさり先頭。コンゴウリキシオーもスタートからガシガシ追っていたのだが、序盤は2番手止まり。この2頭が互いに競り合って後続を離していった。タマモサポートが3番手、そして早くもアドマイヤオーラの姿が見えた。久々で58kg、最内ということを考えるとこの積極策は望ましい。ショウナンアルバはその側で浮き足立っていた。やっぱコイツは掛かるなぁ。マルカシェンクはどこから抜け出そうかと思案しているようだった。ファリダットはいつも通りの最後方待機。 前を見遣るとコンゴウリキシオーが単独先頭になっていた。いや、シンボリグランが引いただけか?1,000M通過57秒9は考えていたよりも速い。やはりコンゴウリキシオーが出てくるレースは流れが引き締まる。勝負どころで3番手以降が楽に押し上げて、前の2頭は早くもピンチ。ショウナンアルバが抑え切れない感じで上がっていくと、その側でアドマイヤスバルも動いていった。但し鞭が入っていかにも劣勢。 コンゴウリキシオーは直線に向いたと同時にお役御免。直後からタマモサポートが並びかけてくる。この段階ではまだ鞭が入っていなかった。鞭が一発、二発と入ると後は独走。強い強い。2馬身差をつけて負かした相手が昨夏の関屋記念で千切り捨てられたマルカシェンクというのだから価値がある。ちなみに父タマモクロスは21年前の京都金杯(当時は2,000M)の勝ち馬。 マルカシェンクは若干出遅れて序盤の位置取りに苦労していた。採った作戦は4コーナーで最内に入れての内突き。ポッカリと開いた内で加速をつけて、コンゴウリキシオーの内から一気に抜け出してきた。しかし先に先頭に立ったタマモサポートとの差は一向に埋まらず、ゴール前で逆に離されていった。道中溜めが入る流れが理想で、このペースで2着ならとりあえず合格。福永騎手も上手く乗った(9R福寿草特別のプロスアンドコンズは酷い騎乗だったが)。 ファリダットは今回も後方で脚を溜める作戦。4コーナーからジワジワ押し上げて、直線で末脚全開。但し時計が速くて前には届かなかった。以前より折り合いに不安が無くなってきているのは何より。アドマイヤオーラは普段より前につけて、直線で外へ持ち出すところまでは完璧だった。直線でスパッと切れなかったのはやはり久々と斤量か。バトルバニヤンは考えていたよりは位置取りが後ろで、4コーナーでも外に振られていた。差しての5着は評価微妙。 シゲルフセルトは4コーナーで既に遅れ気味。直線に向いて追っている内に姿が見えなくなった。このクラスでは速さが足りていない。アドマイヤスバルも4コーナーで追っ付け鞭が入っていたように一杯一杯の競馬。しかしこちらは7着に粘った。それにしても前走最低人気だった馬が今回4番人気とはこれ如何に。ちなみに今回最低人気のナスノストロークは昨年と同じ6着だった。 |