HOME > 重賞回顧 > 第45回アルゼンチン共和国杯
第45回アルゼンチン共和国杯(JpnII) 2007年11月4日(Sun) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 5 | 9 | アドマイヤジュピタ | 牡4 | 54.0kg | 村田一誠 | 2.30.9 | − | 496kg(0) | 2 |
2 | 2 | 4 | トウカイトリック | 牡5 | 57.5kg | 柴田善臣 | 2.31.0 | 3/4 | 442kg(+8) | 10 | |
3 | 1 | 1 | リキアイサイレンス | 牡6 | 52.0kg | 後藤浩輝 | 2.31.1 | クビ | 492kg(+2) | 9 | |
4 | ◎ | 4 | 7 | ダンスアジョイ | 牡6 | 54.0kg | 角田晃一 | 2.31.1 | アタマ | 500kg(-18) | 4 |
5 | 3 | 5 | ヤマニンアラバスタ | 牝6 | 54.0kg | 小野次郎 | 2.31.1 | クビ | 456kg(0) | 11 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 7.3 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 12.4 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 11.5 - 11.4 - 12.3 上がり 4F 47.4 - 3F 35.2 1コーナー 18-15(9,16)6(4,12)(2,10)(1,5,11)(7,17)(8,13)3,14 2コーナー 18=15(9,16)-(4,6)10(2,12)5(1,11)-17-(7,8)13(3,14) 3コーナー 18-(15,9)16(4,6,10)(2,12,5)(1,11)-(8,17)(7,13)(3,14) 4コーナー 18(15,9,16)10(4,6)(1,5)(2,12,11)(8,3,17,13)7,14 |
■レース回顧 格上挑戦でも威風堂々・優等生の走りアドマイヤジュピタ! |
■レース解説 トレオウオブキングが前を窺うところへ、大外からカゼノコウテイが交わしてハナに立つ。アドマイヤジュピタ、トウショウナイトも前に行く。少し離れてハイアーゲーム、トウカイトリックと続く。ダンスアジョイ、ネヴァブションは最後方付近で待機。カゼノコウテイのリードは4コーナーにかけて縮小、アドマイヤジュピタらが並びかけて直線に向く。アドマイヤジュピタが持ったままでカゼノコウテイを交わして先頭。トウカイトリックも最内を突いて進出。大外からヤマニンアラバスタ、間からリキアイサイレンスとダンスアジョイも追い上げるも、アドマイヤジュピタが余裕をもってこれらを退ける。 ■レース回顧 ハズレ。忘れ去られた実績馬が来たか…って、半年前のGI3着馬じゃあーりませんか。(゜o゜) 大外にポツンと一頭取り残されたカゼノコウテイが加速をつけて一気にハナへ。長丁場もお構いなし、溜めることなく先頭を爆走。まあこれは放っておいて良し。人気どころではアドマイヤジュピタとトウショウナイトが並んで3〜4番手。トウカイトリックもこの直後でいい感じ。ダンスアジョイは後ろから数えたほうが早い位置。しかも内で身動きが取れない。こりゃ終わったね。 直線に向いた時点で18頭がほぼ一団。いわゆる上がりで差が付かない状況。こうなると前につけていた馬が強い。アドマイヤジュピタは前走で同じような競馬をして圧勝したばかり。カゼノコウテイを交わすまで持ったまま。抜け出したところで初めて鞭を入れての楽勝だった。全てにおいて上手く行き過ぎただけに、昇級初戦でいきなり重賞制覇とはいってもかえって評価し辛い。 トウカイトリックは道中5〜6番手、直線で最内にあった一頭分のスペースに滑り込んでの追い上げ。これは『ミスター目黒記念』柴田善臣騎手の手際の良さが光った。追い切りでモタモタしていたので人気薄でも要らないなとみていたのだが、一息入れてリフレッシュしていたようだ。今年の天皇賞・春3着馬が10番人気のバーゲンセール。何故買わない?(アタック25・児玉清さん風にどうぞ) コースは前開催7日目から引き続きBコースを使用、今開催5日目からの4日間はCコースを使用することになっている。内も伸びないことはないが、ヤマニンアラバスタの伸び方を見る限りでは外が有利な馬場になりつつある。そのヤマニンアラバスタを内から追い上げて交わしたダンスアジョイも力のあるところはみせた。上がり3ハロン34秒5は最速。位置取りが後ろ過ぎたのが悔やまれる。 トウショウナイトは直線で馬なりのアドマイヤジュピタに遅れをとったところでスパート。しかし前との差は逆に開いていった。アドマイヤジュピタから離されること1秒強の14着は負け過ぎ。トウカイトリックとは対照的に休みを挟んでおかしくなったような気がする。立ち直るには時間を要しそうだ。 ダークメッセージは4コーナーで大外を振って圏外。前走は馬群に突っ込んで伸びを欠き、今回は被されないように外を回って力負け。乗り方一つだと思う。ネヴァブションはこの展開で悠長に最後方付近を走っていた。2,500Mで3戦全勝とは言っても全て中山でのもの。コーナー6つで右回りの中山とコーナー4つで左回りの東京では勝手が違って当然か。 |