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第13回ユニコーンS(JpnIII) 2008年6月7日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 3 | 6 | ユビキタス | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.35.1 | − | 560kg(0) | 1 |
2 | ○ | 4 | 7 | シルクビッグタイム | 牡3 | 56.0kg | 岩田康誠 | 1.36.2 | 7 | 492kg(0) | 3 |
3 | 7 | 13 | アポロドルチェ | 牡3 | 56.0kg | 勝浦正樹 | 1.36.3 | クビ | 468kg(+2) | 6 | |
4 | 3 | 5 | アンダーカウンター | 牡3 | 56.0kg | 吉田豊 | 1.36.3 | クビ | 492kg(+2) | 11 | |
5 | 4 | 8 | スカーレットライン | 牡3 | 56.0kg | 内田博幸 | 1.36.6 | 1 3/4 | 466kg(0) | 12 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 10.8 - 11.4 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 11.8 - 12.5 上がり 4F 48.4 - 3F 36.2 3コーナー (*1,6)(2,4,9,15)(7,12)(3,8,16)13,5,11,14-10 4コーナー (*1,6)(2,4,9,15)12,7(16,13)(3,8,11)5-(10,14) |
■レース回顧 直線向いても持ったまま・ド迫力の圧勝劇ユビキタス! |
■レース解説 ダイワマックワンが出遅れ。ウイントリガーもダッシュがつかず後方から。ユビキタスが馬なりで前に出るも、内からナンヨーヒルトップが交わして先頭に立つ。サダムイダテンもロードアリエス、アポロラムセスと並んで前に行く。シルクビッグタイム、ドリームシグナルはこれらの直後につける。ダイワマックワンが外から追い上げて好位集団に取り付いていく。最後方はクリールパッション。ナンヨーヒルトップのリードは半馬身、ユビキタス2番手、直後横一線で直線に向く。ユビキタスがナンヨーヒルトップに馬なりで並びかけ、直線半ばで突き放す。内からシルクビッグタイム、外からアポロドルチェが伸びてくるがユビキタスとの差は開く一方。ユビキタスが終始楽な手応えのままゴール。 ■レース回顧 3連複3着抜けハズレ。ドルチェも重賞勝ち馬か…。その時ドリシグに勝ってるんだよなぁ。(´・ω・`) ん、何か出遅れたぞ。ダイワマックワン?前走より酷いじゃん。ざけんなホワイト。これとは対照的にユビキタスは好ダッシュ。先頭をナンヨーヒルトップに譲って余裕の追走。直後に目を移すと、サダムイダテンが早めの競馬。賭けに出たか?ドリームシグナルも中団より前。イイヨ。シルクビッグタイムはドリームシグナルと並んで追走。初距離だし、この待機策は正解。クリールパッションはペケですな。 ユビキタスはナンヨーヒルトップに半馬身差でぴったり付いていって、直線半ばで追い出すとアッサリ。周りはみんな手が動いているのに、ユビキタスだけが持ったまま。頭の高さは相変わらずだが、そんなことはもはや問題にならない。勝ち時計1分35秒1はこの時期に施行された'01年以降で最速、昨年に比べて1秒8も上回った。ちなみに父アグネスデジタルも本レースの覇者(9月に中山ダート1,800Mで施行)。 シルクビッグタイムがマークした1分36秒2も例年なら勝ち馬クラスで、月並みながら相手が悪かったとしか言い様がない。じっくり乗れば距離は持つということが明らかになっただけでも収穫。3着争いには後方に位置していたアポロドルチェとアンダーカウンターが突っ込んできた。但しあくまで直線一気に賭けた乗られ方で、前がグダグダになったところを交わしただけ。評価には値しない。 サダムイダテンはスタートから押して先行集団に加わってきた。しかしこの馬にとってテン3ハロン34秒6、1,000M通過58秒9は速い以外の何者でもなく、直線に向いてすぐに脚取りが乱れていた。上がりを要する力比べの経験不足。初ダートでもこれだけ人気を集めたのは春先の期待感が未だ失せていないことの表れか。かくいう私も共同通信杯で豪快に騙されたクチなので大きなことは言えない。 ダイワマックワンはスタートの出遅れを取り戻すべく、道中後方からずっと追い上げていた。これでは直線持つはずがない。ホワイトなんて訳分からん外人乗せる位なら、ブッシー(武士沢騎手)乗せとけ。クリールパッションは使った脚自体悪くなかったのだが、いかんせん位置取りが絶望的過ぎた。ドリームシグナルはアポロドルチェと併せになったところで力尽きた。中団待機は結果的に中途半端だった。 |