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第42回デイリー杯2歳S(JpnII)
2007年10月13日(Sat) 京都芝1,600M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   4 5 キャプテントゥーレ 牡2 55.0kg 川田将雅 1.35.6 452kg(-2) 3
2 7 11 タケミカヅチ 牡2 55.0kg 木幡初広 1.35.9 1 3/4 494kg(+2) 6
3   8 13 ウイントリガー 牡2 55.0kg 藤田伸二 1.35.9 クビ 454kg(-12) 7
4   8 12 ジョニーバローズ 牡2 55.0kg 岩田康誠 1.36.0 1/2 430kg(+8) 9
5   5 7 シャランジュ 牝2 54.0kg 四位洋文 1.36.0 クビ 416kg(-2) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.3 - 11.3 - 11.9 - 13.1 - 12.4 - 12.0 - 11.0 - 11.6
上がり 4F 47.0 - 3F 34.6
3コーナー 3(5,8)(1,10)(4,2,7,13)(9,12)(6,11)
4コーナー (*3,5)8-(1,2,10)13(4,7)(9,12)(6,11)

■レース回顧 稽古に励んで良血開花・正攻法で完勝キャプテントゥーレ!
■レース解説

 タケミカヅチが出遅れ。インステップキックが抜け出してハナを奪う。キャプテントゥーレ、シゲルハスラットがこれに続く。1馬身置いてマルブツイースター、ツルマルストーム、オースミマーシャル、ウイントリガーが追走。マリエンベルクは後方2番手の内につける。タケミカヅチは最後方待機。インステップキックが先頭をキープするところへキャプテントゥーレが並びかけて直線に向く。キャプテントゥーレがインステップキックを交わして早々と先頭。外からウイントリガーが2番手に上がり前を追う。更に大外からタケミカヅチが飛んでくるも、キャプテントゥーレが楽な手応えのままゴール。


■レース回顧

 ハズレ。栗東坂路4F49秒8が良血開花のサインとはこれまたベタベタですな。(´・ω・`)

 インステップキックが前走に引き続いて前へ。キャプテントゥーレとシゲルハスラットのマークもあってないようなもので、テン3ハロン35秒5(1,000M通過61秒0)とペースは上がらず終い。これだけ流れが緩いのに、4コーナーで仕掛けていった馬はまばら。キャプテントゥーレが楽な手応えでインステップキックを交わしたのを見てハズレを確信。マリエンベルク、もとい小牧ちゃん、何やってんの?

 キャプテントゥーレは鞭が入って一段と加速。走り方にどことなくぎこちなさが残るが、何はともあれ勝てば官軍。結局追い切りで動いたのが反撃の狼煙だったらしい。分かり易過ぎてコメントのしようがない。今回は流れが楽だったので積極的には評価したくない。

 タケミカヅチは見えないところから飛んできた。ゴール前の沈み込むようなフォームが目を引いた。上がり3ハロン33秒6はメンバー最速。やはり真っ直ぐ追えれば走る。今回は若干出負けしており、のっそりとゲートを出たほうが気負わず走れるようだ。

 ウイントリガーの3着は素直に感心。4コーナーで多少追っ付けて、そのまま間髪入れずスパート。途中でマルブツイースターに幅寄せするような場面がありながらも叩かれる度に伸びた。中1週ということで評価を落としたが、直線平坦の上がり勝負ならこの位は走ってくるということか。

 ジョニーバローズはタケミカヅチと併せの状態で突っ込んできた。シャランジュも早めスパートで善戦。ホッコービクトリーも直線半ばまではいい伸びを見せた。このように後方勢にもいいところが沢山あったのだが、肝心のマリエンベルクは直線で全く名前を呼ばれずの惨敗。仕掛けが遅いというのが正直な感想。

 シゲルハスラットが外側へヨレたと同時に外からウイントリガーがやってきたことで、その間にいたオースミマーシャルとマルブツイースターは一時的に進路が無くなって後退。特にマルブツイースターは和田騎手が軽く浮き上がるほどの不利。距離が堪えたのもあるが結果的にこれが一番響いた。ツルマルストームは追い比べに全く加われなかった。


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