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第52回京成杯オータムハンデ(GIII)
2007年9月9日(Sun) 中山芝1,600M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 1 2 キングストレイル 牡5 57.0kg 田中勝春 1.32.6 494kg(-14) 2
2 2 3 カンファーベスト 牡8 57.0kg 江田照男 1.32.9 1 3/4 472kg(+12) 4
3   3 5 マイネルシーガル 牡3 53.0kg 後藤浩輝 1.33.0 3/4 510kg(+8) 1
4 8 15 マイケルバローズ 牡6 55.0kg 横山典弘 1.33.1 1/2 506kg(-12) 6
5   4 8 グレイトジャーニー 牡6 55.0kg 佐藤哲三 1.33.1 クビ 466kg(-4) 8
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.7 - 10.9 - 11.5 - 11.2 - 11.5 - 11.5 - 11.6 - 11.7
上がり 4F 46.3 - 3F 34.8
2コーナー (7,*9,10)11(2,12)(1,3,4,5)6(8,13,16)15,14
3コーナー 12,7(9,10)2(11,4)3,5(1,6)13(8,15,16)-14
4コーナー (7,*12)(2,9,10)(3,11,4)5(1,6)(8,13)15-(14,16)

■レース回顧 マイルで紡ぐ王者の軌跡・半年振りもお構いなしキングストレイル!
■レース解説

 デンシャミチとタガノデンジャラスが競り合いながら前へ。インセンティブガイが直後に続く。ストーミーカフェは中団付近から前へと上がっていく。キングストレイル、カンファーべストはそれぞれ先行集団の直後を進む。マイネルシーガルはこの直後の外を追走。マイケルバローズはグレイトジャーニーと並んで後ろから2頭目で待機。3コーナー手前でストーミーカフェがデンシャミチを交わして単独先頭。直後は一団、マイネルシーガルが外を回して進出。ストーミーカフェが先頭で直線に向くも、直後からキングストレイルが持ったままで進出、ストーミーカフェを交わして先頭に躍り出る。続いてカンファーベストが抜け出して2番手に上がる。キングストレイルが完全に抜け、カンファーベスト以下を寄せ付けず完勝。


■レース回顧

 ハズレ。はいはい、1着−2着−4着。マイネルシーガル頑張ったね、偉い偉い。(-_-)

 前が一団となっての先行争い。ストーミーカフェが行き切れず、デンシャミチとタガノデンジャラスが雁行状態でレースを主導。ストーミーカフェも途中から気合をつけてデンシャミチらに並びかけていった。テン3ハロン35秒1と平均的な流れだったが、見た目には出入りの激しい雑な競馬。結局これらの直後でしっかりついてきたキングストレイルとカンファーベストが美味しいところを持っていった。

 キングストレイルは自分からハミを取っていくような感じで楽々進出。鞭を使ったのは他馬を突き放した後で、ゴール前は手綱を緩めていた。3歳時に10ヶ月振りの競馬でセントライト記念を制したことのある馬で、半年振りの今回もブランクを全く感じさせなかった。勝ち時計は平年並みで、昨年よりコンマ6秒遅かった。

 カンファーベストはキングストレイルより後ろにつけていた分、後追いで詰め切れず。8歳馬とは感じさせないほど動きに活気があった。前走は久々でフラフラ走っていたが、今回は真っ直ぐ走っていた。昨年はここで2着した後、富士Sを使って5着に敗れ、マイルCSでもいいところが無かっただけに次走が正念場。

 前の2頭が順当なら、マイネルシーガルは大健闘と言えるかもしれない。終始外を回して追い通しながらも1頭1頭確実に交わしての3着。カンファーベストとの差は4コーナーでどこを通ったかの差だろう。少なくともカンファーベストとは同等の評価を与えておきたい。

 マイケルバローズは一頭論外の馬(ショウナンパントル)がいたことからすれば実質最後方待機。4コーナー手前から押し上げて大外からじっくり進出。前走同様、悠長な乗られ方だったので届かずでも已む無し。もう少し前が派手にやりあってくれれば前崩れに与れたのかもしれないが…。過去にこのコースで重賞勝ちがあり、道中同じ位置にいたグレイトジャーニーに先着出来たのは力を付けている証拠。

 先行勢はキングストレイルを除き、直線半ばで総崩れ。ストーミーカフェは逃げ切りすら完全ではない状態であの乗り方はどうかと思った。3コーナー手前からのスパートも早かった。デンシャミチはタガノデンジャラスに絡まれた時点で終了。インセンティブガイは好位の一角から直線で姿が見えなくなった。


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