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第30回新潟大賞典(JpnIII)
2008年5月10日(Sat) 新潟芝2,000M 4歳以上オープン ハンデ (国際)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 5 オースミグラスワン 牡6 57.0kg 川田将雅 1.58.5 542kg(+2) 3
2   2 4 マンハッタンスカイ 牡4 54.0kg 芹沢純一 1.58.9 2 1/2 526kg(-6) 6
3   5 10 フィールドベアー 牡5 56.0kg 秋山真一郎 1.58.9 ハナ 500kg(+6) 7
4 1 2 シルクネクサス 牡6 57.0kg 北村友一 1.58.9 ハナ 502kg(-4) 5
5 8 16 スウィフトカレント 牡7 57.5kg 横山典弘 1.58.9 クビ 478kg(+2) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.4 - 11.5 - 12.3 - 12.9 - 12.9 - 12.0 - 11.1 - 10.7 - 11.1
上がり 4F 44.9 - 3F 32.9
3コーナー 6(4,13)10(2,15)11(1,8,12)16(9,3,14,5)7
4コーナー 6,13,4,10(2,15)(1,11)(8,12)(9,16)(3,14,5)7

■レース回顧 限界超えた瞬発力・大外一気で隔年制覇オースミグラスワン!
■レース解説

 ワンダースティーヴがハナを奪う。マンハッタンスカイが2番手、ピースオブラヴ、フィールドベアー、カンファーベストも前に行く。ブライトトゥモローは中団の外、シルクネクサスはその内につける。サンライズマックスはスウィフトカレントと並んで後方を追走。オースミグラスワンは最後方待機。全馬ほぼ一団で直線に向く。マンハッタンスカイがワンダースティーヴを内から交わして先頭。続いてフィールドベアーが迫るも、大外からオースミグラスワンが強襲。後方からシルクネクサス、スウィフトカレントも迫って2番手は大混戦になるも、オースミグラスワンは完全に抜け出して快勝。


■レース回顧

 ハズレ。軸が勝ったら紐がいないって定番ですな。…上がり3ハロン31秒9?(^o^;)

 想定通りワンダースティーヴが逃げて、マンハッタンスカイが2番手。ブライトトゥモローが中団につけて、サンライズマックスが後方寄り、そしてオースミグラスワンは最後方。これも想定通り。1,000M通過60秒7でも遅いといった印象は無かった。むしろ全馬一団の競馬で、上がりの勝負になるのが目に見えて分かった。オースミグラスワンは前までおよそ10馬身の圏内。勝ったな。

 オースミグラスワンは4コーナーから直線にかけてジワッと動き始め、直線で大外から鞭が入ると面白いように弾けた。跳びの大きな走法で、他の15頭とは別の意味で脚色が違った。抜け出した後も加速を続け、川田騎手はゴール前で追うのを止めていた。レースの上がり3ハロンが32秒9で、同馬が使った脚は31秒9。4コーナーから次第に下り、直線が長い新潟だからこそ出る数字だろうが、それにしても凄い。

 2着争いはハナ・ハナ・クビ・アタマ…と並ぶ大激戦。前で粘り通したマンハッタンスカイが2着、フィールドベアーも盛り返して3着を死守。馬群を割って追い上げたシルクネクサス、大外からオースミグラスワンを追ったスウィフトカレントは僅かに及ばなかった。先行していたマンハッタンスカイやフィールドベアーですら上がり3ハロン33秒1でまとめていただけに、これを後ろから差すのは並大抵のことではなかった。

 サンライズマックスは直線に向いてから前が開かず、進路を確保した後も外からブライトトゥモローに寄られ、ゴール間際でもスウィフトカレントに先に入られてと踏んだり蹴ったりの内容。上がり3ハロン32秒5はスウィフトカレントと並んでメンバー2位タイ。力負けとは取りたくないが…。カンファーベストは直線半ばで失速。ここまで負けてしまうとは思わなかった。 


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