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第44回新潟記念(GIII) 2008年8月31日(Sun) 新潟芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 6 | 11 | アルコセニョーラ | 牝4 | 52.0kg | 武士沢友治 | 1.57.5 | − | 430kg(+4) | 16 | |
2 | ◎ | 4 | 7 | マイネルキッツ | 牡5 | 55.0kg | 後藤浩輝 | 1.57.8 | 2 | 486kg(-6) | 2 |
3 | 3 | 5 | トウショウシロッコ | 牡5 | 55.0kg | 木幡初広 | 1.57.9 | 3/4 | 476kg(-12) | 14 | |
4 | 2 | 4 | ミストラルクルーズ | 牡5 | 54.0kg | 柴田善臣 | 1.57.9 | ハナ | 498kg(+12) | 8 | |
5 | 4 | 8 | フサイチアソート | 牡3 | 53.0kg | 村田一誠 | 1.58.1 | 1 1/2 | 450kg(+16) | 11 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 13.0 - 11.1 - 11.6 - 11.1 - 12.0 - 12.4 - 12.0 - 11.6 - 10.8 - 11.9 上がり 4F 46.3 - 3F 34.3 3コーナー 3,9(6,10)(7,12)(2,15)-(8,18)(5,13,17)(11,14)1(4,16) 4コーナー (*3,9)(6,10)(7,12)(2,15)(5,8,18)(11,13,17)14(1,16)4 |
■レース回顧 夏の終わりに突如復活・有り余る手応えで突き抜けたアルコセニョーラ! |
■レース解説 ミヤビランベリが馬なりでハナに立つ。コスモプラチナ、タマモサポートが直後に入る。バトルバニヤン、ダイシングロウ、マイネルキッツも前の集団につける。エリモハリアー、トウショウシロッコが中団追走。アルコセニョーラは馬群の中を進む。3コーナー手前でダイシングロウがミヤビランベリを交わして早くも先頭。直線に向き、バトルバニヤンとトウショウシロッコがダイシングロウを交わして僅かに先頭。ミストラルクルーズが最内に進路を変えて進出。外ではミヤビランベリ、コスモプラチナが食い下がって横一線の大激戦。直線半ばでアルコセニョーラが大外に進路を変えて抜け出す。マイネルキッツが馬群を割ってこの後を追いかけるも、アルコセニョーラが加速を強めながら後続を振り切る。 ■レース回顧 ハズレ。こっちも16番人気かよ!キッツ来たのにキッツいな〜。(´д`;) ミヤビランベリが好スタートを決めて楽々と前へ。しかしコスモプラチナやタマモサポートもしっかりついてきた。よしよし、しっかり監視しててくれ。人気どころも軒並み前へ。ダイシングロウ、バトルバニヤンはもとより、マイネルキッツもこれらの直後につけてきた。前過ぎず後ろ過ぎずのベストポジション。いいぞごっちゃん。 フサイチアソートを境目にして前の集団と後ろの集団が二手に分かれて追走。後ろの集団はあくまで直線勝負に賭ける構え。サンレイジャスパーとミストラルクルーズが最後尾ということを確認して再度前を見遣ると、ダイシングロウが早くも先頭に立っていた。うーむ、幾らなんでも早過ぎやろ。これは人為的じゃないな。掛かったくさい。 ダイシングロウは何とか冷静を取り繕っていたが、このまま残り600M余りを逃げ切るのは至難の業。後続に並ばれてからはもう何が何やら訳わかめ。横一線の壮絶な叩き合い。It'sローカルハンデ戦。仕方ないのでマイネルキッツだけに注目。ミヤビランベリとコスモプラチナの間で必死にもがいている。頑張れマイネルキッツ! 前が壮絶な叩き合いを演じている中にあって、未だ持ったままの馬がいた。誰もいない大外へスーッと動いていったかと思うと、そのままスタンドの影を通って一気に伸びてきた。アルコセニョーラ?尻尾を高く上げるのは稽古でもお馴染みの仕草。まあそんなことはどうでもいい。大激戦を制して抜け出してきたマイネルキッツはくたびれ儲け。キッツいな〜(実はこれが言いたかった)。 アルコセニョーラは周りが全開で追っている中にあって不気味なほど手応えを残していた。夏は牝馬って分かってたからサンレイジャスパーを抑えたのに、アルコセニョーラって…。荒れた馬場の内に潜って突き抜けた福島記念も大概驚いたが、速い時計が出るここで上がり最速33秒7をマークして差し切るとは想定外。人気無かったら買えとはいっても、これはまず手が出ない。 マイネルキッツは激しい追い比べで競り勝てたのが大きな収穫。人気どころで勝ち負け出来たのはこの馬くらいで、一応褒めておきたい。ミストラルクルーズは最後方からガラ空きの内を突く好騎乗も、最後の最後でトウショウシロッコに競り負け。惜しい。トウショウシロッコも後方から馬場の内を通って追い上げてきた。函館の2戦はいずれも先行してタレるという内容。洋芝が合わなかっただけか。 トウショウヴォイスは直線入口付近の大写しで既に全力追い。レースの上がり3ハロン34秒3に対して自身は34秒7。おあつらえ向きのハイペースでこれは物足りない。関屋記念が余計だったか。バトルバニヤンは叩き合いでフラフラ。とにかく余裕が無かった。ミヤビランベリは横並びで当然の如く失速。しかしサマー2000シリーズは規定により辛くも逃げ切り優勝。…全く盛り上がらんのですけど。 エリモハリアーは初めから大外を通りながら、スクールボーイに散々被せられてまともに追えていなかった。これは力負けではない。問題はダイシングロウ。「ゲートに入れるまで落ち着かせて落ち着かせていったのに、係員にゲートに入るように叩かれて一気にうるさくなっちゃった。話にならないよ。競馬に行く前に終わっていたね」(川田将雅騎手、ラジオNIKKEI競馬実況HP)。キッツいな〜(もういい)。 |