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第13回東京スポーツ杯2歳S(JpnIII)
2008年11月22日(Sat) 東京芝1,800M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 4 5 ナカヤマフェスタ 牡2 55.0kg 蛯名正義 1.47.7 450kg(0) 9
2 2 2 ブレイクランアウト 牡2 55.0kg 武豊 1.47.7 クビ 436kg(-4) 1
3 4 6 サンカルロ 牡2 55.0kg 吉田豊 1.47.9 1 1/4 482kg(-4) 4
4 6 9 ダノンカモン 牡2 55.0kg 福永祐一 1.48.1 1 1/4 520kg(-6) 2
5   3 4 スズカワグナー 牡2 55.0kg 安藤勝己 1.48.3 1 1/4 462kg(-8) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 10.6 - 11.8 - 13.3 - 12.7 - 12.4 - 11.6 - 11.4 - 11.3
上がり 4F 46.7 - 3F 34.3
2コーナー (*8,10,13)-(4,5)(3,11)(6,12)(2,14)-9,7,1
3コーナー 13,8(3,10)(4,5)(6,11)(2,12)(9,14)7-1
4コーナー 13(8,10)3(4,5)(6,11)(2,12)(9,14)(1,7)

■レース回顧 好位確保で余力温存・競り合い制して重賞制覇ナカヤマフェスタ!
■レース解説

 バックハウス、ダノンカモンが出遅れて後方から。フレンドケントがスズカワグナーを制して前に出るも、外からスズカケとヒラボクエクセルが並びかけて一団。ナカヤマフェスタがスズカワグナーと並んで4番手、サンカルロは中団、直後にブレイクランアウトが続く。ダノンカモンとバックハウスがその後方を進む。ヒラボクエクセルが単独先頭で直線に向く。ブレイクランアウトが外から楽に上がってくる。内からサンカルロ、ダノンカモンが大外に振って追い込んでくるも、ナカヤマフェスタが中団から先に抜けて先頭。ブレイクランアウトがナカヤマフェスタに際どく迫るも、ナカヤマフェスタがこれに抜かせず押し切る。


■レース回顧

 ハズレ。上位3頭全部持ってる!やったー!…ところでダノンカモンは?(・_・)

 ダノンカモンって実は前走もほんの少しだけど出遅れていたんだよね。出遅れて上がり最速で届かずは次走負けパターンだけど、勝ったから文句無いでしょってことで軸に推したのだが、今回もまた出遅れた。東京芝1,800Mはスタートしてすぐにコーナーがある関係ですんなり前に行けた馬が残りやすい。こんな位置取りで大丈夫かな?

 先行争いは思いの他激化。結局外からハナを主張したヒラボクエクセルが先頭。ただ先頭に立ってからは例の如くスロー逃げ。4番手以降が少し離れてナカヤマフェスタとスズカワグナー。ペースを考えると中団付近につけたサンカルロまでが許容範囲。ブレイクランアウトとダノンカモンは後方、それも内。これは嫌な予感がする。

 ブレイクランアウトは4コーナーで外に持ち出していた。前走の二の轍は踏まないという意思の表れか。その一方でダノンカモンはまだ後方の内。ブレイクランアウトは馬なりで外から追い出しのタイミングを待っている状態で、ダノンカモンは隙間を縫って懸命の追い上げ。あーあ、これは終わったくさい。福永は福島にでも行ってろボケが。

 ブレイクランアウトが満を持して追い出す直前に、すぐ前でナカヤマフェスタが動いていった。前半でいいポジションが取れたのでこちらも余力十分。ブレイクランアウトが外から並びかけてきても、即座に差し返して抜かせず。溜めて切れるし、競り合いにも強い。蛯名騎手にステイゴールド産駒といえばドリームジャーニーが思い浮かぶ。ブレイクランアウトも負けはしたが前走の消化不良を思えば上出来。

 サンカルロは内からの追い上げで、途中まで手綱が動いていなかった。ナカヤマフェスタの直後まで来て初めて追い出して一旦抜けかける勢いがあったのだが、ゴール間際で離されて3着。ダノンカモンは出遅れて位置取りが悪くなって、外に振って届かずというある意味注文通りの負け方。今回も上がり最速(ブレイクランアウト、マッハヴェロシティと並んでタイ)。次走も人気して飛ぶパターン。直線に向いてすぐに追っ付けていたのも気になった。バックハウスも出遅れて何も出来ずに終わった。


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