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第48回京成杯(JpnIII) 2008年1月20日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 6 | 11 | マイネルチャールズ | 牡3 | 56.0kg | 松岡正海 | 2.02.9 | − | 456kg(-2) | 1 |
2 | 3 | 5 | ベンチャーナイン | 牡3 | 56.0kg | 武士沢友治 | 2.02.9 | クビ | 484kg(+2) | 12 | |
3 | 8 | 15 | アイティトップ | 牡3 | 56.0kg | 丹内祐次 | 2.03.0 | クビ | 490kg(-2) | 4 | |
4 | △ | 7 | 13 | リトルアマポーラ | 牝3 | 54.0kg | 武幸四郎 | 2.03.1 | 1/2 | 470kg(-2) | 2 |
5 | ○ | 2 | 3 | ダンツウィニング | 牡3 | 56.0kg | 江田照男 | 2.03.1 | クビ | 524kg(0) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 10.7 - 12.6 - 12.0 - 13.0 - 12.6 - 12.9 - 12.0 - 12.4 - 12.2 上がり 4F 49.5 - 3F 36.6 1コーナー 12,1(4,8)(3,16)(10,13)(9,11)(6,14)2-7(5,15) 2コーナー 12-(1,8)(3,4)16-(10,13)(11,14)(9,6,15)(2,7)5 3コーナー (*12,1)(3,8,4)(13,16)(10,11,14)(9,6,15)(2,7)5 4コーナー (*1,16)(12,3,8)(13,4,14)(10,11,15)(9,6)7(2,5) |
■レース回顧 進路は自ら造るもの・馬群を割って突き抜けたマイネルチャールズ! |
■レース解説 ショウナンアクロスが出遅れ。ステルスソニックもダッシュがつかず後方から。内枠各馬の先行争いを外からプラチナメーンが交わして先頭に立つ。ランチボックス、ゴールドストレインが2番手で並ぶ。ダンツウィニングは少し離れた5番手、その外にマイネルファルケがつける。リトルアマポーラはその直後、マイネルチャールズアイティトップと並んで中団後方を進む。ベンチャーナインは最後方待機。3コーナーを過ぎてプラチナメーンのリードが無くなり、ランチボックス、マイネルファルケらが並んで一団。直線に向いてマイネルファルケが先頭。外からアイティトップ、内からダンツウィニングも追い上げる。更に馬群を割ってマイネルチャールズも接近。マイネルチャールズが混戦から抜け出し、大外一気で突っ込んできたベンチャーナインを振り切ってゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。ゴール前、一瞬だけ盛り上がったが…。ベンチャーでITってベタやなぁ。(-_-) ショウナンアクロスは例の如く後ろから。マイネルファルケも大外枠からダッシュが利かず、最初のコーナーで大外を回されていた。結局ハナを奪ったのは積極的に仕掛けたプラチナメーン。リトルアマポーラも最初のコーナーまでに前につけてきた。マイネルチャールズは後方馬群の内を追走。勝負どころで外に出せるかちょっと心配。 3コーナーを回ったところで早くもランチボックスがプラチナメーンを潰しにかかった。これに呼応してゴールドストレイン、アポロマハル(直線で故障を発生し予後不良、合掌…)も進出開始。ダンツウィニングは我慢。マイネルファルケは大外を回して勝負に出た。マイネルチャールズは依然として中団。外からアイティトップが被さってきた。少し嫌な予感がした。 マイネルチャールズは直線でアイティトップに蓋をされて外に出せないでいた。外に出せないことを確信した松岡騎手は即座に内へ進路を取った。丁度その時前を走っていたステルスソニックが外へヨレて一頭分のスペースが出現。マイネルチャールズはそのスペースに突っ込み、激しい手綱捌きを後押しにジリジリと伸びてきた。逆境にへこたれない、物凄く渋太い馬である。 3コーナー過ぎから始まった小競り合いで先行勢は壊滅、後方で脚を溜めていたベンチャーナインにとってはおあつらえ向きの流れになった。東京スポーツ杯2歳Sで大外を回って上がり最速、ゴスホークケンとタケミカヅチにコンマ2秒差。展望の寸評でもプラス評価を与えながら結局印が回らなかった(位置取りはそのままだったが)。こういう馬にこそ「☆」をつけにゃならんのだが…。 アイティトップも差し有利の流れに乗って好走。4コーナーで最後方だった前走とは違い、今回はマイネルチャールズを意識する形で早めに上がってきた。ラストでベンチャーナインに差されたのは余計だったが、戦法に融通が利いたのは評価したい。 リトルアマポーラは4コーナーで前の馬が壁になって立ち往生。進路を確保して追い出したものの、挽回するには距離が無さ過ぎて4着まで。先行集団を前に見る位置での追走は、結果的に自らの進路を狭めることになってしまった。次走改めて注目。 ダンツウィニングは周りが動き出したところでも手綱捌きに終始。経済コースを通って直線に向くと、狭い内を割って追い出しを開始。しかしどこかフワフワして加速が乗らない。それでもランチボックスを交わしてからはラチ沿い一杯に伸びてきた。一瞬だけだが見せ場は作った。ちなみに同馬はコマンダーインチーフ産駒で、2〜4着馬の母父もコマンダーインチーフ。ここまで揃うと何だか清々しい。 マイネルファルケはスタートから4コーナーまで一貫して外を回らされたのが堪えた。未勝利で圧勝した時は9頭立ての2番枠。今回はフルゲートの大外枠なのだから、こういう結果も十分予測できたはず。ただここ2戦は勝負を仕掛けての負けで、馬券を買った者としては納得が行く騎乗だった。 ステルスソニックはスタートで後方に置かれた上、4コーナーの追い上げでマイネルファルケと同様大外に持ち出していた。新馬戦の相手ならこれでも十分なのだが、既勝馬相手に同じ戦法が通用するほど甘くはなかった。直線で内からマイネルチャールズ、外からアイティトップに挟まれたところで万事休す。 |