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第69回菊花賞(JpnI) 2008年10月26日(Sun) 京都芝3,000M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 7 | 14 | オウケンブルースリ | 牡3 | 57.0kg | 内田博幸 | 3.05.7 | − | 484kg(-2) | 1 |
2 | 1 | 1 | フローテーション | 牡3 | 57.0kg | 藤岡佑介 | 3.05.9 | 1 1/4 | 484kg(-6) | 15 | |
3 | 3 | 5 | ナムラクレセント | 牡3 | 57.0kg | 和田竜二 | 3.06.1 | 1 1/2 | 486kg(-2) | 9 | |
4 | ▲ | 4 | 8 | スマートギア | 牡3 | 57.0kg | 武豊 | 3.06.2 | 3/4 | 454kg(+10) | 5 |
5 | 5 | 9 | マイネルチャールズ | 牡3 | 57.0kg | 松岡正海 | 3.06.5 | 2 | 460kg(0) | 2 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.9 - 12.2 - 11.0 - 11.7 - 11.0 - 12.2 - 13.9 - 13.8 - 13.5 - 13.3 - 12.9 - 12.0 - 11.5 - 12.1 - 11.7 上がり 4F 47.3 - 3F 35.3 1コーナー 2,3=10-5(6,9,13,11)-18(4,12)(1,14)8(7,16,15)17 2コーナー 2,3-10-(6,5)(9,13)11,18(4,12)(1,14)-8(7,15)16,17 3コーナー 3,10,5(9,13)(2,12,11)18(4,6,14)(1,8,17)15(7,16) 4コーナー 10(3,5,11,14)9(12,13,8,17)(18,15)16(2,6)(4,1,7) |
■レース回顧 早めスパートで実力誇示・史上最速菊制覇オウケンブルースリ! |
■レース解説 アグネススターチが押して前に出るも、ノットアローンが飛び出してアグネススターチに並びかけていく。スタンド前でノットアローンがアグネススターチを交わして先頭。前2頭が後続を大きく離して逃げる。スマイルジャックが単独3番手につけ、少し離れてナムラクレセント、ロードアリエスと続く。マイネルチャールズはこれらの直後を追走。ダイワワイルドボアは中団馬群、オウケンブルースリはフローテーションと並んでその後方を進む。スマートギア、ダイシンプランを挟んでベンチャーナインは最後方付近に待機。3コーナー手前でアグネススターチが先頭を奪い返し、スマイルジャックとナムラクレセントが直後まで押し上げる。オウケンブルースリも大外を通って一気に進出。スマイルジャックがアグネススターチを交わして直線に向く。内からマイネルチャールズが抜け出して一旦先頭に躍り出るも、中央からナムラクレセント、外からオウケンブルースリが追い上げて交わす。その間からフローテーションが突っ込んでオウケンブルースリに急追するも、オウケンブルースリがもう一伸びして突き放す。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。強い馬が強い勝ち方をして一安心。…2着と3着なんぞこれ?(・_・) 先週とは打って変わってどんよりとした空模様。時折パラつく程度の降雨はレース直前で上がり、馬場には影響なし。まずはアグネススターチが押して前に出てきた。実況が公約通りとか言ってたけど、そんなの知らんかった。それよりもノットアローン@ヨコテンの出方を注視。絶対コイツは仕掛けてくる…、ってやっぱり来た。コーナリングで外に吹っ飛びながら、急いでアグネススターチを追っていく。 アグネススターチは最短距離を通って先頭は譲らない構えだったが、ノットアローンはなりふり構わず先頭を「強奪」。最初の1,000M通過58秒8。アホやヨコテン。こんなペースで残れる訳ないやん。まあ適度に穴人気してたし、消えてくれる分には有り難い。スマイルジャックはこのペースで折り合いバッチリ。イイヨー。オウケンブルースリは中団の外。よし。 ノットアローンは先頭を奪った後、急激にペースを落としてセーブモード。中盤の1,000M通過66秒7。大逃げ態勢があっという間に一団。結局ノットアローンは3コーナーに入るまでにタレていった。代わりに先頭に立ったアグネススターチももはや時間の問題。スマイルジャック、ナムラクレセントと好位集団が牙を剥く。そして大外、オウケンブルースリも猛然と動き出した。あー!お前はまだ早いって!! スマイルジャックの先頭は一瞬で終了、内からマイネルチャールズが出てきた。最後の一冠、松岡の意地炸裂か?!しかしその夢も外からの追い上げで儚く散った。何か良く分からんけど叩く度に伸びてくるナムラクレセントと、その外からオウケンブルースリ。あれだけ強気の仕掛けだったのに切れ味抜群。ナムラクレセントを相手にしない。と、そこへフローテーション。凄い勢い。 しかしオウケンブルースリはそこからまた伸びた。ゴールにかけて再加速。余力を残したままフィニッシュ。バリ強ぇ。デビューから184日目での菊花賞制覇は史上最速。過去10年で1番人気に応えて勝ったのはディープインパクトと同馬のみ。次走は体調を見極めた上でジャパンCを予定とのこと。もはやディープスカイが相手でも負ける気がしない。父ジャングルポケットだし、東京もバッチグーだろ。 相手は意味不明。フローテーションって神戸新聞杯もサッパリだったのに何でここで来るの?4コーナーで進出が遅れて最後方まで下がったにも関わらず、馬群を割って突き抜けるようにして伸びてきたのを見て唖然。母父リアルシャダイ恐るべし。ナムラクレセントは先行策に切り替えて大健闘。今回前につけた馬で勝負になったのはこの馬だけ。 ちなみにグリーンチャンネルでパドック解説を担当していた競馬エイトのヒロシTMは「春のクラシックはマイラー全盛。ステイヤー色の強い馬には出番が無かった」として◎フローテーション。○ナムラクレセント、▲オウケンブルースリで3連複ズバリ。すみません、テレビの前で「それはないわ」とほざいてました。レース後の回顧でやたらニヤニヤしてたけど、そりゃ嬉しいよな。ヒロシTM=ネ申。何が凄いって、ちゃんと理由を示した上で当ててること。新聞はブック派だけど、今度からはエイトも買おう。 ノットアローンの節度を弁えないバカ逃げで前につけた馬はナムラクレセントを除いて総崩れ。アグネススターチ、スマイルジャックには厳しいレースになってしまった。特に後者は綺麗に折り合いがついていただけに残念。もっとも、ハイペースだったから折り合えただけかもしれないが。ダイシンプランはオウケンブルースリより早めに動いていってガス欠。スマートギアは後方外からの追い上げで及ばず。いずれも適距離で見直し。ベンチャーナインは今回も後ろ過ぎて届かなかった。 |