HOME > 重賞回顧 > 第55回毎日杯
第55回毎日杯(JpnIII) 2008年3月29日(Sat) 阪神芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 2 | 2 | ディープスカイ | 牡3 | 56.0kg | 四位洋文 | 1.46.0 | − | 508kg(+2) | 6 | |
2 | 3 | 4 | アドマイヤコマンド | 牡3 | 56.0kg | 川田将雅 | 1.46.4 | 2 1/2 | 482kg(0) | 1 | |
3 | 4 | 6 | ミダースタッチ | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.46.4 | クビ | 526kg(-4) | 11 | |
4 | ◎ | 1 | 1 | ヤマニンキングリー | 牡3 | 56.0kg | 渡辺薫彦 | 1.46.6 | 1/2 | 464kg(-4) | 3 |
5 | ▲ | 4 | 5 | ロードバリオス | 牡3 | 56.0kg | 岩田康誠 | 1.46.6 | ハナ | 434kg(-6) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.0 - 11.3 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 11.3 - 12.2 上がり 4F 47.0 - 3F 35.3 3コーナー 5(12,13)(9,14)(4,7)(1,2,8)-(10,11)(3,6) 4コーナー (*5,13)(9,12,7,14)(4,8)(1,2)(10,11)(3,6) |
■レース回顧 ようやく届いた不発の末脚・切れ味抜群ディープスカイ! |
■レース解説 ロードバリオスがハナを奪う。クリノダイシスが2番手、サブジェクトがその外で3番手。直後は一団。マイネルスターリーが外、アドマイヤコマンドは馬群の中につける。ヤマニンキングリー、ディープスカイ、リヴザルトも離れず追走。ミダースタッチは最後方。ロードバリオスが僅かに先頭、後続一団で直線に向く。ロードバリオスが依然先頭。サブジェクト、テイエムチーターが前を追うも差は詰まらない。その間に外からディープスカイが一気に進出、内の各馬を楽に交わして独走。続いて外から突っ込んできたアドマイヤコマンド以下を全く問題にせず楽勝。 ■レース回顧 ハズレ。1勝馬のワンツースリー。しかも新馬戦から直行した馬が2着。でも時計は速かったな。(・_・) ロードバリオスがすんなりと前へ。クリノダイシスは行きたがっていたが鞍上が抑えて2番手を指示。1000M通過59秒0はなかなか引き締まった流れ。直後はマイネルスターリー、アドマイヤコマンドを筆頭にごった返していた。ヤマニンキングリーは最内。すぐ側にディープスカイがいる位置。う〜む、これはちょっと構え過ぎか? スタートから4コーナーまでずっと前が固まり気味。サブジェクトとマイネルスターリーは直線に向くところで早速動いていった。直線長いのにこの仕掛けは早い。結局マイネルスターリーはモタれてまともに追えず、サブジェクトもロードバリオスを交わせそうで交わせない。そこへディープスカイが首を振りながら突っ込んできた。内へ内へと切れ込みながらどんどん加速していくと、残り100Mで前に誰もいなくなった。 ディープスカイはスタートを決められるようになって余裕が出てきた。今回も前の集団を見遣る位置で追い出しの機会を待っていた。4コーナーで先頭まで5馬身程の位置。アーリントンCでダンツキッスイに許した10馬身を雄に超えたリードを思えば何でもない差。口向きの悪い馬で追い辛そうに見えるのだが、一度加速がつけばいい脚を使う。勝ち時計は2週前の大阪城Sをコンマ1秒上回った。 ディープスカイに交わされた後の先行勢は軒並み一杯。内から抜けようとしながら前が支えて断念、外に持ち出して追い込んだアドマイヤコマンドが2着、最初から大外最後方に持ち出して追い込んできたミダースタッチが3着。勝ったディープスカイも含めてどこか大味なレースだった。それもそのはず、上位3頭はいずれも1勝馬。クラシックも近いこの時期に1勝馬が勝負になっちゃうってどうなの?今回は出走馬14頭のうち10頭が1勝馬。量的優位で上位に来たと考えるしかないのか…。 ヤマニンキングリーは最内を通って距離を稼いだものの、肝心の内を捌き切れず4着まで。ロードバリオスの外から交わしに行こうにも、テイエムチーターが邪魔になって追えず。こんなことなら内枠なんて要らなかった。ロードバリオスは単騎逃げを貫けたのは良かったが、マイペースで行けてラスト失速なのだから距離が長いのだろう。時計も速く、前につけた馬にとっては苦しいレースになった。 マイネルスターリーは前述の通り早く動き過ぎ。いや、早く動かされたと言うべきか。いずれにしても直線ではずっと外へモタれ気味で余裕が感じられなかった。ロスペトリュスとリヴザルトは坂に差し掛かるところで既に歩いていた。サブジェクトは正攻法で臨んで10着なのだから単純に弱い。オリエンタルロックも弥生賞からの強行軍で無理したのに結局ダメ。コイツらにとっては時計が速過ぎた。 |