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第58回朝日チャレンジC(GIII)
2007年9月8日(Sat) 阪神芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ブライトトゥモロー 98 このところの堅実さは評価。元来左回りのほうが良い。
2 2 タマモサポート 94 行く気に任せて押し切る。好調キープで引き続き注目。
3 3 コスモプラチナ 92 嵌った時の逃げ脚侮れぬも阪神での成績がイマイチ。  
4 4 フェイトトリックス 95 そこそこ差し込める。前がもつれるようなら食込みも。
5 5 トウカイカムカム 調教量は充足。それを実戦で生かせるかは未知数。  
6 6 メイショウカイドウ 82 前走が余りにもお粗末。前に行ければ多少はマシか。  
7 7 インティライミ 98 久々ながら仕上がる。道中しっかり折り合えるかが鍵。
8 ヴィータローザ 98 ジリ脚慢性化。追い切りは時計出たが終いバタバタ。  
8 9 ゴールデンメイン 89 前走競り合いを内から抜ける。ただ今回は相手強い。  
10 ヤマトマリオン 92 道中の位置取りからして冴えない。付いて回るだけか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 真夏を使った強みを生かせ・順風満帆タマモサポート
■予想構築

 まずは以下の資料を参照されたい。

【上位馬の前走とレース間隔一覧(過去10年)】
年度 1着馬 2着馬 3着馬
'97年 シンカイウン(牡5・55kg)
小倉記念3着[中3週]
エイシンサンサン(牝5・53kg)
小倉記念5着[中3週]
パルスビート(牡3・54kg)
北九州記念2着[中6週]
'98年 ランフォザドリーム(牝4・54kg)
北九州記念3着[中6週]
ファンドリロバリー(牡5・55kg)
小倉記念7着[中7週]
サンライズフラッグ(牡4・56kg)
宝塚記念8着[2ヶ月]
'99年 ツルマルツヨシ(牡4・54kg)
北九州記念4着[中6週]
メイショウオウドウ(牡4・55kg)
TVQ杯1着[中2週]
ニシノダイオー(牡7・56kg)
新潟記念13着[中1週]
'00年 ミッキーダンス(牡4・56kg)
小倉記念1着[中3週]
ブリリアントロード(牡5・58kg)
札幌記念10着[中2週]
マルカコマチ(牝5・53kg)
小倉記念5着[中3週]
'01年 イブキガバメント(牡5・56kg)
天の川S1着[中3週]
トウカイパルサー(牡5・56kg)
北九州記念4着[中7週]
ニホンピロスワン(牝4・54kg)
マーメイドS5着[2ヶ月]
'02年 タップダンスシチー(牡5・56kg)
函館記念8着[中7週]
イブキガバメント(牡6・58kg)
小倉記念2着[中3週]
トゥルーサーパス(牡3・53kg)
ストークS1着[2ヶ月]
'03年 カンファーベスト(牡4・56kg)
新潟記念2着[中1週]
アラタマインディ(牡6・56kg)
小倉記念9着[中3週]
ヒマラヤンブルー(牡5・56kg)
札幌記念4着[中2週]
'04年 スズカマンボ(牡3・53kg)
東京優駿5着[4ヶ月]
ヴィータローザ(牡4・58kg)
エプソムC6着[3ヶ月]
メジロマントル(牡7・56kg)
朱鷺S1着[中3週]
'05年 ワンモアチャッター(牡5・56kg)
小倉記念2着[中3週]
エリモハリアー(セ5・57kg)
札幌記念6着[中2週]
ツルマルヨカニセ(牡5・57kg)
小倉記念3着[中3週]
'06年 トリリオンカット(牡6・56kg)
新潟記念7着[中1週]
コンゴウリキシオー(牡4・58kg)
小倉記念5着[中5週]
ケイアイガード(牡5・57kg)
関屋記念9着[中4週]
※黄セルは夏開催(ローカル3場開催)を示す。

 朝日チャレンジCは夏開催の延長戦としての意味合いが濃く、「〜記念」に代表されるローカル重賞を経由した馬が数多く連対している。夏競馬を使わなかった馬が連対したのは過去10年で'04年の1回のみ。この年は出走11頭のうち7頭が2ヶ月を超える休み明けだった。

 夏競馬を使わなかった馬の敗退例としては、上表に示した'98年3着サンライズフラッグ(1人気)や'02年3着トゥルーサーパス(1人気)の他、阪神大賞典2着以来半年振りだった'05年6着サクラセンチュリー(牡5・58kg、2人気)、NHKマイルC以来4ヶ月振りだった'05年11着ビッグプラネット(牡3・53kg、3人気)などが挙げられる。休み明けはダメとは言わないが、夏を使った馬が優勢なのは確かだろう。


 タマモサポートは福島テレビオープンで差し損ねた相手が後の新潟記念馬にしてサマー2000チャンピオンに輝いたユメノシルシ。前走はスタートを決めてそのまま。新潟大賞典でシンガリ負けを喫したコースを楽勝したのは変わり身があった証拠。追い切りは栗東坂路で4F52秒6−1F12秒4。多少頭を上げたがラストまで良く伸びた。

 インティライミは気分屋で折り合い次第。コスモプラチナの逃げならスローは回避できそうで、好位から差す形に持ち込めるなら勝つところまでを想定。追い切りは栗東DWで6F80秒6−1F12秒0。馬場の外を回り、直線軽く仕掛けて終いしっかり。今回のメンバーでは仕上がりが最も良く見えた。

 ブライトトゥモローは左回り4戦で【3・1・0・0】に対して右回りは13戦で【2・2・3・6】。追い切りは栗東坂路で4F52秒3−1F12秒7。格下の併走馬相手に一杯に追って同入では取りこぼしがあっても文句は言えない。フェイトトリックスは米子S(3着)で手綱を取った熊沢騎手に戻る。追い切りは栗東CWで6F80秒9−1F12秒1。動きがいかにも硬く、前走からの上積みは微妙なのだが人気は無さそうなので狙ってみる。

 メイショウカイドウは勝ちを狙った仕上げで惨敗した前走がいかにも不満。ヴィータローザはあの追い切りで上位に来れたら褒める。ゴールデンメインはもう少し距離があったほうが良い。コスモプラチナはマーメイドSが不甲斐なかった。ヤマトマリオンとトウカイカムカムは要らんでしょ。

◎タマモサポート
○インティライミ
▲ブライトトゥモロー
△フェイトトリックス


■馬券構築

 タマモサポートから馬複・3連複流し。

[馬複] タマモサポート−インティライミ 30%
[馬複] タマモサポート−ブライトトゥモロー 30%
[3連複] タマモサポート−インティライミ−ブライトトゥモロー 20%
[3連複] タマモサポート−インティライミ−フェイトトリックス 10%
[3連複] タマモサポート−ブライトトゥモロー−フェイトトリックス 10%


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