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第22回フラワーC(JpnIII) 2008年3月22日(Sat) 中山芝1,800M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 1 | 1 | ブラックエンブレム | 牝3 | 54.0kg | 松岡正海 | 1.49.5 | − | 452kg(-4) | 1 |
2 | ☆ | 4 | 8 | レッドアゲート | 牝3 | 54.0kg | 内田博幸 | 1.49.5 | アタマ | 428kg(+4) | 8 |
3 | ○ | 5 | 10 | シングライクバード | 牝3 | 54.0kg | 川田将雅 | 1.49.9 | 2 1/2 | 444kg(-6) | 2 |
4 | △ | 6 | 12 | マイネウインク | 牝3 | 54.0kg | 田中博康 | 1.49.9 | アタマ | 432kg(-4) | 9 |
5 | 7 | 14 | ムードインディゴ | 牝3 | 54.0kg | 田中勝春 | 1.50.1 | 1 | 450kg(-10) | 10 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.8 - 12.0 - 13.0 - 11.9 - 11.7 - 12.0 - 12.0 - 11.8 - 12.3 上がり 4F 48.1 - 3F 36.1 1コーナー (*1,5)11(12,13)(4,7,9,15,16)(8,14)6(2,10)-3 2コーナー (*1,5)11(12,13,15,16)(4,7,9)(8,14)6,10,2-3 3コーナー (*1,15)(12,5,16)13(4,11,9)(7,14)-(6,8)-(2,10)-3 4コーナー (*1,15)(12,16,13,9)5(4,11)14(7,8)(6,10)2,3 |
■レース回顧 先手必勝の具現化・自ら率先して凌ぎ切ったブラックエンブレム! |
■レース解説 デルマベガが先手を窺うも、ブラックエンブレムが内を通ってハナに立つ。ビービーモデナが2番手に入り、デルマベガは3番手。マイネウインクがこれらの直後につける。スペシャルディナーが外から仕掛けて先頭に並びかけていく。スペルバインドもこれについて掛かり気味に上がっていく。アロマキャンドルは中団馬群、レッドアゲートはこの直後を追走。シングライクバードは離れた後方を進む。ブラックエンブレムが僅かに先頭、スペシャルディナー、ハイエストホワイトらが外を回しながら直線に向く。ブラックエンブレムが抜け出してリードを広げる。内からマイネウインクが追い上げる。坂を上るところでレッドアゲートが勢い良く進出、前との差を詰めていくも、ブラックエンブレムが何とか凌ぎ切る。 ■レース回顧 ◎−☆−○で3連複(10%)的中。最後に鳥が突っ込んできてくれて助かったソルテ。(´д`;) ガリガリ行く馬不在でゆったりした流れ。ブラックエンブレムは最内ということもあり、労せずして先頭を確保。あまりのスローに痺れを切らせてスペシャルディナー辺りが仕掛けていったが、ブラックエンブレムはこれに感化されることなく、至って自然体の逃げを継続。シングライクバードはこの展開で呑気に後方待機。何考えてるの? ブラックエンブレムは前走よりも楽な手応えで直線に向くと、そのままあっさりと抜け出していった。これを追いかけたスペルバインドやハイエストホワイトらは後退、内から迫ったマイネウインクも前を交わすだけの勢い無し。このまま完勝かと思ったが、レッドアゲートに僅差まで詰め寄られた。今回ばかりはゴール板に救われたか。トライアル組と比べても差の無いレベル。 レッドアゲートはペースが上がり始めた3コーナー過ぎから早めに鞭を入れ、周りが伸び悩む中で末脚を伸ばしてきた。上がり3ハロン34秒9はシングライクバードと並ぶ最速タイ。初勝利時も今回と同じ内田博幸騎手で差し込みを実践していた。収得賞金の関係で桜花賞への出走は難しいだろうが、今後距離が延びて楽しめそう。 シングライクバードは1,000M通過61秒4というスローペースで後ろから3頭目では届かずも当然。直線に向くまで追っ付け通しで、仕掛けに対する反応も相変わらず悪かった。今回の3着は周りが止まってくれたお陰。前の2頭には何のプレッシャーも与えられなかった。次走以降は自ら勝ちに行くという姿勢を見せてもらいたい。 マイネウインクは最初のコーナーで好位を確保。ブラックエンブレムの直後から抜け出しを図ったがラストはブラックエンブレムと同じ脚色になった。微妙に力が足りない。アロマキャンドルはどっちつかずの位置取り。これではどうしようもない。三浦くんは折角チャンスを与えてもらっているのだから、もっと強気に乗って欲しかった。 スペルバインドは追い切りで見た通りのガス欠。馬は生き物なんだから、無理強いしちゃダメ。かつてディアデラノビアも桜花賞狙いで無理強いしたことがあったが、あれと同じ。今後静養して英気を養ってもらいたい。ハイエストホワイトは12kg減もあっただろうが、直線でモタついてフェードアウト。ローカル、特に小倉の新馬戦は4コーナーで外を通って勝った馬がよく見えてしまうため注意が必要。 |