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第43回中日新聞杯(JpnIII)
2007年12月2日(Sun) 中京芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (父)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 4 8 サンライズマックス 牡3 53.0kg M.デムーロ 1.58.5 440kg(+4) 1
2 3 5 ダイレクトキャッチ 牡3 53.0kg 小牧太 1.58.6 3/4 502kg(+12) 8
3 7 13 タスカータソルテ 牡3 55.0kg C.ルメール 1.58.7 クビ 454kg(+2) 2
4   6 12 ホッコーパドゥシャ 牡5 52.0kg 渡辺薫彦 1.58.7 クビ 476kg(-4) 13
5   2 3 マイネルポライト 牡4 54.0kg 川島信二 1.58.7 アタマ 494kg(-2) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.2 - 10.3 - 11.0 - 12.4 - 12.6 - 12.7 - 12.2 - 11.9 - 11.8 - 11.4
上がり 4F 47.3 - 3F 35.1
1コーナー (15,*18)-(10,16)4(1,12)9(2,13)11,5,6-(3,7)8
2コーナー 15,18=(10,16)(1,4,12)(2,9,13,11)5,6-7-(3,8)
3コーナー (*15,18)(16,12)(10,11)(4,13)(1,9,6)(2,5,8)7,3
4コーナー (*15,18)(10,16,12,11)(4,13)(9,8)(5,6)(1,2,7,3)

■レース回顧 終い良ければ全て良し・一気の脚で飛躍を誓うサンライズマックス!
■レース解説

 マイネルキーロフが抜け出して先頭、トップオブツヨシが直後につける。そこから少し離れてゴールドキリシマ、タマモサポートと続く。前2頭の競り合いからトップオブツヨシが前に出る。タスカータソルテは中団馬群の中、ダイレクトキャッチは馬群後方を追走。サンライズマックスは後方3番手の外を進む。3コーナーを過ぎ、3番手グループが一斉に前へ詰め寄っていく。サンライズマックスが外を回って一気に進出。ほぼ一団の状態で直線に向く。マイネルキーロフとゴールドキリシマの競り合いの内からタマモサポートが抜け出すも、外からサンライズマックスが突き刺して先頭。馬群の中からタスカータソルテ、ダイレクトキャッチが追い上げるも、サンライズマックスが余裕を持ってゴール。


■レース回顧

 ◎−△で馬複(20%)的中。マル父でもマル混と遜色ないレベル。次からも頑張れよ。(・∀・)

 マイネルキーロフとトップオブツヨシが互いに譲らず序盤はハイペース。他の14頭は離れたところで様子見の追走。向こう正面で流れが落ち着き、勝負の行方はスパイラルカーブの攻防に持ち込まれた。しかしここで積極的に動いていった馬はまばら。だから一層、ある馬の動きが目立った。

 サンライズマックスは最初のコーナーを最後方で通過。向こう正面で外へ持ち出して、3コーナーを過ぎたところで満を持して進出。予めそこにレールが敷かれてあるかのような、実に滑らかな追い上げ。馬なりで好位へ取り付き、前が壁にならない位置を確保して直線へ。そこからがまた凄い脚。抜け出した後はソラを使ったのか勢いが無くなったが、後続を抑えるには十分な差が開いていた。

 2着以降は激戦。ダイレクトキャッチはラスト100Mの伸びが目を引いた。追えば追うほど伸びそうな感じ。フラつき気味だった共同通信杯時よりも内容は良かった。タスカータソルテは4コーナーで前に壁を作ってしまい、前を走るホッコーパドゥシャの外へ持ち出すまでが一苦労。結局サンライズマックスに近付くことなく終了。スムーズに乗られていれば、と思わせる負け方だった。

 タマモサポートは経済コースを意識して一時は先頭に立つ場面があった。ただラストは懸念された決め手の差がモロに出た。過去の中日新聞杯を振り返ると、1,800Mで行われていた一昨年までは結構前が残っていたのだが、距離が1ハロン延びた昨年からは差しが台頭してきている。展望でも述べた通り、中京芝2,000Mはスタンド前一杯を使った先行争いで流れが速くなりやすく、一般に差しが有利。


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