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第3回キーンランドC(JpnIII) 2008年8月31日(Sun) 札幌芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | キングストレイル | 先 | 103 | 今回何気に初ブリンカー。前から離されなければ。 | ☆ |
2 | キンシャサノキセキ | 差 | 104 | ハイペース追走はお手の物。ソラ使うのはご愛嬌。 | ◎ | |
2 | 3 | シンボリグラン | 先 | 101 | 引き続き稽古で良い動き。行く馬集結で展開向く。 | ☆ |
4 | アイルラヴァゲイン | 先 | 102 | 久々はイマイチ。今回与し易い相手とはいえ辛い。 | ||
3 | 5 | タニノマティーニ | 逃 | 97 | 楽に行けると残る。ただ今回は同型が揃い過ぎ。 | |
6 | ルルパンブルー | 差 | 89 | 前走一息入ったとはいえ負け過ぎ。下積み不足。 | ||
4 | 7 | ウエスタンビーナス | 逃 | 100 | 前走先行争いに敗れ撃沈。今回も状況変わらず。 | |
8 | コパノフウジン | 差 | 98 | 一度使って気配上昇。ただ洋芝が合わなさそうで。 | ||
5 | 9 | マヤノツルギ | 先 | 99 | 連勝中の時計が評価出来ず。今回は他と同斤量。 | |
10 | ゴスホークケン | 逃 | 96 | テンの速さは前走証明。溜めが利けば巻き返しも。 | ▲ | |
6 | 11 | サンダルフォン | 逃 | 97 | 中途半端に間隔開く。初重賞でこの相手は辛い。 | |
12 | トウショウカレッジ | 追 | 102 | 内突きによる好走多い。末脚強力も使い方次第。 | △ | |
7 | 13 | ビービーガルダン | 逃 | 98 | 中1週で調整軽め。前走レコード駆けの反動警戒。 | |
14 | プレミアムボックス | 先 | 98 | 札幌滞在で仕上がり良好。前走以上は十分可能。 | ○ | |
8 | 15 | ペールギュント | 差 | 99 | 一杯に追われるも反応一息。展開向きそうだが。 | |
16 | ピンクカメオ | 追 | 101 | この中に入ると速さ不足否めず。付いて回るだけ。 |
■レース展望 厳しい流れはむしろ歓迎・快速の申し子キンシャサノキセキ |
■予想構築 キンシャサノキセキは函館スプリントSで賞金を加算したはずなのに、今回も56kgで出走出来る。『3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減、収得賞金3,000万円超過馬は超過額4,000万円毎1kg増』。キンシャサノキセキは収得賞金6,875万円でギリギリセーフ。ちなみに南半球産馬の特典(時期や距離に応じて採られる斤量減措置)は4歳夏で終了している。 函館スプリントSで掲示板に挙がった5頭がそのまま出走。これらに5連勝中のマヤノツルギ、3連勝中のビービーガルダンが加わるわけだが、おそらく函館スプリントS組による決着になると考える。理由は今回も行く馬集結で厳しい競馬になりそうだから。マヤノツルギ、ビービーガルダンは以下の理由により消し。 マヤノツルギは連勝中の時計が平凡。前走は不良馬場と軽ハンデが嵌っただけ。キングストレイル(3着)がガチで走ってスーパーマルトク(2着)に負けるようなレースを額面通り受け取っていいのだろうか。ちなみにスーパーマルトクは次走ビービーガルダンが勝った札幌日経スポーツ杯で16頭立ての15着に敗れている。 ビービーガルダンは札幌での好走が全て逃げによるもの。前走レコード勝ちとは言ってもテン3ハロン33秒4はこの中に入ると普通(函館スプリントSは同型競合でテン3ハロン32秒8)。そもそも光る逃げ馬はどうすればいいんだっけ?前々走のように差す競馬に回ってどうかだが…。直前の稽古が緩いのも気になる。中1週だから手控えたなんて事情は函館スプリントS組には通用しない。 キンシャサノキセキはペースが上がれば上がるほど追走が楽になる。前走はあれだけ速かったのに、まだ首を上げて行きたがっていた。唯一の弱点は抜け出した後にソラを使う(気を抜く)こと。前走もラストでトウショウカレッジに際どく迫られていた。先週のマツリダゴッホのように、何かの差し込みに遭っても不思議ではない。追い切りは2週続けて一杯追い。仕上げに抜かりなし。 キングストレイルは函館・札幌で3着を外したことがない洋芝巧者。それでいて開幕週の重賞(京成杯オータムハンデ)を勝つほどのスピードもある。前走から1.5kg減で良馬場なら前進可能。ただここ2走のように前から離されると届かないので、ある程度は先行することになりそうで若干割引。トウショウカレッジは前走も内突きで好走。但し今回は外寄りの枠を引いて乗り難しくなった。 プレミアムボックスは稽古不足で臨んだ前走が上出来。前走後は札幌に入れてじっくり調整。今週は札幌ダートで併せ一杯で先着。今回もコンスタントに上がり上位を刻める末脚が活きる。ゴスホークケンは2週連続で一杯追い。今週は函館Wでラスト軽快な動き。今回は朝日杯フューチュリティSでコンビを組んだ勝浦騎手騎乗。1,200Mのレースを一度使って、今度は戸惑わないだろう。但しちょっと光り気味。 シンボリグランは函館スプリントSで直線に向く際に前が塞がる不利を受け、追い出す機会を逸して7着。前走は直線競馬で末脚をフルに発揮して2着。まともならここでも上位に食い込める力は持っている。今週美浦から札幌に入り、芝での追い切りで6F79秒1−1F11秒4をほぼ馬なりでマーク。前走がフロックと思われているうちはまだ買い。 以上を総括。ペースが上がれば上がるほど追走が楽になる快速馬キンシャサノキセキが引き続き軸。相手筆頭は叩き2戦目で気配上昇著しいプレミアムボックス、同じく叩き2戦目で快速振りを再度アピールしたいゴスホークケン、きちんと前が捌ける限り問題ないトウショウカレッジ。穴はブリンカー装着で一変図るキングストレイル、まともに末脚が伸ばせるなら当然勝ち負けのシンボリグラン。 ◎キンシャサノキセキ ○プレミアムボックス ▲ゴスホークケン △トウショウカレッジ ☆キングストレイル、シンボリグラン ■馬券構築 キンシャサノキセキ1頭軸の3連複流し。 [3連複] キンシャサノキセキ−プレミアムボックス−ゴスホークケン 10% [3連複] キンシャサノキセキ−プレミアムボックス−トウショウカレッジ 10% [3連複] キンシャサノキセキ−プレミアムボックス−キングストレイル 10% [3連複] キンシャサノキセキ−プレミアムボックス−シンボリグラン 10% [3連複] キンシャサノキセキ−ゴスホークケン−トウショウカレッジ 10% [3連複] キンシャサノキセキ−ゴスホークケン−キングストレイル 10% [3連複] キンシャサノキセキ−ゴスホークケン−シンボリグラン 10% [3連複] キンシャサノキセキ−トウショウカレッジ−キングストレイル 10% [3連複] キンシャサノキセキ−トウショウカレッジ−シンボリグラン 10% [3連複] キンシャサノキセキ−キングストレイル−シンボリグラン 10% |