HOME > 重賞回顧 > 第43回デイリー杯2歳S
第43回デイリー杯2歳S(JpnII) 2008年10月18日(Sat) 京都芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 5 | 6 | シェーンヴァルト | 牡2 | 55.0kg | 北村友一 | 1.33.3 | (レコード) | 472kg(+10) | 3 |
2 | ◎ | 7 | 10 | ホッコータキオン | 牡2 | 55.0kg | 飯田祐史 | 1.33.3 | クビ | 496kg(+2) | 1 |
3 | 7 | 9 | キングスレガリア | 牡2 | 55.0kg | 福永祐一 | 1.33.4 | 3/4 | 460kg(-2) | 8 | |
4 | ☆ | 1 | 1 | ピースピース | 牡2 | 55.0kg | 小牧太 | 1.33.6 | 1 | 448kg(-2) | 9 |
5 | △ | 4 | 4 | アラシヲヨブオトコ | 牡2 | 55.0kg | 武豊 | 1.33.8 | 1 1/4 | 504kg(0) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.8 - 11.5 - 11.7 - 11.7 - 11.2 - 12.2 - 12.0 上がり 4F 47.1 - 3F 35.4 3コーナー 10-8,3,2,12,5,4,6-(9,11)-(1,7) 4コーナー 10(3,8)2(5,12)(6,4)(9,11)1,7 |
■レース回顧 ハイペースを難なく対処・内から鮮やかに抜けたシェーンヴァルト! |
■レース解説 トップカミングが出遅れ。ホッコータキオンが楽に先頭に立つ。スウッシュ、トップオブピーコイがこれに続く。アラシヲヨブオトコはアローベアタキオン、ワンカラットと並んで4番手を追走。シェーンヴァルトは中団を進む。トップカミングが内から追い上げていく。キングスレガリア、ピースピースは後方待機。ホッコータキオンが先頭、淡々とした流れのまま直線に向く。ホッコータキオンが先頭をキープ、2番手グループは失速。内からシェーンヴァルト、続いてキングスレガリアが追い上げてくる。大外からはピースピースが接近。ホッコータキオンが粘るところへシェーンヴァルトが外から並びかけて交わす。 ■レース回顧 3連複3着抜けハズレ。穴で狙った馬が生殺しの4着。堪えるね、こういうの。(-_-) 5分前に発走した東京メインも1着、2着が来て3着抜け。気まずさを引き摺ったままこちらも発走。ホッコータキオン抜け出した!シェーンヴァルトやってきた!ピースピース突っ込んできた!やった!貰った!って、キングスレガリア抜けた!!!今年はこんなのばっかし。馬連買ったらって?そしたら1着、3着になるの。ワイド買ったら1着、4着だろうね。競馬ってそんなもん。 ケチの付き始めはトップカミングの出遅れ。浮き上がるようなスタートでいきなり最後方。オワタ。ただこれによりホッコータキオンは楽に先頭を確保出来た。まあよしとするか。2番手にトップオブピーコイがついて行った他は概ね順当な位置取り。アラシヲヨブオトコは4番手で若干手綱を抑えて余裕の追走。シェーンヴァルトはそのすぐ後ろを走っていた。前走よりは落ち着いているようで何より。 4コーナーにかけての下りでホッコータキオンにプレッシャーをかけていく馬は皆無。何で誰もちょっかいかけないんだろう?デイリー、じゃなかった出入りの無い競馬は見ていてつまらん。まあホッコータキオン軸だし、これはむしろ有り難い状況。直線に向いてすぐに岩田騎手が仕掛けてきたが、トップオブピーコイ自身が付いて行けずドロップアウト。ホッコータキオンは依然先頭。 1,000M通過57秒9と近年に無いハイペースだったが、ホッコータキオンは直線半ばまで追い出しを待つ余裕があった。しかしその追い出しを見計らっていたかのように、内からシェーンヴァルトが勢い良く抜け出してきた。外からはピースピース。よし。シェーンヴァルトが外からホッコータキオンを交わしに行くところで、内からまた何かが抜け出してきた。…きんぐすれがりあ?ピースピースは届かないの?まじ? 勝ち時計1分33秒3は'02年にシルクブラボーがマークした1分33秒9をコンマ6秒上回る堂々のレコード。シェーンヴァルトにとってはハイペースで折り合いの懸念が払拭されたことが大きかった。ホッコータキオンはこのペースで逃げて僅差なら上出来。余力次第になるが、この後朝日杯フューチュリティSに出てきて内枠なら引き続き買い。 超スローの次は超ハイペース。アラシヲヨブオトコも従来のレコードを上回る時計で走っているのだから、非難される筋合いはどこにもない。たまたま自分よりも走る馬が4頭いただけ。キングスレガリアは後方から内ピタで回ってきたのがラストで生きた。ピースピースは外を回した上、追い出しに入ったところで内にササったのが微妙に響いた。トップカミングは出遅れが全て。度外視で良いだろう。 |