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第22回セントウルS(GII) 2008年9月14日(Sun) 阪神芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 2 | 4 | カノヤザクラ | 牝4 | 55.0kg | 小牧太 | 1.07.3 | − | 506kg(+8) | 3 |
2 | 8 | 16 | シンボリグラン | 牡6 | 57.0kg | 福永祐一 | 1.07.5 | 1 1/4 | 518kg(-8) | 11 | |
3 | 6 | 12 | スプリングソング | 牡3 | 55.0kg | 武幸四郎 | 1.07.7 | 1 1/4 | 504kg(+6) | 9 | |
4 | ☆ | 7 | 13 | ジョリーダンス | 牝7 | 55.0kg | 岩田康誠 | 1.07.7 | クビ | 484kg(+2) | 8 |
5 | 1 | 1 | レットバトラー | 牡6 | 57.0kg | 角田晃一 | 1.07.8 | 3/4 | 514kg(0) | 13 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.2 - 10.6 - 10.7 - 10.7 - 11.3 - 11.8 上がり 4F 44.5 - 3F 33.8 3コーナー (*12,15)16(2,4)(1,11)(5,13)(7,14)(3,10)9(6,8) 4コーナー (*12,15)16-2(1,4)11,13(5,14,8)(3,7,10)9,6 |
■レース回顧 満場一致のサマーチャンプ・快速時計で重賞連取カノヤザクラ! |
■レース解説 タニノマティーニが好スタートから先頭を窺うも、外からスプリングソングが押してハナを奪う。マルブツイースター、シンボリグランも前へと上がっていく。カノヤザクラは抑えて5番手で待機。ファイングレインがこの外に続く。ジョリーダンス、マルカフェニックスは中団待機、コスモベルは後方の内を進む。スズカフェニックスは最後方から早くも外を捲って上がっていく。スプリングソング、マルブツイースター、シンボリグランの3頭が並んで後続を離したまま直線に向く。スプリングソングが先頭、シンボリグランがこれを追う。マルブツイースターは後退、代わって外からカノヤザクラが追い上げてくる。カノヤザクラがスプリングソングとシンボリグランの争いをまとめて交わしてゴール。 ■レース回顧 ハズレ。アイビスサマーダッシュのワンツー。ファインはともかく、スズカも飛ぶとは…。(´・ω・`) 展開面における今回最大のテーマ。「人気の中心が差し馬で、前に行く馬が手薄な時はどうするか」。レース展望で下した結論は…って、どこにも書いてない(笑)。まあこれは獲れんだろJK。シンボリグランとスプリングソングが前に出るなんて分かるかボケ。シンボリグランは去年の阪神カップで先行してたんだけど、このところの差しのイメージが強過ぎた。スプリングソングは…、知らん。 スズカフェニックスは今回もダッシュがつかずいきなり最後方。あーあ。こうなったら高松宮記念みたいに3着でヨロシク。先頭はやっぱりタニノマティーニか、というところへ外からスプリングソング、続いてシンボリグランが出てきた。すんなり行った辺り、やはり前が手薄だったんだろうなぁ。一方、前走の再現を期待したコスモベルは後方の内にいた。あらら、こりゃダメだ。 カノヤザクラは好ダッシュをみせながら余裕の5番手。ファイングレインは背負っている斤量のこともあり早めの競馬。そしてスズカフェニックス。3コーナーに差し掛かる辺りで早くも動いていった。おいおい、早過ぎやろ。前は3頭が雁行状態で、4番手以下が離れていた。テン3ハロン33秒4は開幕週のスプリント重賞としては至って普通。前は手応えを残している。これは…。 スプリングソングが間髪入れずにスパート。シンボリグランが若干モタつきながらも付いていく。最内からレットバトラー。スズカフェニックス、ファイングレインはまだ後方。人気どころ壊滅?いやいや、カノヤザクラがぐんぐん加速。坂下で一層勢いが付いて前の2頭を簡単に追い抜いていった。勝ち時計1分07秒3は昨年とコンマ2秒しか違わない好時計。GI狙えるぞこれは。 シンボリグランとスプリングソングは積極策がズバリ。人気薄だったからこそこのような思い切った手が打てるのだろうが…。何が前に行ってくれるかなんて予想段階では当てモノ。宝くじに外れたと思ってさっさと忘れよう。後方から追い込んできた馬ではジョリーダンスが最先着。ゴール前でもう一度伸びたが、前が止まってくれなかった。7歳牝馬らしからぬパフォーマンス。 スズカフェニックスとファイングレインはそれぞれ8着、9着と完敗。そもそも休み明けで1分07秒台前半の争いに加わっていくのは無理があった。ただスズカフェニックスは相変わらずスタートで後手を踏んでおり、無駄な脚を使わされるパターンが恒常化してきているのは気掛かり。ファイングレインは早めの競馬で余裕が無かった。坂下でマルカフェニックスに並ばれて差されていた。 |