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第58回朝日チャレンジC(GIII)
2007年9月8日(Sat) 阪神芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 7 インティライミ 牡5 56.0kg 佐藤哲三 2.00.0 466kg(-10) 1
2 1 1 ブライトトゥモロー 牡5 56.0kg 川田将雅 2.00.2 1 1/2 496kg(-2) 3
3   8 9 ゴールデンメイン セ7 56.0kg 小牧太 2.00.4 1 1/2 470kg(+6) 7
4   5 5 トウカイカムカム 牡6 56.0kg 幸英明 2.00.5 クビ 440kg(+10) 9
5   3 3 コスモプラチナ 牝4 54.0kg 角田晃一 2.00.5 クビ 426kg(-2) 8
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.3 - 11.4 - 13.2 - 12.7 - 12.5 - 12.1 - 11.6 - 11.2 - 11.4 - 11.6
上がり 4F 45.8 - 3F 34.2
1コーナー 10,2-9(3,4)(5,7)(1,8)-6
2コーナー 10,2-9(3,4)(5,7)(1,8)6
3コーナー (*10,2)-(3,9)-(5,4)7(1,8)-6
4コーナー (*10,2)-(3,9)4(5,7)(1,8)-6

■レース回顧 有意義に過ごした夏休み・直線一気で完全復活インティライミ!
■レース解説

 タマモサポートが出を窺う中、外からヤマトマリオンが仕掛けてハナを奪う。タマモサポートは2番手に落ち着き、ゴールデンメイン、コスモプラチナがこの後に続く。インティライミは中団、ブライトトゥモローはその内を追走。メイショウカイドウは最後方を進む。3コーナーを過ぎたところでタマモサポートがヤマトマリオンに並びかけていく。この2頭が並んで直線に向き、タマモサポートが僅かに抜け出す。しかし両脇からトウカイカムカム、コスモプラチナが接近。俄かに混戦になったところへ大外からインティライミが進出、内の各馬を楽に交わして先頭。後方から突っ込んできたブライトトゥモローを寄せ付けずゴール。


■レース回顧

 ハズレ。そういや去年のこのレースは買い間違いで儲かったっけ。あのツキは今どこへ…。(-_-)

 コスモプラチナはスタートから抑え気味。行きたい馬不在を見越してヤマトマリオンが先手を取った。タマモサポートは無理せず2番手。1,000M通過62秒1と楽逃げだった一方、先行2騎と後続の差は最大で3馬身程度。終盤のペースアップで後続が押し寄せ、直線は完全に瞬発力勝負の場となった。

 インティライミは抜群の脚色で他を圧倒。外を回して直線に向いたにも関わらず、前の馬を交わすのにはそれほど時間を要しなかった。この中では格が違ったということか。実に1年8ヶ月振りの「復活」。暴走して失速したアメリカジョッキークラブC、シンガリ負けを喫した中山記念が嘘のような快勝だった。

 ブライトトゥモローは4コーナーでインティライミ以上に手が動き、インティライミが抜け出した後で外へ持ち出していた。上がり3ハロン33秒3はインティライミと同じ最速を計時。今週の追い切りが6〜7割位の出来だったので、ここを使って更に良くなると思う。

 3着以降は団子。ゴールデンメインはゴール間際で地味に逆転。しかしインティライミには遠く及ばなかった。トウカイカムカムは最内強襲も突き抜けるまでには至らず。上がりだけの競馬になったのもこの馬としては良かった。コスモプラチナは控える競馬で入着狙いだったのかもしれない。

 タマモサポートはヤマトマリオンに先に行かせ、4コーナーでも持ったままだったにも関わらずこの有様。坂に差し掛かったところで勢いがなくなっていたところをみると、この馬は坂のあるコースがダメなのかもしれない。フェイトトリックスは加速しかかったところでインティライミに先に入られて終了。


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