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第10回サウジアラビアロイヤルC富士S(GIII) 2007年10月20日(Sat) 東京芝1,600M 3歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 2 | 4 | マイネルシーガル | 牡3 | 54.0kg | 後藤浩輝 | 1.33.3 | − | 514kg(+4) | 4 | |
2 | 7 | 15 | マイケルバローズ | 牡6 | 56.0kg | 田中勝春 | 1.33.3 | アタマ | 506kg(0) | 7 | |
3 | △ | 3 | 5 | トウショウカレッジ | 牡5 | 56.0kg | 松田大作 | 1.33.3 | クビ | 546kg(+2) | 8 |
4 | ◎ | 4 | 7 | エアシェイディ | 牡6 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.33.4 | クビ | 480kg(-4) | 1 |
5 | 3 | 6 | グレイトジャーニー | 牡6 | 56.0kg | 佐藤哲三 | 1.33.4 | ハナ | 470kg(0) | 2 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 10.8 - 11.6 - 11.5 - 11.8 - 11.2 - 11.9 - 12.0 上がり 4F 46.9 - 3F 35.1 3コーナー (*3,18)-4(8,16)15,9(2,10,17)(13,14)(5,6)12,1(7,11) 4コーナー 3,18-(4,8)16(2,10,15)(6,13,9)(5,14,17)(1,11,12)7 |
■レース回顧 頭を使ってアタマ差残す・機転の勝利マイネルシーガル! |
■レース解説 マイネルフォーグが出遅れ。オレハマッテルゼがすんなりとハナを奪う。シンボリグランはかかり気味にこの直後につける。ローレルゲレイロ、マイネルシーガルも好位を追走。マイケルバローズは中団前、トウショウカレッジは馬群の中を進む。エアシェイディ、スウィフトカレントは並んで最後方待機。オレハマッテルゼが僅かに先頭、シンボリグランが2番手で直線に向く。オレハマッテルゼが追い出したところへマイネルシーガル、シンボリグランが徐々に接近。マイネルシーガルが直線半ばでオレハマッテルゼを交わして先頭。マイケルバローズ、トウショウカレッジ、グレイトジャーニーらがゴール前で一斉に迫り来るも、マイネルシーガルが最内で辛うじて残す。 ■レース回顧 ハズレ。アンカツ、お前なぁ…。っつーか、また傾向分析で挙げた馬のワンツーか。(>_<) 『傾向・データ重視』とか何とか言っといて、最近は追い切り診断中心で傾向分析そっちのけ。結局「秋開催のマイル戦を経由した馬が強い」という傾向そのままの決着。追い切りの動きが目立ったトウショウカレッジも秋開催のマイル戦を一叩きされていた。時間がないなら傾向分析で手っ取り早く済ませりゃいいのに…。自分が推奨した馬を買わないという時点で既に間違っているということを痛感。 猛省しつつ、レース回顧。一昨年の京王杯スプリングCで逃げ切り勝ちがあるオレハマッテルゼがスタートを決めて前へ。シンボリグランはローレルゲレイロの行きっぷりに触発されたのか、いきなり掛かっていた。マイネルシーガルは理想的な3番手。マイケルバローズも5〜6番手となかなかいいところにつけてきた。さて、エアシェイディはどこにいるのかな〜(以下、自主規制)。 オレハマッテルゼは直線に向いてから暫く持ったまま。シンボリグランは脚捌きが乱れて四苦八苦。その間からマイネルシーガルがジワジワと伸びてきた。抜け出すのが早いように思えたが、結果的にこれが大正解。後続の追撃をギリギリ凌ぎ切った。逃げ馬の直後につけて、一貫して最内を走って、先に抜け出して僅かに残す。これは騎手の勝利だろう。 マイケルバローズは直線に入ってから暫くモタモタしていたが、残り200Mを切ったところでようやく加速。入線後の勢いはマイネルシーガルを上回っていた。ちょっと勿体無い負け方。トウショウカレッジは首を前に突き出しながらの追い上げで、追い切りでみた感じそのままの力走だった。同馬もマイネルシーガルと同じく、直線で最内に入れて距離ロスを抑えていた。 エアシェイディはスタートで前の馬に先に入られて後方からの競馬。道中は何の工夫も無く最後方。4コーナーでも動かず、直線はフジサイレンスが壁になって立ち往生。何とか進路を確保したものの、前を交わすには絶望的な距離。最後は意地だけで4着に持ってきた。重賞を勝てる能力がありながらツキがない。アンカツには色々と物申したいが、こういうのも含めて競馬なので諦めることにする。 グレイトジャーニーは早い段階から一生懸命追って、最後までしっかり伸びながらも結果はお約束の5着。馬主にとっては堅実に稼いでくれる名馬かもしれないが、馬券を買う側としては何の利益も生まない困った馬である。 コイウタはマイケルバローズとは反対にいつもより後方の位置取り。それでいて勝ち馬までコンマ3秒差なら巻き返したほうか。シンボリグランは前半で折り合いを欠いたのが響いた。スウィフトカレントは軽い追い切りからして叩き台がミエミエ。距離ももう少しあったほうが良い。 |