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第28回新潟2歳S(JpnIII) 2008年9月7日(Sun) 新潟芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | ドリームゼニス | 先 | 79 | 直線ジリジリといった印象。決め手に不安残す。 | |
2 | 2 | タニノベローナ | 差 | 79 | 牝馬同士で追っ付け通して辛勝では荷が重い。 | |
3 | カヴァリエ | 追 | 80 | 4角大外にぶっ飛んで差し切りも展開嵌った感。 | ||
3 | 4 | ツクバホクトオー | 先 | 79 | 先頭併走から楽勝。距離伸びて折り合い次第。 | |
5 | マイネルウェイヴ | 差 | 79 | 直線フラつき通し。今週の追い切りでもフラつく。 | ||
4 | 6 | バンガロール | 先 | 88 | 前走は相手強い。好位差しのセンス認めたい。 | ○ |
7 | エイシンタイガー | 先 | 78 | 短期間で3場転戦。踏ん張った前走好感だが。 | ||
5 | 8 | セイウンワンダー | 先 | 88 | 好位からの伸び驚異的。初戦も負けて尚強し。 | ◎ |
9 | ゴールドスパークル | 追 | 79 | 鞍上が下手に乗って辛勝。ここで仕切り直す。 | ☆ | |
6 | 10 | マッハヴェロシティ | 先 | 81 | 超スローから直線だけの競馬。何とも言い難い。 | △ |
11 | シルクドミニオン | 先 | 81 | 頭が上がって余裕無し。相手揃い苦戦免れず。 | ||
7 | 12 | スガノメダリスト | 先 | 86 | 前走勝ちに行く姿勢は評価。消耗戦なら出番。 | |
13 | ストロングガルーダ | 先 | 80 | 4角で内にいた分楽な競馬。勝ち方は問題ない。 | ☆ | |
8 | 14 | ダイワバーガンディ | 差 | 79 | 後方から大外をぶん回して差し切り。競馬が雑。 | |
15 | ガンズオブナバロン | 差 | 84 | ペース上がった2戦目圧勝。適度に控えて妙味。 | ▲ |
■レース展望 擬似「無傷」の野望・好位付けから突き放すセイウンワンダー |
■予想構築 二桁人気馬が2年連続で2着。ショウナンタキオンが勝った'05年こそ人気順で決まったが、'03年と'04年は3着に人気薄が入って3連複が少々荒れた。勝ち馬が順当でも、2〜3着に変なのが絡むのが新潟2歳Sの特徴。自慢じゃないが、一昨年の変なの(マイネルーチェ、11人気で2着)は拾えた。 新潟外回りはコーナーが2つ。直線の長さ(約659M)ばかりがクローズアップされがちだが、スタートしてから最初のコーナー(3コーナー)までの距離もかなり長い(約550M)。積極的に行く馬がいなければ、各馬は牽制し合ってペースが緩む。こうなると後方で頑張って脚を溜めても、前につけた馬に押し切られてしまう。今回は見たところ快速タイプが不在。 前述の理由により、後方一気で勝ち上がってきた馬は割り引いて考えたい。まずはカヴァリエ。出遅れた上に4コーナーで不利を受けて大外に弾かれながらも突き刺した内容が強い?いやいや、実際はテン3ハロン33秒0で前が止まったところを差しただけ。ここで求められるのは溜めて弾ける脚。そもそも小倉と新潟外回りではコースの造りが根本的に違う。 ダイワバーガンディも短距離で大外一気をやってのけた馬。しかしこの新潟ではあんな大雑把な勝ち方は評価に値しない。母ダイワルージュが新潟2歳Sの勝ち馬?いやいや、あれは代替開催の中山でしかも1,200M。外回りマイルで行われた過去6年、前走が芝1,200Mだった馬は延べ26頭が出走して【0・1・0・25】(3.8%)。小倉に回ったほうが良かったんじゃないの? セイウンワンダーにとって、ツルマルジャパンが小倉に回ってくれたのは好都合。メイクデビューでは後続に9馬身つけながら、ツルマルジャパンだけはどうしても交わせなかった。ツルマルジャパンが居なくなった途端、後続に6馬身差の大楽勝。いずれも好位につけて上がり最速。新潟外回りで求められている適性にズバリ適合。人気でもこれには逆らえない。 ところで、この新潟2歳Sには小倉2歳Sとは決定的に異なる一つの傾向がある。それは「無傷」の馬が強いということ。「無傷」というのは一度も負けていないということ。「無傷」の馬はコースが改装される以前の'97年から10年連続で勝利している。メイクデビュー→オープン特別の連勝馬はもとより、メイクデビューを勝っただけの1戦1勝馬も勝ち負けしているのは見逃せないポイント。この傾向に従うならば、単勝を買うならセイウンワンダーではなく、カヴァリエやダイワバーガンディらということになるが…。 バンガロールもセイウンワンダーと同じく、ツルマルジャパンが小倉に回ってくれたことで勝機が巡ってきそうな馬。マリーゴールド賞では仕掛けをワンテンポ遅らせても差せなかった。使った脚は上がり最速。この馬もセイウンワンダーもツルマルジャパンが居なければ「無傷」だった、と解釈するのは虫が良過ぎるかな? マッハヴェロシティは正真正銘の「無傷」。初戦がドスローの直線ヨーイドンだっただけにまともなペースでどうかという懸念があったのだが、そこで負かしたガンズオブナバロンが次走大楽勝。但しマッハヴェロシティもガンズオブナバロンと同じ位走るのかと言われればやはり懐疑的。やはり見える「結果」を出したガンズオブナバロンを上位に採りたい。ちなみにマッハヴェロシティの母マイミッシェルはメイショウボーラー(フェブラリーS、小倉2歳S他)の姉。ダイワバーガンディに劣らずこちらも良血。 ストロングガルーダも「無傷」で、かつセイウンワンダーと同じく好位につけて上がり最速を繰り出した馬。走破時計のヘボさから敬遠されているようだが、新潟外回りでは全体の時計よりも上がりの時計に注目すべきであって割引材料にならない。今回の「変な馬」はズバリこいつ。 全ての馬のレース振りを映像でチェックしてみて、ゴールドスパークルのメイクデビューは気になったので繰り返して見た。最初に見た時は馬がヨレまくりで幼いなぁという印象を受けたのだが、そこから3回ぐらい見てあることに気が付いた。「乗り役がヘタクソちゃうん?」。あれだけ前を詰まらせて、進路を何度も変えながらも差し切ったのは評価すべき。松岡よ、今度は腰を据えてしっかり乗れ。 ◎セイウンワンダー ○バンガロール ▲ガンズオブナバロン △マッハヴェロシティ ☆ストロングガルーダ、ゴールドスパークル ■馬券構築 セイウンワンダー1頭軸の3連複流し。 [3連複] セイウンワンダー−バンガロール−ガンズオブナバロン 10% [3連複] セイウンワンダー−バンガロール−マッハヴェロシティ 10% [3連複] セイウンワンダー−バンガロール−ストロングガルーダ 10% [3連複] セイウンワンダー−バンガロール−ゴールドスパークル 10% [3連複] セイウンワンダー−ガンズオブナバロン−マッハヴェロシティ 10% [3連複] セイウンワンダー−ガンズオブナバロン−ストロングガルーダ 10% [3連複] セイウンワンダー−ガンズオブナバロン−ゴールドスパークル 10% [3連複] セイウンワンダー−マッハヴェロシティ−ストロングガルーダ 10% [3連複] セイウンワンダー−マッハヴェロシティ−ゴールドスパークル 10% [3連複] セイウンワンダー−ストロングガルーダ−ゴールドスパークル 10% |