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第59回朝日杯フューチュリティS(JpnI) 2007年12月9日(Sun) 中山芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 1 | ゴスホークケン | 牡2 | 55.0kg | 勝浦正樹 | 1.33.5 | − | 518kg(-2) | 3 | |
2 | 2 | 3 | レッツゴーキリシマ | 牡2 | 55.0kg | 幸英明 | 1.33.9 | 2 1/2 | 460kg(+8) | 10 | |
3 | 4 | 7 | キャプテントゥーレ | 牡2 | 55.0kg | 川田将雅 | 1.33.9 | クビ | 458kg(+6) | 4 | |
4 | 2 | 4 | ドリームシグナル | 牡2 | 55.0kg | C.ルメール | 1.34.1 | 1 1/2 | 460kg(-2) | 8 | |
5 | ▲ | 5 | 9 | スズジュピター | 牡2 | 55.0kg | 柴田善臣 | 1.34.7 | 3 1/2 | 472kg(+2) | 1 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 11.1 - 11.3 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 12.0 上がり 4F 47.2 - 3F 35.2 2コーナー 1,5(7,8,10,11)(3,9)(4,13,14)(6,12,15)(2,16) 3コーナー 1(5,7)3(4,8)(2,10,11)(9,14)(6,12,13)16,15 4コーナー 1,7(3,5,8)(4,11)14(2,9,10,6)(12,13)(16,15) |
■レース回顧 抽選抜けて最内引いて・あげくにスタート決めて圧勝ゴスホークケン! |
■レース解説 ゴスホークケンが好スタートからそのままハナに立つ。ギンゲイが押し上げて2番手、レッツゴーキリシマ、キャプテントゥーレ、フォーチュンワード、エーシンフォワードらが続く。スズジュピターは中団馬群の中、アポロドルチェは外を追走。ゴスホークケンが楽な手応えのまま3コーナーを通過。キャプテントゥーレが2番手に上がる。ヤマニンキングリー、アポロドルチェも外を回って進出。前が固まりながら直線に向く。ゴスホークケンが再びリードを広げて先頭。最内からレッツゴーキリシマ、外からキャプテントゥーレがこれを追う。4番手以降は後方に置かれる。ゴスホークケンが更にリードを広げ、レッツゴーキリシマ以下を全く寄せ付けず楽勝。 ■レース回顧 ハズレ。見事なまでに内枠先行馬だけで決着。霧島は前走軸で今回無視。アホや…。(-_-) セレスハントが枠入りを嫌い、最後に枠入りしたドリームシグナルを除く14頭は枠の中で待たされてしまった。そのような状況の中、ゴスホークケンだけが絶好の飛び出し。最内枠だったのも幸いし、楽々と先頭を確保。2番手以降は面食らった感じで誰も並びかけていこうとはしなかった。いや、出来なかったというのが正解か?ゴスホークケンは持ったままで先頭を快走。 中山外回りは3コーナーの進入に対して4コーナーの進出が急で、内を綺麗に立ち回った馬に有利に働きやすい。今回のように明確な逃げ馬不在で4コーナーで一団になってしまうとそれがあからさまに出てしまう。道中前のほうにつけていたフォーチュンワードですら外へ流されていた。ヤマニンキングリーやアポロドルチェは外側に大きな弧を描いての進出。これだけ無駄な脚を使ってしまうとやはりキツい。 結局上位は4コーナーで前のほうにいて、かつ内を意識して回ってきた馬で占められた。ゴスホークケンは内を意識するも何も、単に先頭を走っていただけのこと。キャプテントゥーレは3コーナーを過ぎたところでギンゲイを抜いて2番手。レッツゴーキリシマは周りが動き出したところでも動かず、内でしっかりと脚を溜めていたのが最後の粘りに通じた。これは幸騎手が上手く乗った。 しかしゴスホークケンがこれほどまでに強いとは…。直線は突き放す一方。これを捉えられる位置にいたレッツゴーキリシマとキャプテントゥーレですら離れた2着争いを演じるのがやっと。ラストでドリームシグナルがいい脚を使って突っ込んできたがそれでも4着まで。5着以下には1秒以上の差をつけての圧勝だった。 勝ち時計1分33秒5は'04年にマイネルレコルトがマークしたレコードにコンマ1秒に迫る好時計。上手い具合に逃げられた辺りからしていかにも恵まれた勝利のように思えてしまうのだが、この時計とパフォーマンスを見せ付けられるとそうとも言っていられない。ちなみにゴスホークケンは8分の1の抽選を掻い潜っての出走だった。しかも引いた枠は最内。物凄い強運の持ち主。 このレースは前走で連対していることが美徳だったのだが、今年も前走敗退馬、しかも非連対馬によるワンツーとなった。過去の傾向に頼りすぎるとアナログ的な考えが出来なくなってしまう。今回で言えば、ゴスホークケンとレッツゴーキリシマは前走で連対出来なかったとはいえ、いずれも差し決着の中で先行して善戦していたというのはもっと評価しても良かったのではないか?馬券の上手い奴らはこういうところを絶対に見ているはず。 外枠の馬はその殆どが外を回っての進出。サブジェクトはこれを嫌って内に突っ込む強攻策に出たものの、完全に前が詰まって結局外に持ち出していた。スズジュピターは馬群を縫うようにして4コーナーを回ってきたが、この時既に前の馬は遥か前方にいた。やはり前につけてスムーズな競馬が出来たかどうかの話。今回大敗した馬も、条件が変われば巻き返せると思う。 アポロドルチェが距離実績無し&外枠の差し馬、スズジュピターが柴田善臣大先生ということで、先週に引き続いての穴狙いを敢行。ただ牝馬のフォーチュンワードではいささか無理があったか?芙蓉Sより3秒以上も速い決着ではお手上げ。エーシンフォワードは4コーナーで一杯。こちらも前走が楽ちんペースだったのにも関わらず無敗というところに固執して買い被り過ぎた。う〜ん、穴狙いってムズいね。 |