HOME > 重賞回顧 > 第3回キーンランドC

第3回キーンランドC(JpnIII)
2008年8月31日(Sun) 札幌芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   3 5 タニノマティーニ 牡8 56.0kg 秋山真一郎 1.07.9 (レコード) 492kg(-10) 16
2   7 13 ビービーガルダン 牡4 56.0kg 安藤勝己 1.08.0 3/4 498kg(+2) 2
3 1 2 キンシャサノキセキ 牡5 56.0kg 岩田康誠 1.08.1 1/2 486kg(-4) 1
4 1 1 キングストレイル 牡6 56.0kg 四位洋文 1.08.6 3 492kg(-6) 7
5   5 9 マヤノツルギ 牡4 56.0kg 横山典弘 1.08.6 ハナ 522kg(+6) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.1 - 10.6 - 11.2 - 11.3 - 11.0 - 11.7
上がり 4F 45.2 - 3F 34.0
3コーナー (*13,9)10(5,7,12)4(2,3,14)(11,16)(1,8,15)-6
4コーナー 13(9,10)(5,12)(7,4,14)2(3,11,15)1(6,16,8)

■レース回顧 普段通りで大金星・渾身のレコード駆けで波乱演出タニノマティーニ!
■レース解説

 キングストレイルが出遅れ。ビービーガルダンがハナを奪う。マヤノツルギ、ゴスホークケン、タニノマティーニも差がなく続く。キンシャサノキセキは中団内で待機。アイルラヴァゲイン、トウショウカレッジ、シンボリグランがその外を併走。プレミアムボックスが外を回して上がっていく。ビービーガルダンが僅かに先頭。直後がごった返しながら直線に向く。ビービーガルダンが最内を通って先頭をキープ。続いてタニノマティーニ、キンシャサノキセキが追い上げていく。4番手以降は離れて前3頭の争い。粘るビービーガルダンにタニノマティーニが追い付き、ゴール手前で交わして離す。


■レース回顧

 ハズレ。ビービーガルダンに残られた時点でどーでも良かった。マティーニとかあり得ん。(´д`;)

 注目の先行争い。………。ビービーガルダン先頭。終わり。は?簡単に行かせるなよバカ。その後も誰も絡みかけていかない。何で光る逃げ馬を放置するの?キンシャサノキセキは中団付近まで下げていた。うーん、余裕かませすぎとちゃうか?前は前で、4コーナーを回るところまで来てもビービーガルダンに絡みかけていく馬は無し。あー、分かったよ。ハズレを認めればいいんだろ。

 ビービーガルダンは全くの馬なりで直線に向いて、すかさず1馬身のリード。キンシャサノキセキは最内を通って3番手まで来ていた。しかしよく見るとすぐ前のタニノマティーニが壁になって追い出せない。本来なら「タニノマティーニ邪魔だ、どけ!」と怒鳴っただろうが、ビービーガルダンが先頭を走っている以上ハズレ確定だったので黙って見ていた。

 キンシャサノキセキは前を捌けず四苦八苦。タニノマティーニさえいなければ…。その願いが通じたのか、タニノマティーニはいなくなった。但し後ろに下がったのではなく、前との差を詰め始めた。あれ?おいおい、タニノマティーニ勝っちゃったよ。単勝161.4倍。しかもレコードのオマケ付き。何だこれは?意味が分からん。

 先行争いが全く起こらず、テン3ハロン33秒9と前につけた馬にとっては凌ぎ易い流れになった。ビービーガルダンは前走でテン3ハロン33秒4の流れを逃げ切ったばかり。今回は残ってくださいと言わんばかりの環境が整っていた。函館スプリントSでハイペースを演出したゴスホークケンは序盤から抑えっきり。ウエスタンビーナスに至っては前に出ることすら出来なかった。極端過ぎやわ、アンタら。

 タニノマティーニは特別変わった競馬をした訳でもなく、普段通りの競馬を実践したまでのこと。キンシャサノキセキに蓋をする位置を走れたのはラッキーだった。キンシャサノキセキは上がり最速をマークしたとはいえ、完全に手応えを余していた。今回は枠順にやられた感。道中ではこれまでに見たことがないほど落ち着いていた。

 4着以下は蚊帳の外。スタートに失敗したキングストレイルが帳尻合わせ気味に4着。シンボリグランは進路を確保するのに手間取っていた。加速するにも直線が短過ぎた。トウショウカレッジは4コーナー手前で前に並びかけていく積極策も直線不発。力技だとこんなものか。ゴスホークケンは抑えたのが裏目。所詮ガーッと行って粘るだけの馬。プレミアムボックスは外を回して終了。二走ボケ?


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.