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第15回テレビ東京杯青葉賞(JpnII) 2008年5月3日(Sat) 東京芝2,400M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ☆ | 3 | 5 | アドマイヤコマンド | 牡3 | 56.0kg | 川田将雅 | 2.26.9 | − | 470kg(-12) | 2 |
2 | 5 | 10 | クリスタルウイング | 牡3 | 56.0kg | 内田博幸 | 2.27.1 | 1 1/4 | 486kg(-6) | 7 | |
3 | ○ | 7 | 14 | モンテクリスエス | 牡3 | 56.0kg | 福永祐一 | 2.27.3 | 1 1/2 | 532kg(+2) | 6 |
4 | 2 | 3 | ゴールデンハッチ | 牡3 | 56.0kg | 北村宏司 | 2.27.7 | 2 1/2 | 488kg(-8) | 16 | |
5 | ▲ | 8 | 15 | ニシノエモーション | 牡3 | 56.0kg | 田中勝春 | 2.27.7 | クビ | 490kg(+2) | 4 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.5 - 11.3 - 12.4 - 12.7 - 12.9 - 12.9 - 12.6 - 12.5 - 12.3 - 11.6 - 11.2 - 12.0 上がり 4F 47.1 - 3F 34.8 1コーナー 4,6,7(5,10)15(1,9)14(8,13,16)(2,3)11-12 2コーナー 4,6-7,10(5,15)(1,9)14(8,16)13(2,11)3-12 3コーナー 4,6-7(5,10)15(1,9,14)16(8,13,3,11)-(2,12) 4コーナー 4,6,7(5,10)(1,9,15)14(8,13,16)(3,11)(2,12) |
■レース回顧 皐月制した川田の好騎乗・最内突いて快勝アドマイヤコマンド! |
■レース解説 ドリームキューブがハナを奪う。ファビラスボーイ、オリエンタルヨークも前に行く。アドマイヤコマンドは直後の4番手につける。クリスタルウイングはこの外を併走。モンテクリスエス、ニシノエモーションは中団の外、マゼランは中団馬群に控える。前2頭が後続を3馬身程離して逃げる。クリスタルウイング、ニシノエモーションが外を回して進出。ドリームキューブが逃げ込みを図るところへ、最内からアドマイヤコマンドが交わして先頭に替わる。外からクリスタルウイング、続いてモンテクリスエスが差し込んでくるも、アドマイヤコマンドがリードを生かして押し切る。 ■レース回顧 ハズレ。毎日杯組は無条件で買い。武豊騎乗のクロフネ産駒は簡単に飛ぶ。φ(..)メモメモ 混迷極める牡馬クラシック戦線。今回も例の如く抜けた存在はみられず。週初めの傾向分析で毎日杯組のアドマイヤコマンドに目をつけたものの、当日予想であっさりマゼランに方針転換。理由?同じコースで勝っていたから。週初めは全く頭に無かったのに、ね。アドマイヤコマンドは未練がましく「☆」で抑える始末。…やはり私は一度氏ななくてはならない。 ドリームキューブが逃げ、ファビラスボーイがマークに入る展開。アドマイヤコマンドも早々と好位を確保。さて、マゼランはどこだ。…中団の内?また面倒臭いところにつけてるなぁ。ニシノエモーションも前に行けなかったか。1,000M通過61秒8は遅い。中団から後ろだと届きそうにない。4コーナーまでに外へ出さないとキツイぞ。 マゼランは4コーナーでも内にいた。外はごった返しているし、まあ仕方ないか。「…マゼランは終始内を回って、ややしかし後方に遅れています」。あー。直線は前が壁になって、外からも来られて進路が狭まって、本当に何も出来ないまま終了。これは酷い。単純に馬が弱かったこともあるが、位置取りをマズったのも半分以上ある。ブラックシェル、ポルトフィーノ、そして今回のマゼラン。いい加減にしろ。 アドマイヤコマンドも終始内を立ち回っていたが、位置取りは逃げ馬の直後。最内から先頭に立つと、そのまま一方的に後続を離していった。スローだったら前に行く。単純だが、これを実践できる騎手は意外と少ない。川田騎手は若いのにこれが出来る。キャプテントゥーレを故障で欠いた今、アドマイヤコマンドで迎えるダービーの手腕に期待したい。 クリスタルウイングは4コーナーで外に膨らんだにも関わらず、直線で外に持ち出されてよく伸びた。鞭が入って頭が上がるなど、見栄えは良くなかったが単独2着は上出来。モンテクリスエスは馬群を捌くのに少し手間取った分クリスタルウイングに届かなかった。今回も手応えを余し気味で、タフなレースになったほうが力を発揮できそうな印象を受けた。 4着以下は離れた入線。ダートで追い込んで届かずを繰り返していたゴールデンハッチがニシノエモーションを交わして4着。先週のフローラSでも似たようなパターンでメイショウベルーガが追い込みに賭けて4着しており、穴パターンとして把握しておくと後々役に立ちそう。 ニシノエモーションは追い出してからフラフラ。どうやら差し込みが合わなかった様子。外枠で先手を取りきれなかったのは誤算だった。ファビラスボーイはスローで2番手という絶好位だったにも関わらず、直線で内にモタれて四苦八苦。後続に迫られたところで一杯になった。これは期待ハズレ。 |