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第28回新潟2歳S(JpnIII) 2008年9月7日(Sun) 新潟芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 5 | 8 | セイウンワンダー | 牡2 | 54.0kg | 岩田康誠 | 1.35.4 | − | 504kg(+4) | 1 |
2 | 3 | 4 | ツクバホクトオー | 牡2 | 54.0kg | 田中勝春 | 1.35.6 | 1 1/2 | 468kg(0) | 15 | |
3 | ○ | 4 | 6 | バンガロール | 牡2 | 54.0kg | 石橋脩 | 1.35.6 | ハナ | 466kg(+2) | 4 |
4 | 4 | 7 | エイシンタイガー | 牡2 | 54.0kg | 勝浦正樹 | 1.35.7 | 1/2 | 476kg(+6) | 14 | |
5 | 2 | 3 | カヴァリエ | 牡2 | 54.0kg | 藤岡佑介 | 1.36.0 | 2 | 486kg(0) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:不良) |
ハロンタイム 12.5 - 10.6 - 11.6 - 12.5 - 12.9 - 11.7 - 11.1 - 12.5 上がり 4F 48.2 - 3F 35.3 3コーナー (*3,12)-(6,15)(2,1,10)13,4(5,7)9,14-(11,8) 4コーナー (*3,12)(2,1,6,15)13,10(4,5)7,14,9(11,8) |
■レース回顧 勝利の道はラチ沿いに在り・切れ味確保で大外一気セイウンワンダー! |
■レース解説 ドリームゼニスがアオり気味に出遅れ。カヴァリエがすんなりハナに立つ。バンガロール、マッハヴェロシティも前に行く。ストロングガルーダ、ガンズオブナバロンは好位の外につける。ゴールドスパークル、ダイワバーガンディは後方待機。セイウンワンダーはシルクドミニオンと並んで離れた最後方を進む。カヴァリエが僅かに先頭のまま直線に向く。横一杯に広がっての追い比べから内ツクバホクトオーとカヴァリエ、中央バンガロール、外セイウンワンダーとエイシンタイガーが抜け出す。ツクバホクトオーがまた一歩抜け出すも、セイウンワンダーが更に伸びて交わし切る。 ■レース回顧 3連複2着抜けハズレ。アイビス2歳ダッシュ?あー、やっぱり変なのに邪魔された。(´д`;) 積極的に行く馬不在。何が出るかな、何が出るかな…ってカヴァリエかい!これは読めん。バンガロールらも押し出され気味に前へ。前はごった返していて殆ど差が無い状態。ところでセイウンワンダーはどこ?あっ、いたいた。黄色い帽子。…ゴールドスパークルか。っかしーなー。見落としたかな?「その後3馬身、4馬身と開いてシルクドミニオン、最後方からセイウンワンダーで、…」。は? 馬場は未明から降り注いだ雨がまだ残っていて不良のまま。3コーナーから4コーナー、更には直線に向いても、馬場の3分どころより内を通った馬は皆無だった。馬場の内を通れば一気にポジションアップ!なんて考える騎手は一人も無し。それほど馬場の内は悪いということらしかった。とにかく馬場の良いところを探して、騎手達の思惑は外へ外へと広がっていった。 横一杯に広がってのヨーイドン。外寄りに進路を取って猪突猛進って、アイビスサマーダッシュかこれは?セイウンワンダーはアイビスサマーダッシュで言うところのベストポジション、外ラチ際をゲットしていた。この他は何がどこを走っているのかサッパリ分からんほどの大混戦。さっきからガンズオブナバロンとかマッハヴェロシティとか実況で全然呼ばれていないけど、大丈夫だよな? 実況はエイシンタイガーとかカヴァリエとかツクバホクトオーとか買ってない馬の名を連呼。オワタ。内のツクバホクトオーが出たかと思ったら、大外ラチ沿いのセイウンワンダーが交わしていた。何とも大味な決着。セイウンワンダーは今回も上がり最速。好位付けの後は大外後方一気。今年は11年振りに「無傷」ではない馬が勝った。 しかしツクバホクトオーには参った。直線で勢いがついて内へ進路を取ったところ、あれよあれよという間に先頭に立っていた。好位付けから上がり最速って穴条件は一応満たしていたのだが、1,200Mをステップにしていたので無意識に切ってしまった。とにかく、好位付けから上がり最速をマークして勝った「無傷」の馬は徹底マークして損は無いということを覚えておきたい。 先行勢ではバンガロールが最先着、逃げたカヴァリエが5着に踏ん張った。バンガロールは馬群を割って抜け出してくる際に僅かながら切れ味が鈍っていた。レコード決着の後にこの馬場ではキツかったか。ガンズオブナバロンにも同じことが言えるのかもしれないが、こちらは負け過ぎ。ディープインパクトばりの華奢な体でこの馬場を制するのは無理があった。時計の出る馬場でもう一度見直したい。 ストロングガルーダは1,400Mまでは実にいい感じだった。結果的に仕掛けが早かったということになりそう。ゴールドスパークルは馬群を割る以前の問題。ヨレてはいなかったが、全く伸びなかった。比較的馬場の良い外に持ち出してこれでは物足りな過ぎ。マッハヴェロシティは残り200Mを切ったところで完全に脚が上がって歩いていた。跳びの大きな馬で、この馬も馬場に泣かされた感。 |