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第52回京阪杯(GIII) 2007年11月23日(Fri) 京都芝1,200M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 5 | 9 | サンアディユ | 牝5 | 57.0kg | 武豊 | 1.07.9 | − | 514kg(+4) | 1 |
2 | 6 | 11 | ペールギュント | 牡5 | 57.0kg | C.ルメール | 1.08.0 | 1/2 | 522kg(+8) | 4 | |
3 | 7 | 13 | カノヤザクラ | 牝3 | 53.0kg | 上村洋行 | 1.08.0 | ハナ | 508kg(+6) | 2 | |
4 | 3 | 6 | ブラックバースピン | 牡4 | 56.0kg | 四位洋文 | 1.08.0 | クビ | 486kg(+6) | 3 | |
5 | 8 | 18 | ナカヤマパラダイス | 牡4 | 56.0kg | 岩田康誠 | 1.08.1 | クビ | 496kg(+14) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.3 - 10.6 - 10.9 - 11.2 - 10.9 - 12.0 上がり 4F 45.0 - 3F 34.1 3コーナー 3(9,15)(10,18)(6,8,11,16,17)(1,7,14,13)-(5,4)(2,12) 4コーナー (*3,9)(10,15)(6,8,18)(7,11,17)(1,14,16,13)4(5,2,12) |
■レース回顧 サマーチャンプの面目躍如・力でゴリ押しサンアディユ! |
■レース解説 アルーリングボイスが出遅れ。サープラスシンガーがハナを奪う。サンアディユはこの直後につける。クールシャローン、ナカヤマパラダイスも外から前を窺う。ペールギュントは中団の外、ブラックバースピンはその内を進む。カノヤザクラは後方外から徐々に押し上げていく。サープラスシンガー先頭で直線に向く。サンアディユが直線半ばでサープラスシンガーを交わして先頭。内からブラックバースピン、外からナカヤマパラダイス、カノヤザクラ、ペールギュントなどが一斉に詰め寄るも、サンアディユがそのまま振り切ってゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。軸が来たら紐がいない。いつもの事ながら噛み合わんのう…。(´-ω-`) サープラスシンガーが労せず先頭。サンアディユもスッと2番手につけた。これは予想通り。クールシャローンが早めの3番手につけてきたのは意外だった。スワンSでアストンマーチャンに絡み付いていったヤカヤマパラダイスは大外から行き切れない様子。ペールギュントはいつもよりポジションを上げて中団待機。そこそこ速い流れながら各馬一団の追走。 サープラスシンガーは先頭で楽をしていたにも関わらず、サンアディユが迫ってくると程なく一杯。サンアディユにしても先頭に立つまでジリジリといった感じ。ペールギュントとカノヤザクラの脚色が良く、これは替わるかと思ったがサンアディユがそのままゴール。セントウルSのような派手さは無かったが、他より重い斤量を課されながら先に動いて後続の追撃を封じたのだからこれで十分か。 ペールギュントはスタートから積極的に押し上げて中団を確保。上位に来たのはこの位置取りが大きかった。良馬場での差し比べなら力は上。前がバラけるのを待っての追い出しで、サンアディユには僅かに届かなかった。カノヤザクラは終始外を回しての進出でロスがあったのは否めない。ゴール前の勢いはペールギュントを上回っていた。差す競馬が定着しつつある。 サープラスシンガーは逃げ一辺倒なのがネック。離し気味に行けないと直線が辛い。今回はサンアディユにマークされていた。クールシャローンは強気の先行策。サンアディユが抜け出したところで付いて行けなくなった。それでも最終的にコンマ2秒差。10着までがコンマ3秒差にひしめく大混戦で、重賞実績馬に混じっての6着なら好走の部類に入る。 |