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第15回テレビ東京杯青葉賞(JpnII)
2008年5月3日(Sat) 東京芝2,400M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 トレノクリスエス 72 ここ2戦惜敗も展開のアヤ。決して悪くないが。  
2 ゴールデンルーヴェ 63 初勝利はダート。芝替わりで良いとは思えず。  
2 3 ゴールデンハッチ 69 砂の戦績だけでは評価不能。ローテもきつい。  
4 ドリームキューブ 76 前走差し不発に助けられた感。力不足否めず。  
3 5 アドマイヤコマンド 78 勝負所モタつくも終い伸びる。距離こなせれば。
6 ファビラスボーイ 75 直線前が壁になるも問題なし。追って伸びる。
4 7 オリエンタルヨーク 73 前走完勝も内にササり気味。走破時計も平凡。  
8 マゼラン 78 前走で同コース演習済。稽古充足で勝ち負け。
5 9 アルカザン 80 今週の稽古で動く。但し頭の高さは気になる。  
10 クリスタルウイング 74 スローで直線だけの競馬。今回相手揃い埋没。  
6 11 フジヤマラムセス 70 前走半年振り。コース追い併用で変われるか。  
12 シャドークロス 60 4角大外から差し切り勝ちも前が止まった感。  
7 13 ドットコム 72 一杯の競馬で僅差。時計要さないと苦しいか。  
14 モンテクリスエス 77 前走スタート決めて完勝。反応鈍いなりに走る。
8 15 ニシノエモーション 75 前走先に抜け出し楽勝。時計詰めたのも好感。
16 アイティトップ 76 中間アクシデントの前走より上向くも一変疑問。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 同コースは既に演習済み・休養を経ていざ出航マゼラン
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【連対馬の直前着別度数・前走成績および通過順一覧(過去10年)】
年度 1着馬 2着馬
'98年 タヤスアゲイン 【4・1・2・1】
皐月賞(中山芝2,000M)8着
6-10-7-6
メジロランバート 【1・0・0・4】
500万下(中山芝1,600M)4着
8-12-10
'99年 ペインテドブラック 【2・1・1・0】
若草S(阪神芝2,200M)1着
4-4-3-3
マイネルシアター 【2・1・1・2】
皐月賞(中山芝2,000M)5着
3-3-4-2
'00年 カーネギーダイアン 【2・0・0・2】
スプリングS(中山芝1,800M)6着
14-12-10-10
タニノソルクバーノ 【2・0・1・2】
毎日杯(阪神芝2,000M)4着
7-8-8-8
'01年 ルゼル 【2・1・0・1】
毎日杯(阪神芝2,000M)4着
8-7-3-3
プレシャスソング 【1・1・0・1】
アザレア賞(阪神芝2,000M)13着
9-11-10-5
'02年 シンボリクリスエス 【2・1・2・0】
山吹賞(中山芝2,200M)1着
3-3-2-2
バンブーユベントス 【2・0・0・1】
毎日杯(阪神芝2,000M)6着
2-3-3-4
'03年 ゼンノロブロイ 【2・0・1・0】
山吹賞(中山芝2,200M)1着
3-3-3-3
タカラシャーディー 【2・1・0・2】※
毎日杯(阪神芝2,000M)1着
6-6-6-3
'04年 ハイアーゲーム 【2・1・1・1】
弥生賞(中山芝2,000M)4着
8-8-9-6
ホオキパウェーブ 【2・0・1・1】
ゆりかもめ賞(東京芝2,400M)1着
7-7-6-6
'05年 ダンツキッチョウ 【2・2・0・0】
すみれS(阪神芝2,200M)1着
2-2-2-2
ニシノドコマデモ 【2・2・1・3】
弥生賞(中山芝2,000M)7着
7-7-7-8
'06年 アドマイヤメイン 【3・2・1・2】
毎日杯(阪神芝2,000M)1着
1-1-1-1
マイネルアラバンサ 【1・1・1・0】
毎日杯(阪神芝2,000M)3着
2-2-2-2
'07年 ヒラボクロイヤル 【2・5・1・1】
毎日杯(阪神芝1,800M)2着
14-13-12-11
トーセンマーチ 【1・2・0・0】
未勝利(中山芝1,800M)1着
4-4-4-4
※タカラシャーディーについては中央成績のみ集計(地方4戦1勝)。

 過去10年の勝ち馬10頭はこのレースまでに2勝以上を挙げており、'00年カーネギーダイアン、'07年ヒラボクロイヤルを除く8頭が2,000M以上のレースを経由していた。連対馬20頭のうち1勝止まりだったのは'98年2着メジロランバート、'01年2着プレシャスソング、'06年2着マイネルアラバンサ、'07年2着トーセンマーチの4頭。新馬・未勝利戦から直行して連対した馬はトーセンマーチのみ。

 好走脚質は好位〜中団差し。殆どの馬が初距離となるだけに流れは緩く、後方に構え過ぎてしまうと良い脚を繰り出しながら届かずということが起こり得る。過去10年の勝ち馬10頭のうち6頭が4コーナーで3番手以内につけていた馬で占めているのも頷けるところである。

 毎日杯組は過去10年で延べ15頭が出走して【3・4・2・6】(46.7%)のハイアベレージを実現。今年の該当馬はアドマイヤコマンドのみ。本来ならすぐ飛びつくべきだが、同馬は1勝馬。阪神芝1,800Mでしか走ったことがないキャリア浅というのも引っ掛かる(過去10年、キャリア2戦以下馬は延べ8頭が出走して全滅)。ファビラスボーイもキャリア2戦。紐荒れの多いレースだけにコイツらは飛ぶことを前提としておきたい。

 マゼランの前走は今回と同じ東京芝2,400M。ラスト3ハロンが11秒8−11秒8−11秒7となる上がりの勝負で好位から伸びて完勝。ディアデラノビアの半弟なら瞬発力に自信があって然るべきか。先月初めから坂路とCWを絡めて入念に乗り込まれている。但し雰囲気的には次を見据えたソフト仕上げ(強い追い切りが少ない)。この余裕振りが悪いほうに出なければいいが…。

 相手は前々で勝負する馬。モンテクリスエスは唯一連対を外したのが出遅れをやらかした若葉S(4着)のみ。前走で世代屈指の物差し馬ミッキーチアフルに先着。ニシノエモーションは叩き2戦目で楽勝。山吹賞経由は父シンボリクリスエスと同じで、山吹賞の勝ち時計は父をコンマ2秒上回った。東京では新馬戦でフサイチアソートやサトノプログレスと接戦、2戦目で逃げてレコード勝ち。

◎マゼラン
○モンテクリスエス
▲ニシノエモーション
△ファビラスボーイ
☆アドマイヤコマンド


■馬券構築

 マゼラン1頭軸の3連複流し。

[3連複] マゼラン−モンテクリスエス−ニシノエモーション 20%
[3連複] マゼラン−モンテクリスエス−ファビラスボーイ 20%
[3連複] マゼラン−モンテクリスエス−アドマイヤコマンド 20%
[3連複] マゼラン−ニシノエモーション−ファビラスボーイ 20%
[3連複] マゼラン−ニシノエモーション−アドマイヤコマンド 10%
[3連複] マゼラン−ファビラスボーイ−アドマイヤコマンド 10%


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